自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作81話 あらすじ タッシールに伝えるラティルの合言葉

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81話 ヒュアツィンテが変な女と一緒にいると侍女から報告を受けたアイニでしたが・・・

◇アイニの静かな怒り◇

ヒュアツィンテには、

ラトラシルしかいないのに。

 

アイニは、侍女の叫び声に

首を傾げました。

ヒュアツィンテは純情な男でしたが、

その純情を自分に与えないのが

問題でした。

そんな男が、密かに、

変な女を連れて来たなんて。

 

アイニは、

商人か使節団か、

新しく来た官吏だろうと

言いましたが、

侍女は、それを否定し、

皇帝は、その女をマントで包んで、

ある部屋へ連れて行き、

2人でしばらく、その中にいたようだ。

外国の使節団や官吏を、

執務室や会議室でもない

奥まった部屋へ連れて行って、

長い間、いるわけがないと

主張しました。

侍女の声は怒りと興奮で

いつもより浮き立っていて、

アイニはこめかみの痛みに

酔いまで加わり、顔をしかめました。

 

侍女は、皇帝が執務室に

ある彫像を持ってきたが、

それは、その変な女を

彫刻したものだと言いました。

 

何を言っているのか。

 

アイニは、舌打ちしながらも

ベッドから立ち上がり

応接間を横切って廊下へ出ました。

侍女の言葉をすべて

信じることはできませんでしたが、

あんなに騒ぎ立ているところを見ると

何か普段と違うことがあり、

それが何かを確認するためでした。

しかも、ずっと横になっていたので

腰が痛くなり、

外の空気に触れたいとも思いました。

 

ところが、

アイニがヒュアツィンテに会う前に

庭園が見下ろせる

3階のテラスに行き、

眼下に広がる黄色いバラ園を

眺めていたアイニの目に、

侍女の話していた変な女が

入ってきました。

 

ごわごわして傷んだように見える

灰白色の髪を束ねて、

飾り気のない薄紫色のドレスを着た

見知らぬ女性が皇帝と肩を並べて

バラの道に沿って歩いていました。

 

あれを見てください。

密かに連れてきたどころか

堂々と連れ立って歩いています。

 

と一緒に連れて来た侍女が

最大限低い声でブツブツ言いました。

 

最近、アイニが

ベッドに横になっている時間が

長くなったのは、

恋人の死や親友の死、

死んだと思っていた恋人の復活に

驚いているからではなく、

侍女であり友人でもあった

レドロの死後、

再び会うことになった

ヘウンの姿でした。

ピアノルームで会った時は、

自分の顔さえ

見せたくなかったようで、

すぐにいなくなったのに、

今度は、彼女の部屋の窓際に

完全な姿で現れました。

反乱を起こす前の元気な姿とは

ほど遠かったものの、

目鼻立ちや手足は健康で、

血色が少し悪いだけでした。

 

君に会いたかったと、

ヘウンはにこやかに笑いながら

近づいてきましたが、

その日以来、アイニは

なぜ、友人が死ぬや否や、

ヘウンの状態が好転したのか、

不快な疑念を抱かざるを

得ませんでした。

 

狂ったように、死者の復活と

黒魔術などについて

調べ始めたアイニは、

ヘウンが昔の姿を取り戻したのは、

死体を食べるとか、血を飲むとかして

レドロを

殺したからではないだろうかと

考えるようになりました。

その理由は、

レドロが取りに行こうとした

御守りでした。

 

ところが、このような状況で

夫は女性を連れて来た。

アイニは、

熱くて静かな怒りを感じました。

 

侍女は、

皇后陛下が簡単に離婚を

してくれそうにないので

わざと、

あのようにしているのは明らかだ。

ダガ公爵を動員してでも、

圧力を加えなければならないと

主張しました。

 

しかし、アイニは

勝手にさせておくように。

自分を傷つけようと

しているようだけれど、

絶対に退かないと言いました。

 

アイニがテラスを離れると、

最初に話をした侍女は、

後にいる別の侍女を振り返り、

皇后陛下は、全てが良いけれど

とても防御的だ。

攻撃が最高の防御であることを

なぜ分からないのかと

不平を漏らしました。

もう1人の侍女は、

自分たちで、あの女を片付ける。

そうでなくても、最近、

皇后陛下は身体の調子が悪いので

あんな女に

大手を振らせてはならないと

言いました。

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◇夫婦の問題◇

ラティルが話の途中で、

テラスを見上げたので、

ヒュアツィンテは、

バラを1本手折ると

「なぜ?」と尋ねました。

ラティルは、誰かが

見下ろしているようだと答えると

ヒュアツィンテは、

たくさん見下ろす人がいると

言いました。

 

気にしないの?

