自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して 57話 ネタバレ それぞれの幸せ

57話 特別な場所でブリーフィングをしに来たと亘は言いました。

 

美紗は、

ブリーフィングするのかと尋ねました。

 

亘は封筒を3通取り出しました。

一つ目は彼が所有している

U&Kの株の持ち分15%。

二つ目は、

祖父からもらったビルの譲渡書類。

三つめはマンションの権利書でした。

 

焦った美紗は、

まさか、これを全てくれるので

結婚して欲しいということでは

ないですよねと尋ねました。

亘は、

美紗が全て話を聞いても、

嫌だと言ったら

二度と話をしないと言いました。

 

次に亘は、

美紗が結婚後に事業を起こしても、

会社で働いても、勉強をしても

全面的に支持するという

内容の覚書を差し出しました。

 

美紗は覚書を見ながら

話を続けるよう促すと、

亘は、

全般的な家事は全て自分がする。

自分の方が上手だし好きだから。

そして、美紗の幸せのために

いつも最善を尽くすと言いました。

 

美紗は、

これはプロポーズではないかと

焦り、顔が真っ赤になったので

車の窓を開けて、

顔を手で扇ぎました。

亘は、

暖房を入れていたけれど

暑いかと尋ねました。

 

美紗は、

どうして、

幸せにするという約束ではなく、

最善を尽くすなのかと尋ねました。

亘は、幸せの基準は

人によって違うから。

美紗を幸せにしようと思って

したことが、

間違っていることもあると

答えました。

そして、その時は、

すぐに話してくれれば修正する。

美紗に死ねと言われれば

死んだふりもすると付け加えました。

 

美紗は、タクシーの運転手から

何もかもうまく行く。

すぐに元気になって、

仕事もバリバリして、

美紗のことを

好きで仕方がないという

男性にも出会えると言われたのを

思い出し、

だから父親は亘を選んだのだと

思いました。

 

美紗は、

なぜ、よりによって、

死んだふりなのかと尋ねました。

亘は、

自分が本当に死んでしまったら

美紗が幸せでないからと

答えました。

美紗は、

亘がこんなにも

自分を愛してくれる人なのだと

思いました。

 

海岸で、亘は美紗の前に跪き

この指輪を受取ってくれるかと

プロポーズしました。

美紗は、

亘も知っていると思うけれど、

今世で自分は

結婚しないことにしたと言いました。

亘は、

知っている、理解していると

返事をして立ち上がりました。

 

美紗は、亘が

プロポーズするためだけに、

何時間も車を運転して、

特別な場所に連れて来て、

話が上手ではないのに、

どのような結婚生活を送るか

説明してくれたのだと

感動しました。

 

美紗は、

亘のことをとても愛している。

一生、一緒にいたいと伝えました。

そして、この男性と一緒なら、

共に過ごす人生が幸せで

輝くものになると思いました。

美紗は、指輪を持っている

亘の手を握ると、

まず、自分と一緒に

暮らさないかと提案しました。

美紗と亘はキスをしました。

美紗は、心の中で、

必ず幸せになる。

空から見守って欲しいと

父親に語りかけました。

会社まで、美紗を迎えに来た亘に、

彼女は、

どうして、こんなに早く来たのか。

長い間、待ったのではないかと

尋ねました。

亘は、大丈夫だ。

あれを調べていたと答えました。

亘の視線の先で、

ブルーカフェの看板が

取り外されていました。

閉店してしまうのかと、

美紗は驚きました。

亘は、彼女も知らなかったのかと

尋ねました。

 

亘が調べたところ、

田辺は、

カフェを辞めたそうで、

亘は、美紗に、

未来の様子はどうかと

尋ねました。

急に未来のことを聞かれて

戸惑う美紗に亘は、

好きな人が急にいなくなれば

当然・・・と言いかけている途中で

美紗は、

未来が田辺のことを好きだったのかと

驚きました。

亘は、全く知らなかったのかと

尋ねると、

美紗は、

田辺のデザートだけが

好きなのかと思っていた。

なぜ、亘は気付いたのかと

尋ねました。

彼は、勘だと答えると、美紗は

自分の勘は亘より悪いのかと

ショックを受けました。

何も言えない亘。

 

美紗は、

そういえば、今日のランチは

未来が好きなメニューだったのに

彼女はお昼を食べなかったと

言いました。

亘は、

それは深刻だと言いました。

美紗は、

まずは、田辺に何があったのか

聞いてみる。

そして、

未来の家に連れて行って欲しいと

亘に頼みました。

突然やって来た美紗に、

未来は、

なぜ来たのかと尋ねると、

美紗は、いきなり、

田辺が明日スイスに留学すると

まくしたてたので、

未来は驚きました。

 

未来は、自分も知っていたけれど、

自分とは関係ないと言いました。

美紗は、飛行機の出発時間を教え、

仕事を半休して、

見送りに行くよう勧めました。

未来は、

それ程、田辺と親しくないのに、

どうして、見送りに

行かなければいけないのかと

尋ねました。

美紗は、

田辺はいつ帰って来るか分からない。

1‐2カ月ではなく

数年かかるかもしれないと

伝えました。

しかし、未来は、

自分と何の関係があるのか。

スイスなら、帰って来る時に

チョコレートでも

買ってくるかもしれないと

言いました。

 

