自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 82話 ネタバレ ルーの苦痛を引き受けるカルロイ

 

82話 ルーはカルロイに自分の命を奪ってくれと頼みました。

 

ルーは苦しい息の中で、

涙を浮かべながら、

とても苦しいので、

自分の命を奪って欲しい。

そのくらいなら、

できるのではないかと

カルロイに懇願しました。

 

カルロイは、

そんなことはできないと

呟きながらも、かつて自分が

「いっそのこと、

あなたが死ぬべきだった。」

とルーに言ったのを思い出し、

自分は、数えきれないほど多く

ルーの命を奪って来たのではないか。

自分の口から直接、

ルーの死を願う言葉を発していた。

ルーは自分が彼女の命を

奪えると思っているのかと

考えました。

 

しかし、メアリーは、

死んではダメだ。

まだ、ドニスを

見つけることもできていない。

それでも、母親に

会わなければならないと言いました。

ルーは、母親を何度か呼びました。

ずっとルーに付き添っているカルロイに

メアリーは、

皇后は眠ってしまったので、

皇帝も休まなければならないと

進言しました。

そこへ、

ゴルテンがやって来ましたが、

カルロイはルーに付きっきりなので

メアリーが代わりに応対すると

ゴルテンは、

ルキアから伝言が届いたと言って

侍女長の娘のジェインが

見つかったことを伝えました。

ほっとするあまり、

メアリーは床に崩れ落ち

神に感謝しました。

そこへ、カルロイが近づき、

ルーの母親の遺体は

見つかったのかと尋ねました。

ゴルテンは、

遺体も見つかった。

侍女長の娘は、

遺体を埋めて逃げる途中で

ケガをしたので、

身動きができなかった。

遺体を掘り起こし、

今、首都に向かっているところだと

伝えました。

 

カルロイはメアリーに

娘が無事でよかった。

メアリーも気苦労が多かったと

彼女を労いました。

メアリーは、

遺体が見つかって良かったと

言いましたが、カルロイは

それで良かったのか。

ルーに起こっていることは

全て幸せな事ではない。

母親の遺体を確認したら、

ルーは、どんな行動を取るのかと

心配しました。

医師は、

毒の分析が完全に終わった。

その結果によれば、

皇后が飲んだ毒は、

幻覚と妄想を起こして、

精神を苦しめるものだった。

けれども、致命的な量を

飲んだわけではないし、

適切な治療も可能なので、

あまり心配しなくても良い。

ただ副作用として、

胸の痛みが推測されるので

治療が長引くと、

この部分が少し大変だと思うと

告げました。

 

カルロイは、

そんなひどい毒を

自分の代わりに

ルーが飲んだことを嘆きましたが

はっとすると、

自分に転移魔法を使えと

言いました。

医師とゴルテンは猛反対しました。

そこへ、ティニャが入って来て、

転移治療だなんて、

どういうことなのかと尋ねました。

 

カルロイは、

転移治療をすると、

自分が深刻な状態になるのか

正直に話すよう医師に求めました。

 

医師は、

皇帝の命が、

急に危うくなることはないけれど

苦痛は小さくないはずなので

精神に影響を及ぼす。

しかも、転移魔法自体が

不確実なものなので、

予想外の別の痛みが

起きるかもしれないと告げると、

カルロイは、

それでも構わない。

自分のせいで毒まで飲んで

死にかけている人がいるのに

そのような苦痛は問題でない。

今、ルーは死にかけているけれど

自分にそれを全て移しても、

自分は死なないと叫び、

自分にできることは、

せいぜい、これくらいだと

呟きました。

 

ティニャは、

ルーを見下ろしながら、

一度だけでいいから、

皇帝に会わせて欲しいと

ルーが苦しそうな様子で

訴えていたのを思い出しました。

 

ティニャはカルロイに

勝手にしろと告げました。

驚くゴルテンと医師。

そして、ティニャは、

うるさくなるだけなので、

外部には知らせないと告げました。

転移治療を終えると、医師は

絶対に無理をしてはいけないと

カルロイに告げました。

彼は、分かったので

出て行くようにと命じました。

 

カルロイは、

胸がズキズキしましたが、

安らかな顔で寝ている

ルーの髪を撫でながら、

彼女は、どうやって

この痛みを我慢したのだろうかと

呟きました。

 

すると、ルーが目を開けたので

カルロイは彼女に

身体の具合について尋ねながら、

彼女の身体を起こしました。

しかし、ルーは生気のない目で

カルロイを見たので、

彼は、びくっとしました。

 

カルロイは跪いてルーに謝り、

涙を流しながら、

自分は何をどうすればいいのか。

ルーが自分の命を取りたければと

話していると、ルーは

どうしてそんなことを言うのか。

カルロイが死んでも、

自分に良いことは何もない。

自分を生かしてくれたくせに、

他に何をしてくれるのかと言って

顔を背けました。

 

カルロイは、

時間を戻すことはできないし、

だからと言って、

ルーの母親を・・・と

言いかけていると、

ルーはカルロイの方を向き、

涙を流しながら、

本当に母親は死んだのかと

尋ねました。

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今まで、ルーは

母親を守りたいがために、

あらゆる苦痛に耐えて来たのに、

その母親が亡くなってしまったら

生きる目的を

失ってしまうのではないかと思います。

今のルーは、

新たな生きがいを見つけるまで、

カルロイへの憎しみと怒りを

生きるための

エネルギーにすることでしか

生きていけないかもしれません。

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