自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作182話 あらすじ 何かが変わったと思うギルゴール

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182話 どこで会ったか思い出したと、ギルゴールに言われたラティルでしたが・・・

◇適当な話◇

紫色の花を見ながら、

正体不明の侵入者が

置いて行ったローズマリー

思い浮かべたラティルは、

思わず、ギルゴールにつられて、

自分を指差し、

本当なのかと尋ねました。

ギルゴールとは会ったことがないので

そんなはずはありませんでした。

しかし、彼は、自信ありそうに

もちろんだと答えました。

ラティルは、

どこで会ったのかと尋ねると、

ギルゴールは、

前世で恋人だったと答えました。

ラティルは、面白いねと言って

舌打ちをしましたが、

ギルゴールは意に介さず、

 

私は、あなたのことが

好きだったと思う。

もちろん、現世でも。

 

と言いました。

 

ラティルが、

あれこれと言葉を

取って付けていると言うと、

ギルゴールは、

自分たちは、

禁断の恋をしたのだろうかと

尋ねました。

それに対してラティルは、

彼は本当に思い出していない。

すべて、でたらめ。

合っていることが一つもないと

答えて、空笑いしました。

あれやこれや言っていた

ギルゴールは

ついに言い繕うのを止め、

自分は長生きしていたので、

記憶力が悪いから

教えてくれないかと頼みました。

背の高い男が、

可愛くおねだりをする姿は、

それなりに魅力的で、

ラティルは思わず微笑みました。

 

彼女は、

教えても、またすぐに忘れるのに

どうして聞くのか。

このままでいいと話すと、

ギルゴールは、

サディさんは冷静だ。

自分が、こういうのが好きなことを

どうして知っているのかと

尋ねました。

自分は冷静ではなく情熱的だと

ラティルは答えました。

すると、ギルゴールは

冷静な人が情熱的なら、

本当に魅力的だと言いました。

 

ラティルは、ギルゴールが

何でもいいから

言葉をくっ付けていると言って

首を横に振り、歩いて行くと、

ギルゴールは後から

ちょこちょこ付いて来て、

あらゆる可能性のあることを

話してみました。

その度に、ラティルは否定しながら

彼が適当に投げかけてくる言葉を

楽しく聞き流しました。

◇裏切り者と対抗者◇

その2人の様子を、

ドミスの姿をしたアイニが

見ていました。

彼女はサディと白い髪の男を発見し

呆気にとられ、苦笑いをしました。

そばに立っていた黒死神団の傭兵は

アイニに、

どうしたのかと尋ねましたが

返事を聞く前に、

アイニの視線の先を見ました。

最近見たことのある茶色の髪の女と

随分前に見たことのある白い髪の男。

見慣れた姿を発見した傭兵の顔が

凍り付きました。

しかし、アイニは、

隣にいる傭兵の表情の変化に気づかず

あの白い髪の男が、

自分を襲撃した者で、

あの女は、対抗者かもしれない者だ。

なぜ、2人が一緒にいるのかと、

ぶつぶつ呟きました。

 

アイニは、傭兵の反応を見るために

横を向きましたが、

彼の様子は尋常ではなく、

彼女よりも凍り付いていました。

変に思ったアイニは、傭兵に

どうしたのかと尋ねました。

傭兵は

人混みにアイニを引っ張っていくと

白い髪の男は対抗者を育てる

裏切り者の吸血鬼だと

小声で呟きました。

アイニは目を見開いて、

2人の方を見ましたが、

自分たちが人混みの中に隠れたため

2人の姿は見えませんでした。

 

サディは対抗者かもしれないのに

2人が一緒にいるということは・・

 

とアイニが呟くと、傭兵は、

あの女がギルゴールと

一緒にいるところを見ると

彼女が対抗者なのは

確かなようだと言いました。

 

アイニは、

カルレインは自分の言うことを

信じないので、

傭兵が彼を探し、

対抗者を発見したことを

伝えるようにと指示しました。

 

傭兵は、

アイニが

生まれ変わったドミスであることを

カルレインが否定しているのを

知っていました。

それなのに、彼女は

カルレインのために、

このようにしているので、

傭兵は曖昧な表情をしました。

 