美紗は、

未来が関係ないと言いながら、

なぜ泣くのかと尋ねました。

未来は、

自分は彼の眼中にないし

自分もあんな人は嫌いだと

答えました。

 

田辺の眼中に未来はいないし、

未来は田辺のことが嫌いでも

なぜ、田辺は、毎日、

一つずつデザートを残しておいて

未来は、それを食べに行ったのかと

尋ねました。

 

未来は、田辺が、

夜勤でお腹が空いている彼女に

今日もプリンが一つ残ったと

言っていたのを思い出しました。

未来は、

デザートを食べるのは

美紗の役割だったと話すと、

美紗は、その言葉を否定し、

田辺は、自分が来ないことを

知っていたと思う。

それでも、彼は

毎日、デザートを作って

未来にあげた。

未来は自分の代わりではないと

言いました。

 

未来は涙を拭いながら、美紗に

カプチーノプリンは好きかと

尋ねました。

美紗は、カプチーノプリンは

大嫌いだと答えました。

そして、明日、必ず行くことと

後悔しないようにと助言しました。

未来は、

自分はカプチーノプリンが好きだと

思いました。

空港で、未来は田辺を見つけ、

彼の名前を大声で呼びました。

驚いた田辺は、

どうして、

ここにいるのかと尋ねると

未来は、

半休を使った、

聞きたいことがあると言って、

今まで自分が食べたデザートは

全て美紗の分だったのかと

尋ねました。

 

田辺は返事をしなかったので、

未来は、

分かった。

でも、今、行ってしまったら

いつ帰って来るか分からないので

今、言うと前置きをして、

自分は田辺が好きだと叫びました。

突然の告白に驚く田辺。

 

周りの視線を浴びながらも、

すっきりしたと言う未来。

少し、落ち着いたかと

未来に尋ねた後、

田辺は謝りました。

 

未来は、彼が謝ることではないと

言いましたが、田辺は、

今から、自分が

申し訳ないお願いをする。

自分が、本当に

未来だけのデザートを作れるまで

待ってもらえるかと尋ねました。

 

未来は、

それはどういう意味かと尋ねました。

田辺は、

ある日から、

デザートを作りながら

未来のことを考えるようになった。

デザートを、

どれだけ美味しそうに食べてくれるか

想像すると笑顔になった。

でも、美紗が来て、

お腹が空いていたら、

後で、未来が来て

がっかりしたとしても、

自分は、すぐにそれを取り出し、

彼女にあげていたと思う。

だから、まだ、

完全に美紗のことを

忘れていないという意味だ。

そして、未来も完全に

自分の心を満たしていないと

答えた後、

もしかして泣いているのかと

尋ねました。

未来は、

寒いからだと答えました。

 

田辺は、自分のマフラーを

未来の首にかけながら、

周りにもっといい男がいたら、

そちらに乗り換えるように。

でも、自分の心の中が

未来でいっぱいになって

帰って来るまで、

そんな男が現れなかったら、

自分が未来に告白すると

告げました。

 

未来は、その時は自分が

田辺を振ると言いました。

彼は、

振られても、また告白していいかと

尋ねました。

未来は、口を尖らせて、

振られなくなるまで

やってみてと言いました。

 

未来は、

髪を縛っていたミサンガを

田辺に渡し、

自分に、他の男が

できるかもしれないから、

これが切れる前に帰って来てと

言いました。

田辺は、

必ず戻って来ると言いました。

その日、初雪が降りました。

空港から戻る車の中で

笑顔の未来。

田辺も飛行機の中で

笑顔でした。

 

百合子と高石と莉子は

楽しそうに

雪だるまを作っていました。

 

美紗と亘は、

コーヒーカップを手にして窓辺に立ち

雪を見ていました。

亘は片手で美紗の肩を抱いていました。

そして、2人はキスをしました。

 

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美紗と亘が過去に戻り、

人生を変えたことで、

百合子も未来も幸せをつかみました。

その一方で、麗奈と友也は

最初の人生よりも

不幸になりましたが、

もしも、美紗と亘が

最初から、2度目と同じ人生を

送っていたら、

麗奈と友也の行く末も

同じだったと思います。

麗奈と友也が不幸になったのは

彼らの責任です。

 

実際に、過去に戻り

人生をやり直すことはできませんが

未来を変えることはできます。

何かを選ばなければならない時に

すぐに決めないで、

こちらを選んだら、

未来はどうなるか、

もう一方を選んだら

未来はどうなるか考えてみるのも

いいかもしれません。

 

もっとも、私は、

美味しそうなお菓子を

目の前にした時、

これを食べれば

絶対に中性脂肪が増えると

分かっていながらも

誘惑に負けることが

多々ありますが(^^;)

 

次回は最終回です。

その後、外伝が続きます。

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