自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して 56話 ネタバレ 麗奈が美紗を憎む理由

56話 美紗は刑務所にいる麗奈に会いに行きました。

 

麗奈は、

なぜ、ここに来たのか。

どうかしたのかと

美紗に尋ねながら、

自分に会いに来るくらいなので

美紗に、

大変な事でも起きたようだ。

例えば婚約破棄になったとかと

ニヤニヤ笑いながら、

考えていました。

 

しかし、美紗は、

大したことはない。

亘とも、うまくいっていると

言ったので、麗奈は驚き、

なぜ、まだ付き合っているのかと

尋ねました。

美紗は、

一緒にいると、お互いに幸せだから

と答えました。

 

麗奈は、

そんなはずはない。

美紗にひどい親がいると知ったのに

どうしてそうなのかと

驚きました。

 

美紗は、麗奈に、

どうして、そんな顔をしているのか。

結婚が破談になるように、

実の母親まで会いに来させたのに

麗奈の思い通りに

事が運ばなかったので、

がっかりしているのかと

尋ねました。

そして、

自分が一体何をしたので、

麗奈がそこまで

自分を憎んでいるのか、

いつも気になっていた。

今、その理由を話して欲しい。

自分の母親と麗奈の父親が

不倫をしたのは自分のせいなのか、

彼らが、それぞれの家庭を捨てて

逃げたのは、

本当に自分のせいなのかと

厳しく問い詰めました。

 

麗奈は、全身、身体を震わせ、

涙を浮かべ、

美紗を睨みつけながら、

彼女が生まれたことが

間違いだったと答えました。

 

麗奈は、子供の時に、

麗奈を連れて来て

育てろと言うなら、

自分も美紗を連れて来る。

自分の子を放っておいて、

他人の子を育てろと言うのかと

美紗の母親が父親に抗議しているのを

聞いてしまいました。

 

彼女は、美紗を育てるなら

麗奈も育てると言ったけれど、

父親は、美紗の母親を選んで

麗奈を捨てました。

彼女は、幸せも父親も

すべて美紗が奪った。

美紗さえいなければ、

自分の人生は、

こんなに不幸ではなかった。

すべて、美紗のせいだ。

母親が浮気をするような

卑しい人が、

幸せになってもいいのかと

非難し、

あの時、車で轢いて

死なせるべきだったと

泣きながら叫びました。

 

しかし、美紗は

麗奈は本当に可哀想な子だと

冷静に話しました。

麗奈は、

どうして、そんな目で

自分を見るのかと文句を言い、

美紗は、痩せすぎて、

変な服を着ていじめられていたと

美紗を侮辱しました。

 

しかし、美紗は、

そういう人が誰なのか

現実を見るように。

麗奈は自分から、

何も奪えない。

自分は自分の物を守る力があると

忠告した後、

言いたいことは全て話したので

もう帰ると言いました。

それを聞いて慌てる麗奈。

 

また一人になると思った麗奈は

面会室のアクリル板を叩きながら、

美紗に待つように、

時間は、まだあると訴えましたが

美紗は、自分の時間がない。

外で待っている人がいると

告げました。

 

麗奈は、

また今度来て欲しい。

絶対に来て欲しい。

自分を1人にしないで。

自分たちは親友だと、

ボロボロ泣きながら懇願しましたが

美紗は、

悪いけれど、

二度と麗奈の顔を見ることはないと

冷たく言い放ち、

麗奈に、

元気でねと別れの言葉を告げました。

 

そして、プレゼントをくれて、

一時、自分を喜ばせ、

一時、自分が死にたくなるほど

苦しめた自分の悪縁に

別れを告げました。

 

外で、亘が待っていました。

雨は、すっかり止んでいました。

美紗と亘は手を繋いで、

空を見上げました。

美紗と亘は、

会長の家を訪れました。

未来は、

むさ苦しい所へ

貴重な方がよく来てくれたと、

美紗に挨拶をし、

亘には、

むさ苦しい人が、

貴重な所へよく来てくれたと

挨拶をしたので、

亘は言葉の順番が入れ替わったと

文句を言いました。

 

美紗は会長と支社長に挨拶をし

招待してくれたことに

お礼を言いました。

 

未来は、

母親がとても料理に気を使った。

祖父も、今日はとてもおしゃれだと

言いました。

会長は、

今日は特別な日なので、

気を使ったと話しました。

支社長は、

食事の準備ができたので

席に着くようにと言いました。

 

