自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作244話 あらすじ ドミスを見ていると苦しくなるカルレイン

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244話 ラティルはギルゴールと初めて会った時のシーンを再現しました。

◇前世の記憶◇

ラティルは、

誰かが、遠くない所で、

自分たちを見ていることに

気付いていたし、

ひそひそ話す声も聞こえてきました。

けれども、ラティルにとって

ギルゴールの反応だけが重要でした。

そして、ついにギルゴールは

手を伸ばして、花の蕾を取り

口の中へ入れました。

 

花を食べたということは、

心が少し和らいだのか、

自分をサディだと

認めてくれるということなのかと

考えながら、

ラティルはギルゴールに、

 

美味しい?

 

と尋ねました。

 

すると、ギルゴールは

花の味について、

感想を言う代わりに、

どうして、お嬢さんが自分に、

こんなに親切にしてくれるのか

分からないと言いました。

 

彼らを見守っていた人たちは、

ギルゴールが皇帝のことを

「お嬢さん」と呼んだので

驚きましたが、

ラティルもギルゴールも

自分たち以外の人に

気を遣いませんでした。

 

ラティルは、

ギルゴールの言葉を

一つ一つ繰り返し思い出して分析し、

隠れた意味を見出そうとした後、

自分はいつも通りなのに、

これが、急に変だと思うなら、

それが自分の問題ではなく

ギルゴールの問題だと

返事をしました。

 

ギルゴールは、笑いながら

お弟子さんは話が上手だと

褒めました。

 

「お嬢さん」と「お弟子さん」の

どちらが愛情のこもっている

言葉か分からないけれど、

「お弟子さん」と呼んだことは、

自分をサディだと認めたと

ラティルは理解しました。

 

彼女は、すかさず、

前は約束を守ってくれなかったけれど

今度は守って欲しいと頼みました。

約束と聞いて、ギルゴールは

怪しみながら、ラティルを見ました。

彼女は、

他の人に奪われない唯一のものになると

言ったのに、守れなかったので

今度は守って欲しいと言いました。

 

ギルゴールの睫毛が震えて、

瞼が少しずつ上がって行きました。

ラティルは、蕾を口の中へ入れて

嚙みながら彼を眺めました。

ギルゴールの目が

ますます大きくなると、

彼は、誰にも聞こえないくらい

小さく震える声で、ラティルに

前世の記憶があるのかと尋ねました。

ギルゴールが

大きな衝撃を受けたことは

明らかでした。

ラティルは、

他のロードは前世の記憶が

なかったのだろうか。

ロードごとに能力が違うのかと

考えながら、

一部だけと答えました。

 

彼女はギルゴールの真似をして

蕾を食べましたが、

全然味が感じられず、

訳もなく

モヤモヤした気分になりました。

けれども、表情管理をして

何とか蕾を飲み込みました。

 

ギルゴールの瞳が

だんだん、大きくなっていきました。

次に彼がどう出るか分からないので

ラティルは、これ以上言葉を交わさず

背を向けました。

◇人間は弱い◇

ラティルが足早に遠ざかると、

月楼の王子たちは彼に近づきました。

月楼の王子は、

ギルゴールが自分の友人になったのは、

ここへ来るためだったのかと思い

表情が固まったままでした。

後ろにいる護衛と侍従の表情も

険悪でした。

ギルゴールの瞳孔は開いたままで、

理性が失われているかのように

近づいてくる王子たちを

眺めました。

 

王子は、ギルゴールと花束と

ラティルが去って行った道を

一度ずつ見ながら、

口を開こうとしましたが、

その前に、護衛が

ギルゴールをキツネ呼ばわりし、

彼の髪の毛をつかんで、

全て抜いてやると叫びました。

その様子を、

ギルゴールの反応を確認するために

こっそり戻って来たラティルが

見ていました。

ラティルは

悲鳴を上げそうになりましたが、

口を塞いで、

すぐにその場を離れました。

彼の精神が崩壊すると思いましたが、

意外とギルゴールは

落ち着いていました。

髪の毛をつかまれようが、

何をされようが、

彼にとって人間は弱い存在なので、

このようなことを、

あまり気にしませんでした。

 

むしろ、一本も抜けない髪の毛と

涼しい顔をしている

ギルゴールに戸惑い、

護衛は、毛根が丈夫だと呟いて、

手を離しました。

 

情けないという顔で

護衛を睨んだ王子は、

ギルゴールは皇帝が目的で

自分に近づいたのかと尋ねました。

王子は皇帝が嫌いだったし、

側室になるつもりもなかったけれど、

短時間で自分の心を魅了し、

憂鬱になっている自分を

慰めてくれたギルゴールが、

最初から、自分を利用するために

近づいてきたのなら、

腹が立ちました。

 

ギルゴールは、返事の代わりに

ラティルからもらった花を

口に入れて、モグモグ噛み、

王子の方を見て、にっこり笑いました。

その顔を見た王子と侍従と護衛は、

この男は頭がおかしいと思いました。

 

◇出て来て!◇

ギルゴールは、公式的には、

月楼の使節団が連れて来た人でした。

あの月楼の人が

生きていられるかどうか

分からないけれど

何か問題が起きたら、

使節団の内部で処理するだろうと

ラティルは考えました。

 

幸いにも、悪いニュースは

入って来なかったので、

ギルゴールは、

自分の髪の毛を抜こうとした人を

大目に見たのは明らかでした。

ラティルは安心して、

布団の中に潜り込みました。

 

ドミスの最後について、

カルレインに聞くこともできたけれど

夜遅く駆けつけて、

問い詰めるべきことでは

ありませんでした。

 

とにかく重要なのは、

ロードとギルゴールの関係を

調べること。

過去を調べれば、

ずっと勝利している彼の精神が

なぜ、揺らいでいるのか分かるはず。

自分の時からだったら、

仕方がないけれどと、考えました。

 

ラティルはお腹の上に手を乗せて

目を閉じると、

 

ドミス、出て来て!

