自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作115話 あらすじ クラインを寵愛しているふりをするラティル

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115話 クラインの誕生パーティを開くことになったラティルでしたが・・・

◇司書の怒り◇

今度の皇帝陛下はひどいです。

 

ゲスターは長い廊下を歩いている間、

トゥーリは、

その横を元気に歩いていましたが、

ゲスターからの返事は

ありませんでした。

 

彼は、図書館の前で、

自分はしばらくここにいるので

用事があったら来るようにと

トゥーリに指示しました。

彼は一緒にいると言いましたが、

ゲスターは1人で居たいと

浮かない顔で呟きました。

 

トゥーリがいなくなると、

ゲスターは1人で本棚へ行き、

読みかけの本を取り出し、

隅に腰かけて本を開きましたが

座った途端、

涙がポロポロこぼれてきました。

ゲスターが来たことを知った司書は、

わざと重い本を持って、

そのそばを通り過ぎる時に

その光景を見て、はっとして、

慌ててゲスターの方へ行きました。

ゲスターは、

まだ目頭を赤くしていました。

彼は人の気配を感じて振り向くと

極まりが悪いのか

自分の顔を隠そうとしました。

その哀れな姿を見た司書は、

もじもじしながら

ハンカチを取り出し、

ゲスターに差し出しました。

彼は物悲しそうに笑って

ハンカチを受取りました。

 

自分が近くにいると

ゲスターに

迷惑がかかると思った司書は

すぐに彼から離れて

ゲスターの目の届かない所へ

行きました。

しかし、それでも、

十分ではなかったので

彼女は司書だけが入れる

休憩室に入りました。

 

司書は扉にもたれて息を吐くと、

先に休憩室に入って、

お菓子を食べていた同僚の司書に、

どうしたのかと聞かれました。

司書は、

ゲスター様が泣いていると

答えましたが、

同僚の司書は関心がないのか、

お菓子を食べ続けていました。

司書は扉に背中を付けたまま

しゃがみ込みました。

それを見た同僚の司書は、

 

あなたが泣かしたの?

どうしたの?

 

と再び尋ねると、

司書は膨れっ面をして、

数年前から図書館へ出入りしている

ゲスターのことが気になると

答えました。

自分は違うと

同僚の司書は言いました。

司書が、

ゲスターが皇帝のせいで泣いていると

言うと、同僚の秘書は

あなたのせいではないと

答えました。

 

司書は、ゲスターは

自分が今まで見た中で

一番清らかで、きれい。

男好きの皇帝の下に入ったせいで

苦労していることに

とても腹が立つと言いました。

同僚の司書は、

特別な事ではないと答えました。

 

こんなことが何度もあるのにと、

司書は、ハアハア言いながら

同僚の司書を見つめると

彼女は、半分くらい

食べ終わったお菓子の袋を丸めて

テーブルの上に置くと、

司書を立たせてくれました。

そして、ゲスターは

ハーレムに入らなくても、

身分の上で、

司書と結ばれることはないので

深入りしないように忠告しました。

しかし、司書は、

彼が自分と結ばれなくても

ゲスターだけを見守ってくれる

貴族の令嬢がたくさんいる。

そのうちの一人と結ばれていたら

今のように泣くことはないと

訴えました。

 

同僚の司書は、

その令嬢たちの中にも

良い人と悪い人がいるはずだと

反論しました。

しかし、司書は、

それでも、今よりはまし。

悪い女に出会っても、

ロルド宰相は

子供を大事にする人だから

離婚させてくれる。

しかし、皇帝相手では

それもできないので、

ゲスターは離婚することもできない。

あんなに泣いているのが

とても残念だと訴えました。

 

同僚の司書は、つい舌打ちをして、

先ほど座っていた席に腰をかけ、

テーブルに足を乗せて

つっけんどんに司書に警告しました。

 

同情するのは勝手だけれど、

必要以上に心を注いだところで

損をするのはあなただということを

知っておいてね。

怒るのは、

そのくらいにしておきなさい。

 

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◇クラインの誕生パーティ◇

パーティの日、ラティルは、

クラインを連れて登場しました。

 

ぴったりくっ付いている。

 

偽者事件の時に、

偽者が偽者だと気づかなかったのは

クライン様だけなのに、

あれだけ

気を遣っているということは

本当に寵愛しているようですね。

 

