自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作171話 あらすじ カルレインを不愉快にさせる子供

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171話 ドミスに化けたアイニの所へギルゴールが現われました。

◇狂気の男◇

白い髪の男は、とても美しいけれど

アイニが見た中で、

一番、鳥肌が立つ雰囲気でした。

斧を持って現れたレドロさえ、

そのようではありませんでした。

相手の真っ赤な瞳を見たドミスは

彼が人間でないことに気づきました。

白目が赤くなるのは、吸血鬼が

興奮した時に現れる特徴でした。

 

相手が吸血鬼だと分かると

アイニは勇気を出して、

 

止まれ!

 

と命令しました。

 

今は、吸血鬼のロードではなくても

吸血鬼たちは長い間生きているので、

500年以内に

新たに吸血鬼になった者ならともかく

それ以上生きている吸血鬼なら、

ドミスの顔を見分ける確率は

高いと思いました。

吸血鬼のロードの存在は、

彼らにとって絶対的なので、

顔さえ分かれば

命令を聞くと思いました。

 

白い髪の男は、

しばらく首を傾げていましたが

アイニの言葉にそのまま従いました。

彼が素直に命令を聞いたので、

初めて白い手と

真っ赤な瞳を相次いで見た時の衝撃が

少し収まり、

アイニは平気なふりをして

慎重に後ろに下がりました。

その方向には固く閉ざされた扉があり、

そこを開けば、

吸血鬼の傭兵たちがいたので、

彼女を守ってくれると思いました。

 

しかし、アイニが扉に到着する直前、

立ち止まっていた白い髪の男が、

面白くないと突然呟き、

あっという間に

アイニの目の前に来ました。

彼女は悲鳴を上げましたが、

すでにアイニは宙を飛んでいました。

その身体が床に落ちる直前、

誰かが硬い腕で

アイニを受け止めました。

カルレインでした。

アイニは嬉しくて、

彼の名前を呼びましたが、

カルレインは返事をしませんでした。

彼はアイニを降ろすや否や、

白い髪の吸血鬼に飛びかかりました。

 

彼はニヤリと笑うと、

どこからか長くて白い槍を取り出して

振り回し、カルレインは

腰に付けていた剣で応戦しました。

しかし、

2人の対決は長く続きませんでした。

誰かが扉を開けて

部屋の中へ入ろうとすると、

白い髪の男は笑い出して、

扉を蹴飛ばし、

窓から外へ出て行きました。

 

アイニは息を吸いながら、

後ろに倒れた椅子、

あちこち切られた布団、

壊れた花瓶、

部屋の片隅にいるカルレイン、

後ろに倒れた扉を見ました。

その下に、

誰かがいることに気づいたアイニは

そちらへ近づくと、

傭兵が下敷きになっていました。

アイニは、少しでも

扉を持ち上げようとしながら、

大丈夫かと尋ねると、

そこから抜け出した傭兵は、

何があったのか。

騒ぎを聞きつけてやって来たら、

扉が倒れて来たと言って、

部屋の中で何があったか、

分からない様子でした。

 

傭兵は、

誰が来たのか尋ねようとしたところ

部屋の中にカルレインがいたので

目を丸くしました。

アイニは傭兵を誤解させないように

扉を蹴ったのはカルレインではなく

他の者が現われて、

自分を襲おうとした。

彼は、自分を助けてくれたと

説明しました。

 

傭兵は、

最初からカルレインを

疑っていなかったという様子で、

 

当然そうでしょう。

団長はいつも、

あなたのことを気遣っているから

 

と返事をしました。

その言葉に、アイニは微笑み

カルレインを見ました。

彼は全ての記憶の中で

いつも自分のために働いてくれました。

今だって、

ドミスだと認めないと言いながらも

危険になるや否や

駆けつけてくれました。

 

カルレインは傭兵に

出て行くように命じると、

彼は、

アイニに「頑張れ」と言う風に笑って

部屋の外へ出て行きました。

 

アイニは期待に満ちて

カルレインを見ました。

助けてに来てくれたということは

彼も、心の底では

自分をドミスの転生だと

認めてくれていると思いました。

アイニは、

自分がロードではないと

カルレインはずっと否定していたのに

彼が助けてくれるとは思わなかったと

お礼を言いました。

しかし、彼の反応は

以前と変わりませんでした。

 

カルレインは、

アイニが生半可な記憶を

持っているようなので

調べてみようと思ったけれど、

彼女は分からないみたいだと

返事をしました。

 

アイニは、どういうことかと尋ねると

カルレインは、

その顔をしていれば、

彼からずっと襲撃を受けると

答えました。

 

彼女は、

あの吸血鬼は誰なのかと尋ねましたが

カルレインは、

その顔が自分のものでなければ、

元に戻れとアイニに命令しました。

そして、その顔が自分のものなら、

ここを離れて

身を隠すように話すつもりで来たと

言いました。

 

カルレインは自分の言うべきことを

言い終わると、去りました。

 

1人残されたアイニは、

めちゃくちゃになった部屋を

見回しました。

 

カルレインに拒否されたことは

辛いけれど、

アイニは彼の言葉を怪しんでいました。

カルレインの話によれば、

あの吸血鬼はドミスの正体について

知っているようだけれど、

なぜ、ドミスの顔をしていると

狙われるのか。

なぜ、カルレインはすぐに

彼を追いかけなかったのだろうか?