他のロードでもいい。

アリタル出て来て!

 

と呪文を唱えました。

◇生きていたドミス◇

その時刻、カルレインは

暗い空を見上げながら、

ドミスのことを思い出していました。

 

あの時も、カルレインは

同じように暗い空を見上げながら、

騎士は一体何なのかと悩んでいました。

ロードであるアンヤを見つけたのに

なぜ、こんなに退屈なのか。

自分は一体何をすべきなのか。

ロードが覚醒したら、

何かをしなければならないのか。

 

その時、カルレインは

誰かが自分を呼ぶ声を聞きました。

切迫した声でしたが、

実際の声ではありませんでした。

彼は周囲を見回すと

本能的に、

ある方向へ走って行きました。

理由は分からないけれど、

そちらへ

行かなければならない気がしました。

 

そこは邸宅のゴミ処理場で、

下男と下女たちが、

ぐったりした人を運んでいました。

どう見ても、

密かに怪しいことをしていました。

 

カルレインは足音を隠すことなく

彼らに近づきました。

その音に気づいた彼らは、

振り向いて、

カルレインを発見すると

持っていたものを置き、

慌てて跪きました。

意外にも、

彼らが運んでいたのはドミスでした。

 

青白い肌と力なく垂れ下がった身体。

半分ほど開いた唇。

額に付いている血痕を見たカルレインは

なぜ腹が立つのか分からないけれど、

感電したように怒りが満ちて来て、

誰の仕業だと怒鳴りました。

 

下男と下女たちは、

返事をする代わりに、

顔を隠しながら、

散り散りに逃げて行きました。

 

カルレインは

彼らを追いかける代わりに

ドミスの首筋を触りました。

弱いけれど、まだ脈がありました。

カルレインはため息をついて

ドミスを抱きかかえました。

しかし、数歩も歩かないうちに

考えを変えました。

生きている人を

死体のように運んでいた人たちが

ここにいるのに、

彼女が元の居場所に戻ったら、

何が起こるだろうか。

つまはじきにされると

カルレインは考えました。

 

彼はドミスをどうするか悩んだ末、

邸宅から少し離れた

大きな木の下に彼女を置くと、

邸宅の中へ行き、

義妹のアンヤがドミスを攻撃した時に

唯一、彼女の味方をしてくれた

下女のアンヤを訪ねました。

最初、彼女は

カルレインを警戒しましたが、

ドミスがケガをしたと告げると、

アンヤはカルレインの後を

付いて行きました。

そして、どうしてドミスが

ケガをしたのかと尋ねました。

カルレインは、

下女と下男たちが、

気絶したドミスをゴミ処理場に

運んで行ったと答えました。

 

カルレインは、

ドミスを隠した場所へ

アンヤを連れて行き、

彼女はドミスを見ると

泣きながら抱きしめ、

復讐すると言いました。

けれどもカルレインは

復讐することは考えずに

ここから出るように助言しました。

カルレインが、

下女と下男たちの肩を持っていると

思ったアンヤは、

彼を睨みつけましたが

カルレインは、

やたらと復讐しようとして、

ランスター伯爵にばれたら、

2人共、もっと危険になると

言いました。

 

カルレインが、自分たちに

危害を加えようとして

呼んだのではないと 

気づいたアンヤは、

なぜ、彼はドミスが嫌いなのに

彼女を助けたのかと尋ねました。

カルレインは、

嫌ったことはないと答えました。

そして、

邸宅には戻らない方がいいとだけ言って

その場を離れました。

 

彼は歩きながら

自分の言った言葉を思い出し、

その場に立ち止まると、

顔をしかめました。

 

おそらく嫌いでも何でもない。

死のうが生きようが関係ないし、

世の中に何の影響も与えない

つまらない人にすぎないのに、

なぜ、あの女性を見ると

ずっと、苦しくなるのだろうか。

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この時点で、カルレインは

義妹のアンヤがロードだと

信じていたようですが、

なぜ、ドミスがロードだと

気づかなかったのでしょうか。

サーナット卿は、随分前から、

ラティルが

ロードだと知っていたけれど、

自分で気づいたのではなく、

誰かに教えてもらったのでしょうか。

それとも、

ロードの騎士としての本能が、

ラティルが主人だと

気づかせてくれたのでしょうか。

ギルゴールの言っていたように、

カルレインは無能な騎士なので、

ドミスに会った時に、

彼女がロードだと

気づけなかったのでしょうか。

けれども、ようやくカルレインも

ドミスに対する感情が

特別であることに

気づき始めたように思います。

その前置きの

ドミスに対する評価は

ひどすぎると思いますが。

後に、カルレインは、

それを、とても悔やんで、

ラティルに自分のことを

怒ってくれと、

言ったのでしょうね。

 

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