 

とラティルが尋ねると、

ヒュアツィンテは、

自分と皇后の仲が悪いのは、

全国民が知っている話だからと

答えました。

 

彼女が黙っていると、

ヒュアツィンテは、

ラティルが気にすることではないと

言いました。

 

ラティルは、

気にすることではなさそうだけれど

以前、少しアイニに会った時は、

良い人のようだったと言いました。

 

しかし、ヒュアツィンテは、

自分とあの女の問題は、

良い人であるかどうかの

問題ではないと言いました。

 

どういうことなのかと

ラティルが尋ねると、

ヒュアツィンテは、

自分はあの女の敵だ。

愛した男を殺して、

皇帝の席に就いた敵。

自分にとってあの女は、

自分を殺そうとした

弟の恋人だったのに、

自分の妻になった女だ。

あの女と自分は夫婦として暮らしても

一生、お互いを疑うしかない。

ラティルが絡まなくても同じだから

本当に気にすることはないと

きっぱり言いました。

 

ヒュアツィンテは、

手折ったバラの棘を抜き始めました。

もう、その話はしたくないという

態度でした。

確かに、自分も

ヒュアツィンテが

ハーレムのことに小言を言ったら

嫌だろう。

いずれにせよ、

ヒュアツィンテと自分は他人で、

ヒュアツィンテ夫婦の問題は、

彼自身が分かっていることだからと

考えました。

 

ラティルは、

助けを求めに来た身分なので、

ヒュアツィンテの意向を尊重し、

適当に他の話をしました。

 

ここで鳥の声を聞くのはいいことです。

 

真心がこもっていません。

 

本当です。

ここの鳥の声を聞くと、

あなたが小さくて可愛い

白いネズミのように、

私たちの国に忍び込んだことが

思い浮かびます。

あの時も、

鳥たちが鳴きまくっていました。

ネズミを見て鳴いたのか。

 

あの小さくて可愛い白いネズミが、

もしかしたら、狡猾だったという

意味ですか?

 

ラティルは咳ばらいをして

視線をそらすと、

呆れたように笑いました。

 

幽霊に取り付かれた彫像に

扮して来た人よりは、

小さくて可愛い白いネズミの方が

ずっといい、ペテン師さん。

 

誰に詐欺師だと言っているの?

 

とラティルが抗議すると、

ヒュアツィンテは

話題を変えて、鳥たちは

ラティルが即位した時に

放したのか、

自分が留学していた時は、

鳥があまりいなかったのを

覚えていると話しました。

ラティルは「違う」と否定しました。

それに対してヒュアツィンテは

いつから鳥が増えたのか尋ねました。

 

ラティルは、

 

何を言っているの?

鳥が増えたって・・・

 

と話をしようとして、

首を傾げました。

かつて、ヒュアツィンテが

留学していた時、

カリセンには鳥が多いので

ラティルがカリセンに来たら、

鳥が湖で水浴びしているところを

見せたいと言っていたのを

思い出したからでした。

 

元々、鳥はあまりいなかったのに、

なぜ、今は鳥が多いのか。

偽者が現れ、逃げる前、

ラティルはハーレムを行き来しながら、

鳥の鳴き声をよく聞きました。

それを聞きながら、

おかしいと思わなかったので、

おそらく鳥の声は

自然に増えて行ったと思いました。

 

ラティルは目を丸くして立ち止まり、

レアンか敵か分からないけれど

鳥を使って、宮殿内の情報を

やり取りしていたに違いないと

言いました。

 

ヒュアツィンテが「情報?」と

尋ねると、

ラティルは、

情報がどんどん漏れていたので、

宮殿内部に敵が多いと

ずっと考えていたけれど、

鳥を利用すれば、敵が少なくても、

素早く情報をやり取りできる、

と説明しました。

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◇タッシールへの伝言◇

ラティルの頼みで、

ヒュアツィンテは

外に行きやすい場所に

客用の部屋を用意してくれました。

ラティルは急いで机に向かい、

首都の旅館で

ラティルからの連絡を待っている

カルレインに手紙を書きました。

その手紙は、

ヒュアツィンテが貸してくれた

信頼出来る使いの者が

宮殿への通行証と共に

カルレインに

渡すことになっていました。

 

ところが、使いの者が

カルレインのもとへ到着する一足先に

黒林の暗殺者たちが

カルレインを襲っていました。

 

暗殺者の1人は、

下女と駆け落ちしたという者が、

なぜ、ここで

自分たちを詐称しているのかと

皮肉を言いましたが、

カルレインは返事をする代わりに、

5人の暗殺者を順番に見ながら、

必要なのは1人だけれど、

残りはどうしようかと

陰惨に呟きました。

 

そして、暗殺者たちが、

カルレインが何を言っているのか

理解する前に、彼は5人を制圧し、

カルレインは

再び元の位置に戻ると

机に静かに座りました。

 

暗殺者たちは全員、

カルレインが動くと感じるや否や、

ふくらはぎや膝に大きな衝撃を感じて

床に転がりました。

彼らは内心ため息をつきました。

傭兵王に善良なイメージはなく、

引き受けた依頼は、

恐ろしい程冷静に処理をするので、

きっと今回も、不気味な顔で

自分たちを皆殺しにすると

思いました。

しかしカルレインは、

彼らの首と身体を分離する代わりに、

一番近くにいた暗殺者の

胸倉をつかんで立たせると

 

