自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 79話 ネタバレ ルーの元へ駆けつけるカルロイ

 

79話 ルーはデルアの胸に剣を突き立てました。

 

デルアは、

自分の胸に刺さった短剣を抜き、

それでルーの脇腹を

切りつけました。

そして、息も絶え絶えに、

口から血を流しながら

正直なところ、

ルーが何を恨んでいるのか

分からない。

自分がいなければ、

すぐにドニスは死んでいた。

ルーは皇后にもなれなかったと

言いましたが、

ルーは、デルアが落とした剣を拾い

もう一度、彼の胸に突き立てながら

自分は、そんなことを

望んだことはないと言いました。

 

そして、デルアの娘が

先に死んだのは幸いだ。

デルアのような人間が

父親だと知っていたら、

彼の娘も塔から飛び降りたか、

デルアの首を切ったと思う。

彼の娘がデルアのような父親を

愛するはずがないということを

分かっていたはずだ。

デルアの娘は、

彼が死なせたのも同然だ。

結局、デルアは

何を成し遂げたのか。

何も持っていない。

死んでも、最愛の娘とは

会えないだろうと叫びながら、

彼が息絶えるまで、

デルアを攻撃し続けました。

 

ルーは脇腹を押さえながら

母親を探しに行こうとしましたが

その場に倒れてしまいました。

 

母親が死んだはずはない。

彼女の遺体もない。

デルアが自分を怒らせようとして

嘘をついた。

もしかしたら、

この恐ろしい全てのことが

悪夢ではないのか。

自分は、まだ11歳のままで

夢から覚めたら、母親が

抱き締めてくれるかもしれない。

そして、どんな夢を見たのかと

笑うだろうと、考えていました。

カルロイとアセルは

デルア邸に急ぎました。

 

どうして、

ルーに気づけなかったのか。

彼女の前に跪いて

許しを請うだけでは足りない。

彼女に首を切られても

何も言えない。

自分自身で切って、

ルーに捧げても足りない。

行かせてあげれば良かった。

もう一度だけ、

信じてみれば良かった。

どうせ、騙されたと

思っていたのだから、

もう一度、騙されれば良かったと

デルアの領地を守っている

兵士を切りつけながら

考えていましたが、アセルは、

自分たちが、こちらへ来ることを

予想していなかったとはいえ、

あまりにも兵士が少ないので

何か変だ。

何かあったのではないかと

言いました。

 

逃げようとする兵士を

別の兵士が引き止めたり、

住民が逃げ惑っているなど

人々の統制が取れていないので

指揮官がいないと

カルロイは考えました。

 

カルロイはデルア側の兵士に、

一体、どうしたのかと尋ねました。

彼は、よく分からない。

デルア・タワーで

公爵が亡くなったという噂が

広まっていると答えました。

 

カルロイは、

デルア・タワーと呟きながら

先を急ぎ、

その後をアセルが追いました。

カルロイは、きっとルーは

デルア・タワーにいると

思いました。

夜になり、

デルア・タワーの階段を

上っていた先で、カルロイは

天井からぶら下がっている

ピオルの遺体と、

倒れているルーを発見しました。

 

カルロイはルーを抱き起すと、

自分が全て悪かった。

だから、起きて欲しいと

嗚咽しました。

すると、ルーは目を開き、

母親を探して欲しい、

どこにいるのか分からないと

訴えました。

カルロイは、

自分が探して来ると答えました。

 

ルーは、

母親の名前はドミスで、

ひどく具合が悪いと説明しました。

カルロイは、ルーに、

自分は何でもすると約束すると

言いました。

しかし、ルーは、

カルロイの言うことは全て嘘だ。

彼は一度も約束を守ったことがないと

非難しました。

そして、ルーはカルロイに

ブローチを差し出し、

自分が持って来ると言ったはずだと

告げると、

もう少し休むと言って、

目を閉じました。

 

カルロイはルーに

それはダメだと言いました。

そして、

彼女を憎む、

死ぬことを願うと言った言葉は

全て嘘だった。

ルーがイボンヌ・デルアの時も

そんなことを望んでいなかったと

考えました。

 

ルーは、

あまりにも痛い、本当に痛いと

呟きました。

 

カルロイは、

ルーが自分に見せていた姿が

嘘だったのではないかと思うと

恐怖を感じていた。

ただ、それを

認めることができなかった

自分はバカだった。

それを伝えなければならないと

思いましたが、

ルーは気を失ってしまいました。

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カルロイに

信じてもらいたかったルー。

本当はルーを信じたかったけれど

彼女が

嘘をついているのでないかと思うと

ルーを信じられなかったカルロイ。

 

ピオルが死んだことで

魔法が解けて、

ルーは真実を伝えることが

できたけれど、時すでに遅し。

デルアに何をされても

守りたかった母親が

亡くなってしまい、

ルーの後悔の日々が始まるかと思うと

辛いです。

ルーはデルアの私生児なので、

貴族からの風当たりが

強くなることが予想されますが

カルロイは、

ルーへ償う気持ちを持って

彼女をしっかり守って欲しいです。

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