◇プライドよりも重要な事◇

カルレインが

ギルゴールを追いかけなかったのは

そうしたところで、

以前と結果が同じだからでした。

プライドが傷ついても、

それを認めなければなりませんでした。

覚醒したロードでなければ

相手にできなくらい

ギルゴールは強く、

カルレインがすべきことは、

勝算のない戦いに、もう一度挑戦して

ロードを守れずに死ぬのではなく、

先に対抗者を殺して

ロードの役に立つことでした。

 

カルレインは洞窟の中に入ると、

あえて必要のない焚火を作った後、

予言された日に生まれた子供たちを

集めていた神殿がどこにあったか

思い出していました。

彼は、そうしているうちに

気分が悪くなりました。

随分、昔、カルレインは

同じことで悩んでいました。

横にはギルゴールがいました。

◇気になる子供◇

寒くもないのに、

どうして焚火をするのだろう?

 

君も私の年頃になったら分かるよ、

カルレイン。

必要なくても、

風情を感じたい時がある。

 

何歳?

 

君も私の年頃になったら

分かるだろう。

数えていないよ。意味がないから。

 

ギルゴールは上手に

じゃがいもとソーセージと

人参を串刺しにして適当に焼くと

 

君にあげる、私の心。

 

と言って、

カルレインに差し出しました。

彼は、本当に薄っぺらだと

言いましたが、ギルゴールは、

ないよりましだと答えました。

 

ギルゴールは、

ふと思い出したように、

数時間前に分かれた

ドミスという女性について、

あの子は本当に面白くて可愛かったと

話しました。

カルレインは、

切なく自分を見つめていた

彼女の瞳を思い浮かべると、

気分が悪くなったので、

その話題を避けました。

 

ギルゴールは、

自分たちを見ている目つきが

子犬のようだったと話すと

カルレインは

どちらかと言えば、

犬のようだったと返事をしました。

ギルゴールは、カルレインが

本当に容赦がないと非難しました。

 

食事を終えた2人は、

すぐに洞窟を出て、

カルレインが

初めてドミスを助けた村の方へ

歩いて行きました。

ところが、

どれほど森を歩き続けたのか

一本道を歩いていると、

逃げるように早足で近づいてくる

3人が見えました。

2人は夫婦のようで、

1人は子供でした。

夫婦は悲しそうな顔をしていましたが

子供は無邪気に、

母親の髪の毛をつかんで

遊んでいました。

夫婦は

カルレインとギルゴールを見ると

ぎくっとしましたが、

彼らが村人ではないと気づくと

安堵した様子で、

急いで通り過ぎました。

 

カルレインは彼らが通れるように

道の脇に避けて、

女性がおぶっている子供を

じっと見ていました。

そして、彼らが完全に通り過ぎた瞬間、

突然、カルレインは

夫婦に声をかけました。

彼らはひどく驚いて

カルレインの方を振り返りました。

 

男は、どうしたのかと、

鋭い声で尋ねると、カルレインは

この村に黒魔術師がいると聞いたと

答えると、男は、もっと鋭い声で

そんなことはない、

いたけれど、自ら村を離れたと

大声で叫びました。

そして、男は

片手で妻の腕を引っ張りました。

 

カルレインとギルゴールの横を

通り過ぎる時、

女はカルレインを変な目で見ました。

彼も、彼らをずっと見ていました。

 

自分たちも、もう行こうと言って

ギルゴールはカルレインを

引っ張りましたが、

彼は、その家族から

目を離すことができませんでした。

 

ギルゴールが

再びカルレインを引っ張ると、

彼はようやく小さな声で、

あの子供を見ると

不愉快な気分になると言いました。

ギルゴールは、

あの子はカルレインの

前世の仇だったようだと言って、

彼を引っ張りました。

やむを得ずカルレインは

その場を離れました。

 

早足で10分程歩くと、

一軒家が現われました。

ギルゴールは、

半分崩れ落ちた扉を

引き裂くように開けて、

小屋の中に頭を突っ込み、

床に放っておかれた斧を見ると、

あの夫婦は、

ここから逃げたようだと

ブツブツ呟きました。

そして、小屋の中に入ると、

その中をあちこち見回しました。

 