彼は、

いつかカルレインも

ドミスの気持ちを

分かってくれると思うと言いました。

その言葉に感動したアイニは、

何を言っているのかと言って、

早くカルレインの所へ行くようにと

傭兵の背中を押しました。

◇行かないの?◇

ギルゴールが適当に吐く言葉に

適当に答えながら

歩いていたラティルは、

偽のドミスを見た気がして、

目を細めました。

ギルゴールは、

戯言を言うのを止めて

どうしたのかと尋ねましたが、

赤い髪が見えた所は

すでに人でいっぱいだったので、

ラティルは何でもないと

答えました。

 

自分が見たのが偽者のドミスなら

どうすることもできない。

カルレインも、

彼女が偽者だということを

知っているなら、

それでいいと思いました。

 

ラティルは、

ギルゴールの腕を少し引っ張り、

 

行こう。

 

と声をかけました。

彼は、首を傾げて、

捕まれた腕を見つめていました。

ラティルは、再び彼を引っ張り

 

行かないの?

 

と尋ねると、ギルゴールは、

満面の笑みを浮かべて、

 

行きます。

 

と答えて

ラティルに付いて行きました。

◇ギルゴールとデート再び◇

ラティルはギルゴールと噴水台に座って

歌を交互に歌い、

互いに相手を音痴だとけなし、

サンドイッチを半分に分けて、

相手の方が大きいと文句を言ったり、

賭けをして負けた人が

アイスクリームを買ってきたり、

演劇を見物したりしました。

 

時々、ギルゴールは

サディと自分の関係について

でたらめな推論を話しましたが、

彼も、ラティルがその話を

信じるとは思っていないようでした。

 

楽しい時間は、

あっという間に過ぎて、

空が赤みを帯びてくると、

ラティルは時間を確認しました。

思ったより長く外へ出ていたので

そろそろ

帰らなければなりませんでした。

 

丘に登って

サンドイッチを食べながら

日が暮れるのを見ようと言う

ギルゴールを軽く叩き、

 

また後で。

今日は別れる時間。

 

と言いました。

 

両側に並んでいるサンドイッチ屋の

どちらにするか、

悩んでいたギルゴールは

残念そうな顔で、

 

まだ日が出ているのに、

もう帰るの?

もっといればいいのに。

 

と言いました。

 

ラティルは、

ゾンビが出て来たらどうするのかと

尋ねると、

別れたくなさそうな顔をしている

ギルゴールは

自分が退治すると言って、

ラティルの服の裾をつかんで

振りました。

いつの間にか、

過去と現在を

一致させることは全て忘れて

ただ遊ぶのが

楽しいという顔をしていました。

ラティルも、

彼と一緒に過ごした時間が

楽しかったので、

残念な気持ちを抑えながら、

彼の手を裾から離しました。

 

あまり遅く帰ると怒られるから。

 

確かに。サディさんは、

まだ赤ちゃんだから。

 

何を言っているの。

 

ラティルは鼻で笑いながら、

彼の腕を叩いて、手を振ると、

夕日は、また見に行こうと言って

別れの挨拶をしました。

ラティルは、

彼がどこで暮らしているのか

知らなかったし、

彼も、ラティルが

どこで暮らしているのか

知らなかったけれど、

また、どこかで会えると思いました。

ギルゴールは残念そうな顔で、

ラティルを見ましたが、

2度も彼女を捕まえることは

できませんでした。

 

ラティルは手を振って、

背を向けると歩き出しましたが、

振り返ると、

ギルゴールは立ったまま

ラティルをじっと見ていました。

彼女は、再び手を振ると、

ギルゴールも手を振りました。

ラティルは、再び歩き出しました。

 

どのくらい歩いたのか。

もう帰ったかと思い、

こっそり振り返ると、

ギルゴールは、

依然としてその場に立ち、

ラティルをじっと見つめていました。

 

なぜ彼は、帰らずに

ずっと、ああしているのか。

こっそり宮殿に帰ろうとしているのに

ギルゴールが見つめていたら

どうやって帰ったらいいのか。

 

彼は切なそうな様子をしていました。

ラティルが立ち止まると、

今度は彼が先に手を振りました。

その姿は寂しそうに見えたので

彼女は眉を顰めました。

 

カルレインは、相変わらず

ドミスのことが忘れられずに

苦しんでいる。

ギルゴールは、

ドミスとカルレインの友達だから

彼も、まだ、2人のせいで

苦しんでいるのだろうか?

だから、ああしているの?