あなたたちの頭に伝えなさい。

 

と奇妙なことを言いました。

 

頭と聞いて、暗殺者たちは

互いに顔色をうかがいました。

傭兵王が、いきなり自分たちを

詐称したのも変だけれど、

急に頭に話を伝えろだなんて。

しかし、相手は、

彼らが反撃する勇気が出ないほど

彼らを打ち破った人でした。

胸倉をつかまれた暗殺者が頷くと、

カルレインは彼を床に放し、

不気味な目で見下ろすと、

一字一字言いました。

 

闇市場、カレイ、

アイスタッシールに

クリームを乗せて。

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◇宮殿へ◇

なぜ、傭兵王は

頭の上にクリームを乗せて欲しいと

要求するのか。

なぜ闇市場

カレイを買って欲しいのか?

 

混乱に陥った暗殺者たちが

追われるように出て行くと、

ラティルの任務を

完璧に遂行したカルレインは、

彫像のふりをして宮殿に侵入した

ラティルのことが心配で、

窓を開けて宮殿を眺めました。

 

大きな彼の身体を隠すほど、

空が暗くなってきたので、

カルレインは気配を隠して、

ラティルが無事であることを

確認しに行くべきか

考えていましたが、

すぐにヒュアツィンテの使いが

ラティルの手紙と通行証を

持って来てくれました。

 

彼は顔まで隠せる

ゆったりとしたマントを着ると、

ヒュアツィンテの使いと共に

宮殿に入りました。

使いは、カルレインが

通行証を受取ってすぐに、

付いてくるとは思わなかったので

非常に困惑した様子でしたが、

カルレインは、

他の人たちの困惑に

あまり興味がありませんでした。

その後も、

黙って使いの後を付いて行った

カルレインでしたが、

気まずい状況に耐えかねた使いが、

彼にラティルの泊っている方向を

教えると、

カルレインは使いから離れ、

1人で、そちらへ

歩いて行きました。

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◇皇后の行き先◇

同じ時刻、

ヒュアツィンテは、

アイニとヘウンについて話すために、

とても久しぶりに

皇后の部屋を訪れました。

しかし、アイニの姿はなく

部屋に残っていた侍女たちは、

皇后は少し散歩に出ていると

答えました。

彼女たちは普段以上に

ヒュアツィンテを

快く思っていない様子でした。

 

彼は、ここで待つと

言おうとしましたが、

ラティルが庭で言ったことを

突然思い出して気づきました。

 

皇后は誰かを訪ねているのか。

 

ヒュアツィンテが呟く言葉に

表情管理のできない侍女が、

手をくねらせて

視線を落としました。

ヒュアツィンテは舌打ちをすると

ラティルがいる所へ足を運びました。

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◇カルレイン◇

ヒュアツィンテの予想通り、

アイニは、

「皇帝がある女性を隠しておいた」

客室へ向かって歩いていました。

隠しておいたと言うには

あまりにも大っぴらでしたが、

危害を加えるつもりは

ありませんでした。

しかし、なんだかんだ言っても

ヒュアツィンテの妻は自分なので、

彼が連れてきた女性はどんな人なのか

不愉快な好奇心がありました。

 

その女性が泊っているという

部屋の近くに到着すると、

とても背の高い誰かが、

扉の前に立っていました。

マントのフードを

深く被っているので

顔は見えませんでしたが、

とても威圧的な雰囲気がありました。

その人も、自分以外のお客さんが

来ると思っていなかったのか、

人の気配を感じると、

アイニの方を向きましたが、

興味なさそうに、

すぐに顔を背けました。

 

一体誰なのか、

アイニは首を傾げていると、

閉まっていた扉が開き、

 

来たの?

 

と声がしました。

飛び出て来た女は、

先ほど、テラスで見た

灰色の髪の女でした。

女はマントを被った人を

とても嬉しそうに出迎えましたが、

アイニを見つけると

目を大きく開いて

彼女が誰なのか知っているように

「あれ?」と声を上げました。

 

知り合いですか?

 

マントを被った人も、

ようやくアイニの方を見て、

灰白色の髪の女に

質問しましたが、

その瞬間、アイニは

心臓が床まで響くくらい

ドキドキするのを感じ、

唇を震わせました。

 

カルレイン?

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ラティルとタッシールが

一緒に闇競売場へ行ったこと、

ラティルがカレイのような目で

睨みつけた時に、

カレイを食べていたこと、

タッシールが

アイスタッシールに

クリームを乗せてと言ったことを

レアンと母親は知らないと思うので

タッシールは本物のラティルを

見分けてくれそうです。

 

アイニの心理として、

自分の恋人を殺した男と

結婚するのは

かなり辛かったと思うのですが、

ヒュアツィンテも、

自分を殺そうとした弟の

恋人と結婚するのを

快く思わなかったようです。

権力を得るためには

仕方がなかったのでしょうけれど

政略結婚は

本当に残酷だと思います。

 

今まで、さりげなく書かれていた

鳥の鳴き声の描写。

まさか、ここでその正体が

出てくるとは

想像していませんでした。

 

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