自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作181話 あらすじ 自分の話をラティルに信じてもらえないクライン

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181話 ギルゴールの訪問、そしてラナムンの着ている服が・・・

◇対抗者の剣◇

ギルゴールが感嘆しているのを

ラナムンは

嘲笑われていると感じたので、

表情が冷たくなりました。

しばらく瞳は揺れていましたが、

彼は姿勢を崩しませんでした。

白い髪の男も、相手が首に

剣を向けているにもかかわらず、

平然としていました。

そして、やはりラナムンが

対抗者だと言いました。

彼は、ギルゴールに

 

帰りなさい。

英雄ごっこ

他の人を探してやりなさい。

 

と言いましたが、

ギルゴールは、

ラナムンが握っている剣は、

対抗者だけが

抜くことができるという剣だと

告げました。

ずっと自分が対抗者であることを

否定して来たラナムンは

眉間にしわを寄せました。

彼は視線を、

持っている剣に移しました。

それは、

ラナムンが窓を飛び越えた時に、

ギルゴールの腰から

抜いたものでしたが、

その剣が、

対抗者だけしか抜けないことを、

疑問に思いました。

 

ラナムンは、

戯言だと言いましたが、

ギルゴールは、

何がそんなに面白いのか笑い出して

 

お前は、本当に

対抗者になりたくないのか。

これまで、全ての対抗者の中で

お前が一番正義感がなくて、

共鳴する心が乏しい。

不思議でしょう?

 

と言いました。

 

ギルゴールは、

皇帝がロードなのも、

対抗者が側室に入ったのも

初めてだと思いましたが、

そのことは言いませんでした。

とにかく、この状況が

面白いだけなので、

固い表情をしているラナムンとは違い

ギルゴールは

ずっと笑っていました。

ラナムンは、

ロードのそばへ行くために

わざと側室に入ったのかもしれないと

思っていたのに

知らずに入った様子だからでした。

 

ラナムンは不快そうに

何をそんなに笑っているのかと

尋ねました。

すると、ギルゴールは、

笑うのをやめずに

ラナムンが、今の平和が好きで

対抗者であることを

拒否するのかと尋ねました。

 

彼は答えませんでしたが、

ギルゴールは、

多分当たっていると思い、

慈しみ深く嘲弄した。

そして、ラナムンが乗り出して

悪を処断しなければ、

この平和は崩れることになると

話しました。

 

ラナムンは、

自分を訓練してくれるということは、

ギルゴールも、かなり強いのではと

聞きました。

彼は、「そうだ」と答えると、

ラナムンは、

直接、ギルゴールが

悪を処断するようにと

淡々と話しました。

それに対して、ギルゴールは、

それができれば、

こうしてはいないと返事をしました。

 

ラナムンは、

その理由を尋ねましたが

ギルゴールは、

自分も分からない。

なぜ世界に対抗者がいて、

悪が500年ごとに復活するのか

誰も知らないように、

と答えました。

そして、ラナムンの肩をポンと叩くと

親指を立て、

 

後でまた会おう。

それまでに、一回は

心を変えてみて。

 

と言いました。

 

もう1人確認する人がいるという

言葉は省略して、

彼は闇の中へ消えると、

その場を早く抜け出しました。

唇は、にやけていました。

 

対抗者が使う剣を

抜いたところを見ると

あの、ムカつく裸坊が対抗者なのに、

サディという人間の女は

一体、何なのだろうか?

