自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して 66話 番外編 8話  ネタバレ 美紗の送別会

66話 いよいよ美紗は退職することになりました。

 

20XX年冬、

美紗が復職して数年経ったころ、

百合子は部長に昇進。

未来は、

ハラール市場進出の立役者、

グローバル特殊マーケティング部の

本部長として、

海外赴任していました。

 

田辺と離れて、

どうやって暮らすのかと

心配したのも束の間、

かなり頻繁に日本とインドネシア

行き来しながら、

新婚生活を送っていました。

 

美紗は、まだ課長。

これまで、

少しずつ資金を貯め、

立てた計画のために、

昇進は丁重に断って来たけれど、

とうとう、U&Kを

退職する日がやって来ました。

 

美紗が退職するのが

気に入らない百合子。

自分がいなくなると、

そんなに寂しくなるかと尋ねる美紗。

ウルウルしながら、

自分たちは何年一緒に働いたのかと

訴える百合子。

これからも、よく会うから

いいではないかと返事をする美紗。

当然会うと語気を強める百合子。

そして、美紗を抱き締めながら、

送別会の時、

肉を5人前以上食べないと、

家にも帰さないと言いました。

美紗は、その言葉に感謝しました。

百合子の実家の焼肉店で、

莉子が雪だるまを作っていると

百合子は高石と美紗を連れて

やって来ました。

また、背が高くなったと

莉子に告げる美紗。

もうすぐ4年生なので、

当然だと返事をする莉子。

もう、そんなになるのかと

驚く美紗。

 

高石も来たと莉子が言うと、

高石次長と呼べと

強制する高石。

しかし、莉子は、

どうして高石が次長なのかと

とぼけたことを言うので、

高石は、

一体、いつ莉子は、

自分を昇進させてくれるのかと

嘆くと、莉子は、

「うちのお母さんと結婚したら」と

答えたので、

百合子と高石は顔が赤くなり、

美紗は、莉子のことを

ハリウッドスターのように

クールだと言いました。

 

百合子は、

他の人がいる時に、

そんなことを言ってはいけない

言ったはずだと、

莉子に言い聞かせましたが、

莉子は、美紗おばさんは

他人ではないと言いました。

 

高石は、

莉子から百合子に頼んで欲しいと

言うと、莉子は、

高石が頼まないとだめだと

返事をしました。

百合子は、2人に

話を止めるよう頼みました。

 

そこへ、双子を抱えて

亘がやって来て、皆に、

中へ入らないのかと尋ねました。

美紗は、子供たちに駆け寄りながら

ここへは、何で来たのかと

亘に尋ねると、

彼は、当然、車で来たと

答えたので、それは冗談かと

美紗は言いました。

 

莉子と双子たちは、互いに

会えることができて喜びました。

そして、何をして遊ぶのかと

尋ねる双子に、莉子は

宝探しをしようと答えました。

喜ぶ双子たち。

 

美紗は、百合子に、

莉子が双子たちと遊んでくれることに

お礼を言いました。

百合子は、

莉子には兄弟がいないので、

1人作ってあげたいけれどと

話すと、高石は百合子に

一緒に作ろうかと耳打ちしました。

百合子は頬を赤らめながら、

高石に静かにしろと命令しました。

百合子の両親が

肉を運んでいる後ろで、

ボールプールの中で

遊んでいる莉子と双子たち。

 

翔が、宝物を見つけたと言って

恐竜のおもちゃを持ち上げると

先に自分が見つけたと

文句を言う昴。

しかし、翔は、

先につかんだのは自分だと主張し、

取り合いになりました。

 

莉子は、

ここにも宝物があると言って、

お人形を見せましたが、

双子は莉子を冷ややかな目で見た後

再び、恐竜の取り合いを始めました。

莉子はため息をつきながら、

一人っ子に産んでくれてありがとうと

心の中で母親にお礼を言いました。

マーケティング一部のメンバーが

全員揃ったことを

百合子は確認すると、

酒を注ぐ前に、

久しぶりに鈴木元部長が来たので

美紗と亘に拍手をするよう

促しました。

照れる美紗と亘。

 

