自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 44話 過去の因縁により美紗に逆恨みする麗奈

44話 義母の殺害容疑で、麗奈は捕まりました。

 

子供の頃、

いつも美紗は、

無欲なふりをしながら、

自分の欲しいものは

全て持っていた。

ひょろっと背だけ高くて、

トンボ眼鏡をかけて

ぶさいくなのに。

 

その美紗が、自分のように

親が1人しか、いないことを

知った時は、

とても嬉しかったけれど、

それが続いたのは少しの間だけ。

自分と美紗は同じ境遇なのに、

どうして美紗は

父親と幸せに暮らして、

自分は母親に穀潰しと罵られながら

不幸に

暮らさなければならないのか。

とても悔しい思いをした麗奈。

 

美紗の家に母親はいないのかと

尋ねる麗奈。

自分も詳しくは知らないけれど、

よそのおじさんと浮気をして

家出したらしいと答える美紗。

母親に会いたくないのかと

尋ねながら、

結局、美紗も自分と同じだと

思う麗奈。

 

しかし、美紗は

祖母も父も麗奈もいるし、

たまに、写真を見るので

大丈夫と言って、

麗奈に

家族で写っている写真を見せました。

 

自分の母親はきれいでしょう?

と尋ねる美紗。

しかし、麗奈は、

その写真の女性は、

父親と一緒に

車に乗っていた人だと気づき

ショックを受けました。

 

父親が浮気をしているのを見ても

ご飯が食べられるのか。

麗奈が勉強できないから、

父親が浮気をするのだと、

彼女は、母親に

八つ当たりをしました。

 

父親が浮気をしたのが、

本当に自分のせいなら、

あの、おばさんが浮気をしたのは

美紗のせいだ。

自分が母親に殴られながら、

不幸に暮らしていたのも、

友也と結婚して

こんなことになったのも

全て美紗のせいだと思いました。

 

麗奈は美紗へ、

どこへ行くつもりなのか?

ここからいなくなるのかと

叫びましたが、

美紗は未来と行ってしまいました。

麗奈は、自分ではなく

あの女を捕まえろと刑事に訴え、

全て美紗のせいだと騒ぎました。

刑事は、

こんなことをするようであれば

強制連行するしかないと

言いました。

 

このままでは、

絶対にいけないと思った麗奈は、

少し待って欲しい。

せめて義母と夫を見送らせて欲しい。

誤解があるようだから、

全て説明する。

今日の夜明けに出棺するので

数時間だけ待って欲しい。

その後、

自分で警察署へ行くからと

涙を流し、震えながら言いました。

 

刑事は、葬儀が終わったら、

すぐにパトカーに

乗らなければならない。

見張っているので、

どこかへ行く時は、

必ず声をかけるようにと

指示しました。

麗奈はそうすると答えました。

 

美紗は、心の中で

麗奈に別れの言葉を伝えました。

それが自分にできる最後の挨拶だ。

犯した罪をきちんと償ってほしい

と思いました。

麗奈は、手錠を外してもらったものの

刑事たちが、

ずっと自分を見張っているので

悪態をつきました。

麗奈は刑事たちに、

全然トイレに行っていないので、

行って来てもいいかと

尋ねました。

刑事は、トイレの前で

待っていると答えました。

 

トイレの中で、麗奈は

美紗が通報したに違いない。

どうして、彼女は

自分にあんなことをするのか。

自分が、

それ程、大きな罪を犯したのかと

恨み言を口にしました。

そして、

逃げないといけない。

自分は臭い飯なんて

食べたくないと思った麗奈は、

トイレの掃除用具置き場に

置いてあった、

掃除用の服を着て、スカーフを被り、

マスクをして手袋をすると、

掃除用具を乗せたカートを押しながら

トイレから出て来ました。

スマホを見ていた刑事は、

麗奈に気づきませんでした。

 

麗奈の顔色が悪かったことを

心配し、

コンビニで買った飲み物も

渡すことができなかったと

嘆いている富田課長の前に、

下着姿でガタガタ震えている

麗奈が現われました。

富田課長は、

麗奈を自分の車に乗せると、

どうして、そんな姿で、

そうしているのか、

自分に話せばいいと言う

富田課長。

 

後で話す。

自分がここにいることは

内緒にして欲しいと頼む麗奈。

分かったと答える富田課長。

そして、彼は

麗奈のために買ってきたと言って

いちご牛乳と食べ物を

差し出しました。

ところが、麗奈は

温かい飲み物が欲しいと言いました。

 

今、すぐ買って来るので、

少し待っていて欲しいと言って、

富田課長は麗奈の頭を撫でました。

ゆっくりでいいと返事をする麗奈。

 

彼が行ってしまうと、

麗奈は頭を擦りながら、

脂ぎっていてたまらない。

髪が抜けている頭を

触っているせいだと

悪態をつきました。

そして、

冨田課長がいなくなると、

車のエンジンをかけ、

少し走らせると、

目の前に亘がいました。

そこへ美紗がやって来て、

抱き合う2人。

 

自分は誰かのせいで

刑務所へ行く羽目になったのに

彼女は財閥の御曹司と

仲良くしている。

怒りと悔しさで

いっぱいになった麗奈は

美紗への悪口を叫びました。

 

一方、亘は、美紗に

大丈夫かと尋ねました。

彼女は「はい」と答えました。

そして、これでもう終わり。

自分を苦しめた友也も麗奈も

もういない。

苦しかった運命の悪循環が

ついに終わったと思いました。

そして、自分が10年後の未来から

戻って来たこと。

復讐心から、

運命を変えようと思ったこと。

でも、これからは亘と一緒に、

幸せに暮らすことだけを

願っていると、

話そうと思いました。

 

美紗は亘に、

話がある。

大事な話だから、

ゆっくり聞いて欲しいと

話している時、

亘と美紗に向かって、

麗奈の運転する車が

突っ込んできました。

 

麗奈はアクセルを強く踏みました。

手錠までかけられたのに

何を躊躇っているのかと

麗奈は叫びました。

美紗に「死ね!」と叫ぶ麗奈。

 

車がぶつかる瞬間、

亘は美紗を突き飛ばしました。

彼女は起き上がると、

頭から血を流した亘が

倒れていました。

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夫が浮気したのは、

麗奈のせいではなく、

夫の問題なのに

母親は、麗奈のせいにしまった。

そうすることで、母親は、

自分が嫌われたのではないと

思いたかったのでしょうけれど、

八つ当たりされる麗奈の方は

たまったものではありません。

浮気して出ていった

憎い男の子供だから、

尚更、母親は麗奈に

冷たく当たったのかもしれませんが

その結果、 

麗奈は美紗を逆恨みするようになり

彼女が不幸になるように

仕向けるようになったとしたら、

あまりにもひどいです。

親からの愛情を受けられず、

そうすることでしか、

麗奈が生きて来られなかったならば

哀れに思いますが、

今、起きていることは

すべて自分が招いたことを

自覚しない限り、

彼女は幸せになれないと思います。

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