自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 ネタバレ 68話 和解の条件を碧人に告げる麗奈

68話 麗奈は警察署へ行きました。

刑事に迎えられた麗奈は、

挨拶をしました。

刑事と向かい合って

椅子に座っている人は、

フードを被ったまま、

ガタガタ震えていました。

麗奈が、

フードを脱がしたところ、

その人は由香でした。

やはり、由香だったのかと

呟く麗奈。

そこへ息せき切って、

碧人が駆け込んできました。

由香はネットカフェで、

自分は作家になれると思いながら

Sグループの妻Aさんの

乱れたプライバシーを暴露と題して

掲示板に記事を投稿しました。

 

自分は、本当に腹が立って悔しくて

コメントする。

最近、結婚したSグループの妻Aさんは、

自分が良く知っている人の婚約者だった。

Aさんと同じ家に住んで、

6年もの間、付き合ったカップルで、

夫婦同然だった。

Aさんは潔癖症で暴力を振るい、

自分の知人も、いつも頬を殴られ、

精神的に追い詰められていた。

彼は、Aさんが養子でも、

必ず守ると言っていた人。

家族に反対されても、

真実の愛で解決すると言って

ドレスの試着までしたのに、

Aさんが急に大騒ぎして、

破談を宣言してしまった。

 

家の中は大騒ぎとなり、

その知人は衝撃を受けて、

食事をすることもできず、

病院に通って治療を受けている。

でも、2カ月も経たないうちに

AさんとSグループのCさんの

結婚記事が報道された。

 

それに対して、

 

お金の方を選ぶなんて狂っている。

金持ちと結婚するために、

破談までするなんて。

お金だけ欲しがる悪い奴だ。

暴力を振るうなんてひどい。

どんな性格か、想像がつく。

お金のために婚約者を捨てるなんて

本当に汚い。

ドラマより面白い。Aがむかつく。

 

とコメントが帰ってきました。

 

由香は、自分の兄を捨てておいて

幸せになれると思ったのかと

ほくそ笑みましたが、

痛快な気持ちは、

長くは続きませんでした。

 

このままでは、家族どころか

自分の友達も皆、

これを書いたのが自分だと

分かってしまうのではないかと

思いました。

そして、由香に警察から

電話がかかって来たので、

彼女は慌てて璃香に連絡をし、

どうしたらいいか相談しました。

しかし、璃香は無言でした。

由香が何度か璃香に呼びかけると、

彼女は、

だから何なのかと尋ねました。

血の気が引く由香。

 

話がなければ、

電話を切ると言う璃香に由香は

他の人は知らんぷりしても、

璃香には助けて欲しい。

璃香のために、

あんなことをしたのに、

まさか知らんぷりをするのかと

非難しました。

 

璃香はくすくす笑いながら、

自分のためだなんて

何を言っているのか。

自分が由香に、

何か頼んだとでもいうのかと

尋ねました。

 

由香は、

何を言っているのか。

あの時、確かに頼まれたと

返事をしましたが、璃香は、

由香が勇敢なのか、無謀なのか。

相手は西江グループの妻なのに

そんなことも、

分からなかったのか。

それに、西江のことも

色々言ったので、

グループも黙っていないだろう。

自分に手伝えることはないので

もう切ると言いました。

由香は呆然としました。

碧人は土下座し、

妹が分別がなくて申し訳ない。

自分があの時、

麗奈の言葉を、

きちんと伝えておけば良かった。

自分が全て悪い。

璃香のそばにいたいがために、

利己的な気持ちで、

麗奈を騙したと言って謝りました。

 

麗奈は、

あれだけ聞きたかった謝罪を

今さら碧人がすることに

腹が立ちました。

彼女は、碧人が

和解を望んでいるのかと

尋ねましたが、

自分は、

和解するつもりはない。

被害を受けたのは

自分だけではないからと

告げました。

 

碧人は、

どうすれば許してくれるのかと

尋ねると、麗奈は、

条件があると答えました。

 

数日前、

麗奈はジェイミーと会いました。

大丈夫かと麗奈を気遣うジェイミー。

大丈夫だと答え、

自分のことを心配してくれる

ジェイミーに感謝する麗奈。

 

ジェイミーは良かったと言った後、

恵美が、璃香と雅紀を

結び付けて欲しいと頼んできたことを

麗奈に教えました。

驚く麗奈。

 

しかし、ジェイミーは、

頼みを断った。

そして、そのことについて

麗奈が知っておくべきだと思ったと

話しました。

 

麗奈は、なぜそれを

自分に話すのかと尋ねました。

ジェイミーは麗奈を助けたいし、

それが智彦を助けることでもある。

自分は麗奈の味方になるつもりだと

答えました。

 

麗奈は、一体どうして、

ジェイミーが

自分の味方になってくれるのか

理由が分かりませんでした。

そして、

突然味方になると言われて、

戸惑っている麗奈に、

ジェイミーは

負担に思わないように。

自分がそうしたいので、

それだけ分かって欲しいと

伝えました。

 

麗奈は、

ジェイミーがくれた情報を

使うことにしました。

彼女は、碧人に

璃香が九条雅紀と

会おうとしているらしいと言うと、

碧人は、麗奈が

どうやってそれを知ったのかと

尋ねたので、彼女は、

碧人はやっぱり知っていたようだと

言いました。

 

麗奈は跪いている碧人の顎に

手を触れると、

今のように璃香の近くにいながら、

彼女が何を企てているのか、

目的が何なのか調べて

もれなく全て報告するように。

それが自分の条件だと告げました。

 

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愛する女性を取るか、

妹を取るか。

璃香が自分のことを

愛してくれているならともかく、

碧人を侮辱しておきながら、

平気で彼を利用するような璃香なので

苦悩しながらも、

家族が崩壊しない方を

選ぶような気がします。

 

璃香は、

由香がネットに麗奈の悪い噂を

広めると言った時に、

その危険性を知っていたと思います。

本当の友達なら、

止めることもできたのに、

由香の好きなようにさせておいて、

彼女が助けを求めてきた時には、

あっさり切り捨てる。

由香も碧人同様、璃香にとっては

利用するだけの

存在だったのだと思います。

彼女が付き合うのは、

利用価値のある人だけで、

好意を持って付き合う人は

いないような気がします。