その日は、美紗の誕生日でした。

会長は美紗に御祝いの言葉を述べ、

たくさん食べるように勧めました。

支社長と未来と頬を赤らめた亘も、

美紗に

御祝いの言葉を伝えました。

 

美紗は照れながら、

お礼を言いましたが、

自分がこんな風に

お祝いをしてもらってもいいのかと

戸惑いました。

しかし、会長は

亘と付き合うために

苦労しているので当然だと

言いました。

支社長も、

気楽にのんびり楽しもうと言いました。

美紗は、ありがたく

食事をいただくことにしました。

 

美紗が料理を口にすると、

口に合うかとか、

味はどうかとか、

美味しいですよねと

皆から質問攻めにされました。

美紗が胃もたれすると、

亘は心配しました。

 

それならば、

水を持って来てあげなければ

いけないと言う会長。

祖父の言う通りだと言う未来。

 

皆の会話を聞きながら、

美紗は微笑み、

温かさを感じました。

こういうのが、

幸せなのかと思いました。

 

パーティが終わり、

美紗は帰り際に、

今日は楽しかったと

お礼を言いました。

会長は、

自分たちも楽しかったと言って

笑いました。

亘が、これで帰ると言うと、

支社長は美紗に、

後で1人で読んでみてと言って、

誕生日を祝う手紙を渡しました。

 

美紗は、

支社長が直接書いたのかと

尋ねました。

支社長は頷くと、

良かったら、これからは

お義母さんと呼んで欲しい。

未来にあげるために買った家に

美紗が住んで、

亘と結ばれたから

美紗も自分の娘だ。

これは運命だと言いました。

美紗はお礼を言うと、

支社長のことを

「お義母さん」と呼びました。

帰りの車の中で、

美紗は手紙を読みました。

 

お会いできてうれしいです。

亘が立派な女性と付き合っていて

どれだけ誇らしかったことか。

母親として、お礼を言います。

自分も同じことを

言われたことがあるけれど、

U&Kの創業者の跡取りと

付き合っていると、

色々言われると思います。

そのような言葉に耳を傾けて

自分を傷つけないで欲しいです。

愛する人たちと、

一言でも多く言葉を交わしましょう。

本当に、お誕生日おめでとう。

 

美紗は手紙を抱き締めながら、

心の中で、母親にお礼を言い、

自分の周りの大切な人たちを、

もっと愛しながら生きていくと

誓いました。

 

美紗と亘は、

海の近くに来ていました。

亘は、美紗に

よく眠れたかと尋ね、

まだ誕生日は終わっていないと

言いました。

うっかり寝てしまったと

慌てる美紗。

そして、ここはどこなのかと

尋ねると、亘は、大阪と答え、

今日は特別な日なので、

特別な場所で

ブリーフィングしようと思って

来たと言いました。

亘は指輪を用意していました。

 

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父親に捨てられ、

母親に虐待され続けた麗奈は

本来、恨むべきなのは両親なのに

2人に対して何もできないので

美紗を不幸の元凶にし、

美紗を痛めつけることで

鬱憤を晴らしていたような

気がします。

 

けれども、

人生をやり直す前の美紗は

それでも、麗奈を

親友だと思っていました。

自分は陰で、

美紗に意地悪をしているのに

美紗が自分を慕って来ることに

麗奈は快感を覚えていたと思います。

美紗に何をしても

彼女が離れていくことはないと

思っていたかもしれません。

 

けれども、一度死んだ美紗は

麗奈の本性に気づいたので

以前のように、

彼女と親しくしなくなりました。

そして、ついに麗奈と決別。

 

結局、麗奈は

親からも捨てられ、

自分のことを好きだと思っていた

美紗にも捨てられ、

自分を愛してくれる人が

いなくなりました。

今後、刑務所で暮らす麗奈に

会いに来る人もなく、

一生、孤独に暮らすことに

なるかもしれませんが、

自分のしたことを後悔することもなく

自分の身に起こったことは

全て人のせいにするのだと思います。

 

マンガに描かれている麗奈を見ると

ついつい同情したくなりますが、

終始、美紗は冷静だったので

彼女に同情する気になれないほど、

麗奈との悪縁を切る意志が

強かったのだと思います。

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