自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 83話 ネタバレ ルーに起こったことを知るカルロイ

 

83話 母親は本当に死んだのかと、ルーはカルロイに尋ねました。

 

カルロイは言葉に詰まりましたが、

謝った後、

侍女長の娘と一緒に

首都に向かっていると答えました。

 

ルーは、

危険だったのに、

カルロイを選んだ時に、

こうなるということを

知っておくべきだった。

カルロイを恨む必要はない。

自分のせいで、

母親がそうなったと泣きました。

 

カルロイは、

ルーのせいではない。

全て自分が悪いと言いました。

そして、心の中で、

自分がバカだったから。

ルーを見れば分かるという

愚かな自信だけがある

バカだったから。

時間を戻すことができれば、

子供の頃に戻れるなら

ルーが絶対に、

自分のような人間に会わないように

ルーが自分を助ける前に、

自ら自分の命を絶ってしまうのにと

思いました。

食事を運んできたカルロイに、ルーは

彼が自分を訪ねて来て、

小言を言う声を聞くのも

うんざりしていると言いました。

しかし、カルロイは

侍女長の運んできたワゴンの上に

皿を置くと、

すぐに、また来ると言いました。

 

窓の外には何もないのに、

ルーは目が覚めてから、

窓の方だけを眺めていました。

カルロイは、その姿を見ながら

ルーの母親が塔から飛び降りたと

聞いたことを思い出しました。

 

カルロイは部屋の外へ出ると

待機していたゴルテンに、

ルーの寝室を一階に移すよう

指示しました。

部屋の中では、侍女長が

ルーに食事をさせようとしても

彼女は首を振って拒否していました。

ゴルテンは、

執務室に書類が溜まっているので

今、執事に整理させると告げると

カルロイは、

自分がやると返事をしました。

 

ゴルテンは、

皇帝が直接見るべきものも多いと

ティニャ公爵が言っていたので、

そこから始めて欲しい。

また、貴族院

一度でも顔を出せば、

雑音も止むだろうと

告げました。

 

カルロイは、執務室の椅子に座り

ため息をつくと、ゴルテンに、

今、クロイタンの目(ブローチ)を

見る必要があると、

ティニャに伝えるよう指示しました。

 

クロイタンの目を

持って来たティニャは、

永遠に事実を、

その中に置いておくと思ったのに

どうしたのかと尋ねました。

カルロイは、

確認する必要があると答えました。

 

医師は器に入った液体の中に

クロイタンの目を入れ、

以前のような魔力があれば、

手元になかった期間の全てのことが

記録されているけれど、

今は、途中で途切れる部分が

あると思うと告げました。

 

カルロイは器の中に

自分の血を垂らしました。

すると、

母親をどこにやったのか。

母親が自分を置いて死ぬわけがない。

自分の身体に、

デルア公爵の血が流れていることが

おぞましいと言う、

ルーの声が聞こえて来ました。

 

カルロイは、

デルア公爵が、あんなに簡単に

死んではいけなかった。

ルーではなく、直接、自分の手で

もっと苦しめて死なせるべきだったと

思いました。

 

続いて、

本当はデルア公爵も、

自分の娘が自分のような人でなしを

父親として愛するわけがないことに

気づいていたと言う、

ルーの声が聞こえて来ました。

 

カルロイは、自分がルーを、

あの地獄のような状況に

追い込んだと思いました。

 

続いて、

お前が、そのように

不愛想に振舞っているから、

皇帝の反応がないと言う

デルアの罵声。

ルーを叩く音。

こんなことの一つも、

まともにできないのかと罵り

ドニスは自分の手の内にあることを

肝に銘じるようにとルーを脅す

デルアの声が聞こえ、

子供のルーが、

膝を抱えて泣きながら、

母親を呼び、

ここから出して欲しい。

自分が悪かったと

謝る姿が映し出されました。

カルロイもティニャも医師も

無言でした。

 

噛み締めたカルロイの唇から

血が流れました。

ティニャは、医師に

出て行くよう指示しました。

 

カルロイは、

自分がルーの人生を台無しにした。

自分のせいだ。

デロアの娘というのが嫌だった。

守れない約束をすべきではなかった。

信じられないと言いながら、

信じると言うべきではなかったと

涙を流しながら嘆きました。

 

ティニャは、

自分がもっと早く、

ろくでなしのデルアを

死なせるべきだったと思いました。

 

ティニャは、

ルーの子供の頃のことは、

少なくとも、

カルロイのせいではない。

ただ運が悪かっただけ。

彼の過ちではないと

慰めようとしている途中で、

アデライドが死んだのも、

カルロイのせいではなかったと

思いました。

 

部屋の外から、

カルロイを呼ぶ声がして、

ルキアから遺体が到着したと

告げました。

棺にすがりついて泣き叫ぶルー。

本当は、母親が

見つからなければいいと思っていた。

そうすれば、

母親がどこかに逃げて、

生きていると信じられる。

死んだと思わずに済んだ。

自分が悪かった。

母親は土の中で一人で寒かったのに

自分のことしか考えていなかった。

そうしなければ良かった。

そんな選択をしなければ良かった。

自分みたいな子は何もできなかったと

母親に謝りました。

 

カルロイはルーに近づき、

自分のせいだ。

ルーのせいではないと言いました。

 

彼女は、カルロイの胸を

拳で叩きながら、

彼のことが憎い。

守れもしない約束をなぜしたのかと

非難しました。

カルロイは謝りましたが、

ルーは、

カルロイを信じた自分が

バカだったと自分を責めました。

 

カルロイは、

死んでも償えないことがあるとしたら

一体、どうやって

償えばいいのかと考えました。

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ティニャの言う、

もっと早くというのが、

どの時点なのか分かりませんが

今起こっている、

全ての不幸の元凶はデルアなので

ティニャが

デルアを片付ける時期によっては

ルーも生まれて来なかったかも

しれませんが、

デルアさえいなければ、

ルーとカルロイが、

これ程までに

苦しむことはなかったし、

国も、もう少し

平和だったかもしれないと思うと、

何か事情はあったにせよ、

ティニャがデルアを放って置いたのは

失敗だったと思います。

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