そこへ、会長と支社長が現れました。

ここで会食をすると聞いて

やって来た。

自分もU&Kの所属なので、

参加する資格があるよねと

尋ねる会長に、

百合子は冷や汗をかきながら、

もちろんだと答えました。

 

高石の目の前に会長が来たので、

彼は、きちんとした身なりを

しているだろうか、

言葉と行動に

気をつけなければいけないと

心配するあまり、

コチコチになっていました。

百合子は、

高石が肉を食べても

肉の味がしないだろうと

心配しました。

 

支社長は、

電話でお祝いの言葉を伝えようと

思っていたけれど、

会長はここへ来たがった。

社員たちが気をつかって

まともに食事ができないだろうから

お祝いの言葉を伝え終わったら、

会長を連れて帰ると

美紗にこっそり伝えました。

美紗は支社長に感謝し、

やはりお義母さんは頼りになると

言いました。

 

国産和牛カルビを20人前、

注文する会長に

社員たちは拍手しました。

高石は、冷や汗をかきながら、

自分が肉を美味しく焼くと

会長に伝えました。

 

皆で焼肉を食べていると、

突然、電気が消えました。

驚く美紗と亘。

そこへ、退職おめでとうと

歌いながら、

田辺と未来がケーキを

運んできました。

ローソクの日を消す美紗。

 

明かりが点くと、美紗は、

何で、ここに来たのかと

尋ねました。

未来は、

もちろん飛行機に乗って来たと

答えたので、

2人で同じような冗談を言う

亘と未来はやはり兄妹だと

ぼやきました。

 

田辺は、

自分が未来に教えたら、

彼女は直行便に乗って来たと

言うと、彼女は、

美紗の送別会に、

自分は欠かせないと言いました。

 

百合子は、

未来が田辺に会いたくて、

美紗を言い訳にしたのではないか。

夫婦は似ていると言うけれどと

からかうと、

未来は、必死で否定しました。

 

孫娘に会えて嬉しい会長は、

涙を浮かべながら、

未来に頬ずりしました。

支社長は娘を労いました。

そして、未来は、焼肉を前にして、

舌なめずりし、

皆に酒を注ぎました。

 

皆で楽しく酒を飲んでいる時、

会長は、自分の番だと言って

美紗のような人材が、

U&Kを離れることになったのは

大きな損失になると言い始めたので

会場が急に静かになりました。

続けて会長は、

U&Kの枠を超えて、

社会と国のために、

さらに大きな・・・

と言いかけているところで、

支社長が、

会長が場の雰囲気を壊していると

助言しました。

会長は話すのを止め、

美紗に「退社おめでとう」と言って

酒を飲みました。

 

亘は美紗の手を握ると、

これからが始まりだ。

美紗が何をしても、

自分はそばにいる。

彼女が行ける所まで見守ると

言いました。

美紗は、亘を鈴木亘部長と呼び

お礼を言いました。

 

部長の肩書がなくなってから、

随分経っていると亘が指摘すると、

美紗は、

神戸美紗の部署を担当する

自分だけの鈴木亘部長だと

耳元で囁きました。

それを聞いていた未来が

キャーキャー騒ぎました。

驚く美紗と亘。

 

未来は、

鈴木未来のデザート部署を担当する

自分だけのチョコ社長だと

言いました。

美紗も亘も顔が真っ赤になりました。

会長は、美紗に

乾杯の音頭を取ってもらうと

言いました。

 

美紗は、自分にとって

最初で最後の会社。

とても大切な人々に

出会えた場所だと考えながら、

世界最高の食品企業U&Kと

自分たちの前途を祝して、

乾杯の音頭を取り、

U&Kに別れを告げ、

自分の新しい未来を歓迎しました。

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幸せになった美紗と百合子と未来。

美紗が未来から戻って来て、

以前と違う行動を取らなければ、

未来は田辺と結婚しなかったし、

百合子は退職し、

ダメ夫と一緒のままだったと

思います。

そして、麗奈は、

ひどい女だったけれど、

母親に虐待されることなく、

父親に捨てられた分まで

母親に大切にされ、

愛されていれば、

あそこまで美紗を妬むことは

なかったかもしれません。

人が相手に与える影響力について

考えさせられました。

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