カリセン皇帝に助けられたから

お祝いしているのかも。

カリセンと

同盟を結ぶつもりなのかも。

 

ラティルはひそひそ話に

気付かないふりをして、

わざと愛情を込めた目で

クラインを見つめました。

 

普段は、けばけばしい服を

着ているクラインが、

今日は本物の皇子のような

服装をしていました。

そのおかげで、

いつもより華やかに見えましたが

顔の美しさが際立っていて

その華やかさを押さえていました。

クラインは一見しても美しいけれど

よく見ると、いっそう美しく

感嘆の言葉しか出て来ませんでした。

そのおかげで、

ラティルが突然クラインを持ち上げても

皆、変に思うより、

あれならと納得している様子でした。

 

ラティルは、

火月国に留学した料理人が作った

火月料理が美味しいと言って

クラインに食べさせると、

彼は満足げに頷きました。

 

貴族たちは見て見ないふりをしながら

頭の中で色々計算していました。

特にロルド宰相とアトラクシー公爵に

近くない貴族たちは、

より頭を転がしました。

 

クライン皇子が皇配になれば

国と国の結合に役に立つ。

カリセンは手を結んで

悪い国ではない。

 

クライン皇子は、皇配になるには

あまりにも頭が悪い。

 

頭が悪いからこそいい。

クライン皇子の後ろに

権力全てを

手に入れようとする人はいない。

 

ロルド宰相やアトラクシー公爵が

権力を握るより、はるかに役立つ。

 

自分が望んでいる雰囲気が

作られているように見えたので

ラティルは、

もっとクラインを気遣いました。

彼は訳も分からず、

ラティルにくっ付いて、

ダンスも一緒に踊りました。

ダンスが終わると、

クラインはラティルの手首を握り

彼女が自分のことを

一番愛していることを知っていると

確信に満ちた言葉で伝えました。

 

人々の耳が、ラティルたちの方へ

注がれると、

ラティルは、それを否定せずに、

あまりにもグルグル回っていたので

頭がクラクラする。

2人だけで、どこかで休もうと

言いました。

 

それを聞いた人々は、

クラインを露骨に気遣っている、

他の人は邪魔なのかと

口々に話しました。

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肖像画

ラティルが、

自分はロードだろうかという悩みを

先送りにして、

2つに分かれた力のバランスを

3つに分けようと努力している一方で

トゥーラも、

自分は本当にロードだろうかという

不安に陥っていました。

しかし、自分は偽者だと思うかと

部下に聞くことはできないので、

ラティル以上に

息が詰まりそうでした。

 

隣に座って

黒魔術の本を読んでいたアナッチャは

そんな息子を見て、

何か悩みがあるのかと尋ねました。

トゥーラは、自分が

ロードではないかもしれないという

心配を打ち明けることはできず、

どうしたらいいかわからない。

こんな時は、兄弟姉妹がいたら

いいと思うと答えました。

言葉だけでなく、

心から言っているようでした。

 

アナッチャは、

兄弟姉妹も仲が良ければいいけれど

後頭部を叩かれることもある。

ラティルとレアンのように、

一番近くにいる敵を相手にするのが

一番大変だと言いました。

 

ラティルとレアンの仲が

良いと思っていたトゥーラは

アナッチャの意見に同意できずに

首を傾げました。

一時、トゥーラは自分にも

ラティルのような妹がいればいいのにと

思ったことがありました。

ラティルが、短い足で

ヒルのようにレアンを追い回すのを

羨ましいと思っていました。

後にアヒルはワニだということが

分かっても

自分のワニなら可愛いと

思っていました。

しかし、アナッチャは鼻で笑い、

自分の妹を疑って

父親に何度も妹を調べるように

話をしていたレアンは

本当にラティルのことが

好きだったのだろうかと

疑問を呈しました。

 

何を言っているのかと

尋ねるトゥーラにアナッチャは、

レアンがラティルを

疑っていたことで、

悩んでいる先皇帝を見たと

答えました。

本当かと尋ねるトゥーラに

アナッチャは、

先皇后がラティルを裏切ったと

人々は話しているけれど

主犯はレアンだと思うと答えました。

 

初めて聞く話に

トゥーラは驚きの表情で

母親を見ました。

彼は先皇后とレアンが

ラティルを裏切ったことを

知りませんでした。

彼は手で首のあたりに触れると

かすかに線を感じました。

アナッチャは首を傾げましたが

人里離れた地下城で

孤立して生きていれば、

情報に疎いのも仕方がないと思い

再び本に熱中しました。

 