◇男らしいラナムン◇

クラインは、腹筋をしている途中で、

いきなり、最近、黒魔術師たちが

大騒ぎしていると言ったので

針仕事をしていたバニルは

顔を上げて、

 

そうですね。

 

と言いました。

隅で剣を磨いていたアクシアンも

クラインを見ましたが、

彼は、アクシアンに黙っているように

合図をした後、バニルを見て、

黒魔術の中で、

恋に落ちる魔法はないかと尋ねました。

 

アクシアンは、2人の間に割り込み、

変なことに関心を持たないようにと

言いましたが、

同時に目を見開いた

クラインとバニルから

無言の圧力を受けると口を閉じました。

 

しかし、バニルもクラインのことが

少し心配になりました。

元々、クラインは

他の人が考えない方向に

飛び出していくことが

多かったからでした。

クラインが窓の外を歩いて

何度もため息をつくと、

バニルの不安は

さらに大きくなりました。

夜風に当たらないといけないと

呟くクラインの後を

バニルは付いて行きました。

 

彼は、

黒魔術を身に着けたいからといって

全部、身に着けられるものでも

ないだろうけれど、

涼しい夜の空気が、

クラインの考えを

どこかへ飛ばしてくれることを

祈りました。

 

2人が散歩道に沿って歩いている時

クラインは突然立ち止まり、

ある方向をじっと見つめながら

眉を顰めました。

バニルは、

何を見ているのかと思い、

クラインが見ている方向を見ると

ラナムンが裸で立っていました。

2人は、ぽかんと口を開けました。

頭がおかしくなったのかと

呟くクラインに

バニルは思わず頷きました。

ラナムンが冷たい氷のように

美しい外見でも、

月光を浴びた身体も美しいけれど

夜中に1人で裸で立っていると

ちょっと頭がおかしいのではと

思いました。

 

陛下を恋しがるあまり、

狂ってしまったのでしょうか?

 

とバニルが囁いた瞬間、

どこかを見ていたラナムンが

2人の方を向きました。

ラナムンが彼らの方へ近づいてくると

クラインは両手を差し出して、

 

来るな!来るな!近づくな!

来るな!

 

と悲鳴を上げました。

 

クラインは、

元々、ラナムンが嫌いでしたが

真夜中に裸で近づく彼に

クラインは恐怖を覚えました。

しかし、ラナムンは

クラインの言葉を無視して、

彼に近づいて胸倉をつかむと、

 

どこから見たんだ?

 

と、尋ねました。

 

クラインは、焦りながら、

最初から最後まで全部見たと

答えました。

その言葉に、ラナムンの顔は

いっそう冷たくなりました。

彼はクラインを押すと、

この話は誰にもしないようにと

言いました。

クラインは、裸のラナムンには、

指先も触れたくないのか、

拳を飛ばすことなく、

 

男らしいことを知らせることができて

良かったね。

分かったから消えて。

見ていると辛い。

 

と言いました。

◇嘘じゃない◇

ローズマリーの花を一輪、

水を入れたグラスに挿しているのが

おかしいと思うのか、

翌朝、

着替えの手伝いに来た侍女たちは、

花をチラチラ見ながら、

互いに顔を見合わせていました。

今までなかった花が

突然、現れたので

何か聞きたいけれど、

聞けない様子でした。

ラティルは、

あえて説明する代わりに

その日に着る服を選びました。

 

食堂へ行っても、ラティルは

窓を叩いた人と、

ローズマリーの意味を

考えていたので

スープの味を感じられませんでした。

半分くらい、皿が空になった時に

クラインがやって来ました。

彼はニヤニヤ笑いながら

食堂へ入って来ると、

ラティルに挨拶をしました。

クラインは、見る度に

明るい笑顔をしていると

ラティルは思いました。

 

彼女は一緒に笑いながら

自分の向かい側に

座るように合図をし

久しぶりに来たクラインに、

何の用事で来たのかと尋ねました。

その質問を聞いたクラインの顔が

いっそう明るくなりました。

 

その姿に好奇心を覚えたラティルは

もう一度、どうしたのかと

尋ねました。

クラインは、ニヤニヤ笑いながら

ラティルの方へそっと頭を傾けると

 

昨晩、

私が何を見たかご存知ですか?