ギルゴールは、彼らが慌てて

荷物をまとめていたようなので

見当はついていたけれど、

と嘆きました。

 

彼らが、

黒魔術師という噂のある

夫婦だったようだ。

だから敏感に反応したんだと

ギルゴールが言うと、

カルレインは

彼らの中に黒魔術師がいたと思うかと

尋ねました。

ギルゴールは、

そそくさと立ち去るなら

黒魔術師ではないだろう。

今回も無駄足だったと、

残念そうにブツブツ呟き、

一部分だけ不自然に裂けたソファーに

座り込みました。

カルレインは、

居間にある大きな揺りかごを

じっと見ていました。

ギルゴールは欠伸をしながら

どうしたのか、

先ほどから、カルレインは

あの子供のことを気にしていたと

尋ねました。

 

カルレインは、

分からないけれど、

何度思い出しても、

少し不愉快な子供だったと

答えました。

その言葉とは裏腹に、

カルレインは、

非常に不愉快だったに近い顔を

していました。

 

カルレインは躊躇いながら

もしかして、

あの子供がロードなのか。

ギルゴールが初めてロードを見た時

どうだったかと尋ねました。

彼は不愉快ではなかったと

答えました。

 

同世代の吸血鬼の騎士は、

本能的に自分が誰なのかを知り

ロードを見つけることができました。

けれども、カルレインは

自分が騎士であることを

明確に認知しながらも

まだロードを

見つけられずにいました。

他の騎士が自然にできたことを、

自分はできないので、

カルレインは苛立ち、

不安になっていました。

 

ギルゴールは、

カルレインが不快感を覚えたのは

少しおかしいけれど、

彼が誰かに反応したのは、

これが初めてなので、

もう一度、そちらへ行ってみよう。

名前や居場所を確認しておいても

悪いことではないと提案しました。

 

ギルゴールが先に行ったので、

カルレインは後を付いて行きました。

2人は、

普通の人が出せないスピードで

走って行き、隣村まで行った瞬間、

夫婦を見つけましたが、

大きな荷馬車が

彼らに向かって飛びかかって来るのが

見えました。

馬方がしばらく横に降りている間に

起こったことのようで、

近くで馬方らしき人が

ぴょんぴょん飛び跳ねていました。

 

馬車が目の前に来ると、

夫婦は悲鳴を上げながら

子供を抱き締めましたが、

馬車にひかれる寸前、

カルレインが彼らを

横に押し出しました。

 

勝手に動いていた馬車は、

彼らが逃げると、

誰かが故意に

彼らを狙っていたかのように、

その場にピタリと止まりました。

馬方が慌てて駆けつけて

自分の馬車を確認している間、

夫婦はカルレインに腰を曲げて

お礼を言いました。

その間、

子供はキャーキャー笑いながら

カルレインに手を振っていました。

母親は、子供に

 

アンヤもお礼を言いなさい。

 

と言うと、

子供はカルレインを見ながら

にっこり笑って

「もぐもぐ」と言いました。

母親はぎこちなく笑いました。

 

夫婦は何度もお礼を言うと

ひっくり返った荷物を持って

どこかへ歩いて行きました。

 

ギルゴールは、依然として

彼らから目を離せない

カルレインを見て、

あの夫婦の後を

こっそり付けていって、

彼らがどこかへ定着したら、

その近くで暮らそう。

カルレインが、

あの子供のことを

ずっと気にしているところを見ると

あの子には何かあると言いました。

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馬車にひかれそうになった

ドミスを、

黒魔術師を探している

カルレインが助けた。

そして、ドミスに

黒魔術師のことを尋ねると

彼女は逃げてしまった。

そのことを家に帰って

母親に話すと、父親は

ドミスを拾ったせいで

自分の家族に災いが起こると言って

怒り狂い、ドミスは

自分の本当の子ではないと言って

彼女を殴った。

結局、ドミスは家を出て

森を歩いている時にゾンビに襲われ

足を噛まれた。

その後、ドミスは

カルレインとギルゴールに

助けられたけれど、

森を抜けたところで、

彼らに見捨てられてしまった。

 

ここまでが、ラティルの見た

ドミスの記憶。

その後、

カルレインとギルゴールは

黒魔術師を探すために、

元来た道を戻り、

ドミスの住んでいた村へ

向かっていたのですね。

なぜ、ドミスの家族が

家を出ることになったのか。

彼女の義母は、

本当に黒魔術師ではなかったのか。

それまでも、ドミスのせいで

家族に

何かが起こっていたようですが

その詳細は明らかになるのか。

まだまだ謎だらけで、

先が気になります。

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