自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 80話 ネタバレ カルロイの後悔

 

80話 ルーはカルロイの腕の中で、気を失ってしまいました。

 

医師は、ルーについて、

息はしている。

傷も深くはなく、

すぐに止血できたけれど、

この程度の傷にも耐えられないほど

体が弱っている。

いつ意識を取り戻すか

分からないので、

今のところ、待つしかない。

できるだけ早く、

首都に移す必要があると告げた後、

状況がどうなるか分からないけれど

皇后とデルア公爵の間に

何かあったことは分かっている。

何があったのか、

すべて明らかにするには、

皇帝が

しっかりしなければならないと

進言しました。

 

カルロイはアセルを呼ぶと、

全ての建物を隈なく探し、

ドニスという中年女性を探せと

兵士たちに伝えるよう命じ、

どのような証拠があるかも

分からないので、

デルア公爵邸にあるものは

全てプルトゥに持って行くと言いました。

アセルは

デルア公爵邸の使用人たちに

ドニスのことを聞くと、

彼女は塔から飛び降りて亡くなった。

もう10日以上も前のこと。

死体はどこにあるか分からないと

言われました。

 

アセルは、

死体は土の中に

埋められているのではないか。

そうであれば、

見つけるのは難しいと思うと

言いました。

すると、カルロイは、

それならば、

埋めた人を探さなければならない。

侍女長の娘である

使用人に違いないと告げ、

辺境伯には、

デロア領の混乱を収拾しながら

調べるように。

そして、遺体を見つけたら

アセルにプルトゥまで運ばせるよう

指示しました。

 

辺境伯は返事をしながら、

なぜ、デルアの娘が

父親を手にかけたのか、

なぜ、皇帝は、

あのような様子をしているのか

疑問に思いました。

ルーを抱き抱えて、

馬車へ向かうカルロイの後から

辺境伯は、

すぐに首都に戻るのかと

尋ねました。

カルロイは、

そうする。

後片付けをするために

2日もかかったからと答えました。

そして、後ろを振り返り、

ルーの母親を必ず探してと

頼みました。

宮殿での閣議で、

皇后が私生児だなんて。

そんなことあり得ない、嘘だ。

しかし、

侍女長とレディ・ルエンは

それを認めた。

皇后が私生児だなんて、

クロイセンではありえない。

反逆者の娘なので、

皇后は廃位すべきだと、

意見が出され、

ティニャは頭を痛めていました。

そして、

皇后は廃位し、皇妃を

皇后の座に上げる必要があるという

意見が出されると、

キアナは静かにするようにと叫び、

皇后は命を懸けて、

デルアを亡き者にした。

彼女の功績を称えるどころか

廃位なんてとんでもないと

言いました。

 

すると、ある大臣から、

皇后の功績を考慮し命は助ける。

しかし、デルア公爵の娘なので、

大目に見たとしても、

皇妃までだという意見が出ました。

それに対して、別の大臣は

ある時は、

実の娘ではないから問題だと騒ぎ

ある時は娘だから問題だと騒いでいる

と言って、

その大臣の意見に皮肉を言ったので

当の大臣は怒りましたが

後から発言した大臣は、

私生児に対する慣習を

変える時が来た。

クライド・アンセンは

すでに、いくつかの功績を上げ、

今回の反乱でも、

アンセン伯爵の首を取って来た。

その彼を他国に送るのは

恥ずべきことだと発言しました。

 

キアナはティニャに、

なぜ、何も言わないのかと

尋ねました。

彼女はため息をつき、

分からないと答えながら、

イボンヌ・デルアは

デルアの娘だけれど、

娘ではなかった。

父親から、

あのような扱いを受けた人を

娘と呼べるのかと考えました。

 

しかし、キアナはティニャに

いつまでも、知らないとは

言えないだろう。

自分ではなく、他の貴族たちが

ティニャの意見を

要求するだろう。

ティニャが年の功で、

慣習を変えてくれると

信じているからと話しました。

数日後、

ルーを連れたカルロイが

戻って来ました。

出迎えたティニャとキアナに

カルロイは、

皇后の部屋は片づけてあるかと

確認し、

すぐにそこへ行くと告げました。

 

急に皇后を庇うなんて

どうしたのだろうかと

ひそひそ話す声が聞こえて来ました。

 

ベッドに横になっている

ルーの足元で、

メアリーは布団を握りしめ

泣きながら、

皇后は可哀そうだ。

あんなに母親に

会いたがっていたのに、

どうして、

こんなことになったのかと

嘆きました。

そして、カルロイの方を向くと

皇后が、

一度だけ帰りたいと言った時に

帰らせてあげれば良かった。

一度だけ信じてあげれば

良かったと、非難しました。

 

カルロイは、

デルア領に行ってもいいと

ルーに言った時に、

なぜ彼女は、あんなに喜んで

明るく笑ったのか、

一度でいいから、

考えてみるべきだったと思いました。

 

そして、ルーの傷だらけの手を

ギュッと握りながら、

たかが、そんな些細なことに、

なぜ、そこまで嬉しがるのか

気にすべきだった。

ルーに初めて花を贈った時、

彼女の体質について、

事前に調べるべきだった。

彼女が自分の庭に入った時、

何をしているのかと

尋ねたりしないで、

思う存分出入りしても大丈夫だと

言うべきだった。

それよりも、子供の頃、

自分が捕まっていた時に

ルーに話しかけてはいけなかった。

自分の前で、

すでにたくさん泣いた彼女が、

自分がいなかった時は、

どれだけ泣いていたのかと

心の中で嘆いていると、

メアリーが、

毒を何とかして欲しいと叫びました。

 

カルロイが驚いていると、

メアリーは、

まだ知らなかったのか。

ルーはカルロイの代わりに

毒を飲み続けていたと叫びました。

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あの時、ああすれば良かったと

どれだけ後悔しても、

当時のカルロイの心情では、

それができなかった。

だから、

これからカルロイのすべきことは

後悔することを止めて、

母親を亡くした上に

反逆者の娘ということで

風当たりが強くなるルーを

守って、支えて、

立ち直らせること。

それが、ルーを信じなかった

カルロイにできる償いだと

思います。

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