 

ギルゴールは

ただ手を振っているだけなのに、

ラティルの頭の中に

1つのお話が

出来上がっていました。

ラティルはどうすることもできず

躊躇っていましたが、

ギルゴールの腰にかかっている

剣を見ました。

彼と一緒にいる時に、

何度か、あの剣を抜いてくれと

頼まれましたが、

彼が、しきりにああしているのは

もしかしたら、

あの剣のせいかと思いました。

 

一体、あの剣は何なのか。

カルレインとドミスの敵が

持っていた剣であることが

気になりましたが、

ラティルは、

ギルゴールに近づきました。

 

ギルゴールは、

自分と遊ぶために

ラティルが戻って来たと思ったのか

にっこり笑いながら、

右側にあるサンドイッチ屋を差して

 

あちらで買おう。

あそこがおいしいんだって。

 

と言いましたが、

ラティルは返事の代わりに

ギルゴールの剣の持ち手を握り

引っ張りました。

少しきつい感じがしましたが、

力を入れると、

スルンと音を立てて

剣は簡単に抜けました。

 

ラティルが

何をしているのかと思って

じっと見つめていたギルゴールは

ラティルが抜いた剣を

くるっと回して

持ち手が彼に向かうように差し出すと

眉を上げて、

剣の持ち手をじっと眺めていました。

 

ラティルは

「さよなら」と言いました。

だから、後ろでそんなに見ないで。

気になるからという言葉は省略し、

剣を握った手を軽く振りました。

受け取らないのかなと思っていると

ギルゴールは、ゆっくりと手を上げて

ラティルが差し出した剣を

受け取りました。

剣をやり取りしながら

2人の手がわずかに触れた瞬間、

静電気が飛ぶように、

ピリッとした感じがしました。

ギルゴールは

両手で包み込むように剣を受け取ると

ラティルをじっと見つめました。

彼の赤い瞳が、

いつもより大きくなっていました。

 

じゃあね。

サンドイッチは、またこの次に。

 

また会えるかどうかわからないけれど

会ったら楽しいと思いました。

ラティルは彼に向かって笑うと

背を向けて、その場を離れました。

後頭部に視線を感じましたが、

今度は振り返りませんでした。

◇何かが変わった◇

ギルゴールは、依然として

彼女の後ろ姿を見ていましたが、

先ほどのように寂しがる表情ではなく

不自然に口の両端を上げていました。

ギルゴールは首を傾げて、

胸に抱かれた剣を見下ろしました。

 

サディが簡単に抜き取って

自分に差し出した剣。

前の晩は、

ラナムンがさっと抜いて

自分の首に向けた剣。

 

対抗者が2人だって?

 

ギルゴールの頭の中に、

英雄ごっこは嫌だ、

ロードを殺さなければならないのなら

直接、ギルゴールがやれと、

言っていたラナムンの姿が

浮かびました。

ロードの悪事に関心がなさそうな

退屈そうな表情。

あの時は、

今回の対抗者は本当に珍しいと

思っただけでしたが、

対抗者が

2人かもしれないということを知ると

それさえも不思議に思いました。

 

これまでの対抗者は、

最小限の正義感があった。

大部分は

正義感が強い方だった。

ギルゴールは、

何かが変わったと思うや否や、

彼の目元は満足げに、

ゆっくりと曲がりました。

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ラティルとギルゴールが

一緒にいる姿は、

傍から見れば、

恋人同士のデートにしか

見えないと思います。

このシーンを読んでいて、

とてもロマンティックな気分に

浸れました。

 

残虐で、

何をしでかすか分からない

ギルゴールですが、

本当にラティルと過ごす時間を

楽しんでいたと思います。

彼女も、

自分が皇帝であることを忘れて、

彼とのデートを楽しんでいたと

思います。

ギルゴールは、

何年生きているか分かりませんが

心底、友人と楽しむ時間を

あまり持つことがなかったのではと

思いました。

 

原作の挿絵のギルゴールは

とても美しいです。

そのせいもあるのか、

残酷で性格が悪いギルゴールですが

彼のことは憎めません。

 

ギルゴールはまだ、

サディがラティルだと知らないので

目の前にいるのがロードであることに

気づいていませんが、

彼女が対抗者の剣を抜いたことで、

ギルゴールが指摘しているように

それまでの過去とは違った展開が

繰り広げられるのかなと思いました。

 

相変わらず、

自分勝手な想像力が

豊かなラティルですが

世界を救う存在になるかもしれないと

思いました。

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