 

と尋ねました。

 

正体不明の、人間ではない何かが

ローズマリーを置いて行ったのと

同じ夜のことなので、

ラティルの表情が

反射的に固まりました。

クラインが何かすごい場面を

見たのかと思い、

ラティルは真剣に、

何を見たのかと尋ねました。

クラインは、

ラナムンだと答えました。

前の晩、怪しい行動をした人が

ラナムンだと

予想外のことを聞いたラティルは

さらに驚きました。

彼女は、クラインに、

ラナムンが何をしたのかと尋ねました。

クラインはにやりとしました。

侍従長は、自分の嫌いなクラインが

こっそり彼女を訪ねて来て、

ラナムンの話を始めたので、

不安で、クラインの後頭部を

睨みつけました。

ラナムンに

黙っていろと脅されたことなど

すっかり忘れたクラインは、微笑むと

ラナムンが夜中に裸で歩き回っていたと

傲慢に話しました。

 

男らしくないですよね。

 

と、クラインが幸せそうな顔で

話している間、

驚いたラティルは

目をパチパチさせていました。

ラナムンが

裸で歩き回っていたということが

到底、信じられず、

ラティルは、クラインに

問い返しました。

 

彼は、ラナムンが素っ裸で

庭を走り回っていた。

頭がおかしくなったようだ。

ハーレムから出さなければならない。

これは並大抵のことではない。

自分たちの子供が見たら、

どれだけ驚くことか、と話しました。

 

呆れたラティルは、

自分たちに、まだ子供はいない。

嘘をつかないように、

ラナムンは、

そんな性格ではない、と言いました。

しかし、クラインは

本当だ、

自分の侍従も見たと反論しました。

 

ラティルの根拠のない、

ラナムンへの信頼に、

クラインは気分を害しましたが

ラティルは笑いながら、

彼が見間違えたか、

ラナムンが肌の色に似ている服を

着ていたのではないかと

言いました。

 

クラインは本当だと主張しましたが、

ラティルは、ラナムンが

善良な人にしか見えない服を

着ていたのではないかと言って

クラインの言葉を冗談としか

受け止めてくれなかったので

彼は眉をしかめました。

侍従も、

「あんな嘘を言って」という

顔をしていたので、

クラインは気分が悪くなり、

完全に口を閉じてしまいました。

◇休息◇

クラインの言葉は、

本当だったのだろうか?

嫌、違う。

ラナムンは、

裸で歩き回る人ではない。

大神官ならあり得るけれど。

 

業務を半分ほど終えた後、

ラティルはハーレムへ行って

カルレインのサボテンを

日当たりの良い場所に移した後、

仮面をかぶって、宮殿を出ました。

すでに、偽のドミスには

興味がなくなったけれど、

誰にも気づかれない姿で、

歩き回りながら、

露店の食べ物を買い、

人々が暮らす姿を見物することは、

ラティルの趣味になっていました。

最近の彼女にとって、

これが一番気楽な休息でした。

宮殿で休もうと思っても、

目の届く所で、頭の痛いことが

起こっていましたから。

 

ところが、道を歩いていて、

花屋の前で立ち止まり、

大量の紫色の花を

ぼんやりと見ていた時、

後ろから、「サディさん?」と

声をかけられました。

ラティルが首を回すと、

ここ数日間、

目にしていなかったギルゴールが

笑顔でラティルを見ていました。

目が合うと、ギルゴールは

ラティルの顔を指差して、

自分たちがどこで会ったか

思い出したと言いました。

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クラインが

嘘をつくような人ではないことを

ラティルは知っていると思うのですが、

彼女は、クラインが話したことを

嘘だと決めつけてしまった。

それは、ラナムンが裸で

歩き回るはずがないと、

ラティルが思い込んで

いるからなのですよね。

けれども、一度、ラティルは、

レアンが絶対に自分を

裏切ることはないと

思い込んでいたために

ひどい目に遭いました。

それなのに、彼女は

今でも、自分の考えが

絶対正しいと思っている。

ラティルが、

自分の思い込みの枠を外して、

もう少し、柔軟に物事を

考えられるようになればいいのにと

思います。

ラナムンに黙っていてと頼まれたのに

すぐに話してしまったクラインも

いけませんが、

ラティルに信じてもらえないのは

可愛そうでした。

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