トゥーラはしきりに首を触りました。

母親との会話で、

自分に与えられた情報が

限定的であることに気づき、

改めて疑わしいと思いました。

 

トゥーラは、

なぜ、キツネの仮面は

この話をしてくれなかったのかと

母親に尋ねました。

アナッチャは、

彼に関係のないことだから

話さなかったのではないかと

答えました。

けれども、トウーラは、

しばしば皇居の話をしてくれた

キツネの仮面が

その大きな事件についてだけ

何も話さないのはおかしいと

言いました。

 

しばらく悩んだトゥーラは

それについてキツネの仮面に

聞いてみようと思いましたが、

いくら探しても、見当たらず

キツネの仮面が出かけるのを

見ていないのに、

彼は自分の部屋にもいませんでした。

 

トゥーラは、

後でキツネの仮面を探すことにして、

彼の部屋から出ようとしましたが、

扉を2/3閉めたところで、

キツネの仮面の予備の仮面の下から

肖像画の端が

飛び出ているのを見ました。

トゥーラはそちらへ近づき

肖像画を引っ張りました。

それを見たトゥーラは、

なぜ、キツネの仮面が

これを持っているのかと、

非常に驚きました。

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◇寵愛を奪う方法◇

その時刻、

権力に関心の高い中立貴族たちは、

ラティルがクラインを

最も寵愛していることに頭を悩ませ、

権力に関心のない中立貴族たちは、

ここぞと思い、

ロルド宰相とアトラクシー公爵を

嘲笑っていました。

 

陛下の寵愛について争っていたのに

クライン皇子に持って行かれた。

 

同じ日、同じ時間のパーティの

招待状を送って来るなんて。

どれだけ困っていたのか。

 

どちらにも関わりたくないし、

どちらとも

戦いたくない人もいるのに、

片方に付けと急き立てた。

 

このような空気を感じ取った

アトラクシー公爵は

タッシールとばかり話して

ラティルのそばへも行けない

ラナムンを見て、

これはダメだと思いました。

彼は、ロルド宰相の所へ行き、

外国の皇子を

皇配にすることはできないので、

ラティルのクラインへの関心が

なくなるまで、

戦うことを止めて、

自分たち2人で力を合わせたらどうかと

提案しました。

しかし、ロルド宰相は

アトラクシー公爵が差し出した手を叩き

彼の息子が皇配になるのを見るより

外国の皇子が皇配になる方が

100倍もマシだと言うや否や、

彼を睨みつけて、

その場を離れました。

 

もちろん本気ではありませんでした。

一緒に側室になっている時は

良いけれど、

風が吹いても飛ばされないように

育てた息子が、

誰かの下で気後れして

生きることを考えると、

ロルド宰相も耐える自信が

ありませんでした。

 

ゲスターは心が弱いけれど、

彼と膝を突き合わせて、

クラインから寵愛を奪う方法を

研究する必要があると思い、

ロルド宰相は、

ゲスターを探しました。

もちろん、これは悪いことではないと

ゲスターを説得するつもりでした。

しかし、いくら探しても

ゲスターの姿は見当たりませんでした。

 

あちこち探した末、ロルド宰相は

パーティ会場から少し離れた

階段付近にいる

ゲスターを見つけました。

彼は階段の横から上を見ていました。

 

ロルド宰相は、

すぐにそちらへ向かいましたが、

大きな柱を一つ通り過ぎて、

少しの間、そちらを見ないうちに、

いつの間にかゲスターは

いなくなっていました。

 

息子はどこへ行ったのかと

ロルド宰相は

キョロキョロ見回していると

後からドカンと

何かが落ちて来る音がしました。

傷ついた息子が

飛び降りたのではないかと思い

ロルド宰相はそちらを振り返りました。

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久しぶりにクラインが

登場したと思ったら、

貴族たちの勢力分布図を

変えるためだけに利用されたのは、

ちょっと可愛そうだなと思いました。

ラティルの目の保養には

なったようですが・・・

頭は良くないし、直情的で

単純なクラインですが、

子供のような純粋さを持ち、

ちょっとしたことでも

傷つく人だと思います。

今後、クラインが

あまり傷つかないことを願います。

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