自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 90話 ネタバレ 壮絶な過去をルーに打ち明けるキアナ

 

90話 ベッドで休んでいるカルロイの元へ、ルーがやって来ました。

 

ルーはベッドに腰かけましたが

黙ったままなので、カルロイは、

ルーは体調が悪いのに、

ここまで、何をしに来たのかと

尋ねました。

 

ルーは、

カルロイの手に巻かれた包帯を見て、

自分が刺したのは手ではなく、

腰だと言いました。

 

カルロイは、

ルーの夢の中では、

そうだったかもしれないけれど

ルーは自分を刺していない。

自分が誤って

剣に触れてしまっただけだと

返事をしました。

 

しかし、ルーは、

そんな、見え透いた嘘に

騙されるほど、

自分がバカだと思っているのかと

文句を言い、

頭の中では、これらは全て

カルロイ自ら招いたことで

自分は、悪い事をしていないと

思っていると告げました。

 

カルロイは、

ルーの言う通り、

これは自ら招いたことで

ルーの過ちではない。

彼女に、一度も落ち度はなかったと

返事をしました。

 

しかし、ルーは、

それなら、なぜ自分は

そう思えないのか。

考えたくないけれど、

昨日からずっと、

自分は謝らなければいけないと

思っていると告げると、

カルロイは、

そうしないようにと頼みましたが、

ルーはカルロイに

申し訳ないと思っていると謝りました。

 

カルロイは、

自分みたいな者に

謝るなと言いましたが、ルーは、

ただ、そういう風に

ずっと思っている。

カルロイは何も知らなかったし

彼も自分と同じくらい

公爵が嫌いだったし、カルロイも

大変だったからと言いました。

カルロイは、それを聞きながら

ルーが謝るのを

止めて欲しいと願いました。

 

ルーはカルロイの手を握り、

そう考えると、

自分がカルロイにしていることは

八つ当たりのように感じられると言って

謝りました。

 

再び、カルロイは

自分に謝るなと言いましたが、

ルーは、

だから、カルロイが嫌いだ。

悪いのはカルロイなのに、

自分に申し訳なく思わせ、

自分を苦しめてばかりいて、

こんな感情にさせるからと言いました。

 

カルロイは、ルーがこれからも

自分を見ると辛いだろう。

自分がルーにあげられるのは

苦痛しかないのか。

自分みたいな者に、

申し訳ないと思うのかと尋ねました。

ルーは涙を流しながら頷きました。

 

カルロイは、自分はもう

ルーの八つ当たりの対象にもなれない。

彼女に罪悪感を覚えさせる

ゴミだと思いました。

カルロイは、

自分は死ぬべきだと思いながら

分かったと返事をしました。

ルーに会いに来たリアナは、

自分が皇帝に皇后を利用するよう

助言したと謝りました。

 

ルーは、

すでに起こってしまったことなので

謝る必要はないと言いました。

そして本当の悪人は、謝らずに

死んでしまったと思いました。

 

キアナは、

それでも、自分に手伝えることがあれば

いつでも言って欲しいと話しました。

 

ルーは、

キアナはマハに行くのに、

どうやって自分を手伝うのかと

尋ねました。

キアナは、マハでは

それなりに豊かに

暮らせると思うので

何かできることがあるはずだと

答えました。

 

ルーは、

キアナが母親を

生き返らせるわけでもないと

言うと、キアナは驚きました。

ルーは、

また勝手に言葉が出てしまったと後悔し

言い訳をしようとしましたが

キアナは、

もちろん、それはできない。

自分も、以前、

色々な事をやってみたと言いました。

 

ルーは「以前?」と聞き返すと

リアナは、

自分も幼い頃、母親を亡くした。

父親が母親の愛人の命を奪い

彼女は自ら命を絶ったと

打ち明けました。

 

ルーは、あの気弱なローデン侯爵が

人を殺めたと聞いて驚きました。

 

キアナは、

母を返してくれ、

生き返らせて欲しいと

泣いて父親に訴えたけれど

ダメだった。

自ら望んで逝った人は

戻って来ないからと話しました。

 

ルーはキアナに、

どうやって耐えたのかと尋ねました。

キアナは、

母親を憎んで生きて来た。

彼女をとても憎むことで救われた。

母親も憎いし、父親も苦しめたい。

自分はルーと違い、性格が悪いので

とにかく、今に見ていろよという

気持ちで生きて来たと

笑いながら言いました。

 

ルーは泣きそうになりましたが

どれだけ、たくさんの時間が経てば

あれだけ笑うことができるのかと

思いました。

 

キアナは、自分の話が

ルーの役に立てれば幸いだと

言った後、

なぜ、あれだけ探しておきながら

すぐそばにいたのに

気づかなったのかと言いました。

 

ルーは、何を探していたのかと

尋ねると、キアナは、

ルーだと答えると、彼女は、

訳が分からないようだったので、

キアナは、

ルーは知らなかったのか。

カルロイは、

ローデン商団の情報網を利用して

彼が幼い頃会った子供を探すために

自分を皇妃にしたと説明した後、

思わず、彼は頭がおかしいと

口にしてしまい焦りましたが、

でも、仕方がない。

それだけを考えて

生きてきたようだからと

笑ってごまかしました。

 

そして、ルーの体調が悪い時に

あげるのは不適切かと思うけれど

余計なことを考えずに済むのに

役立つと思うと言って

本を渡した後、

ゆっくり休んで欲しいと告げて

帰りました。

キアナは、

世の中には苦痛と不幸ではなく

他のものも存在することを

ルーに知って欲しいと思いました。

 

ルーは、本当に可能なのかと

考えながら、立ち上がると、

本をテーブルの上に置き、

よく分からないと思いました。

カルロイはティニャに、

私生児に関連する法律は、

今月中に廃止できるのかと

尋ねました。

 

ティニャは、

キアナが世論を味方にし、

カルロイが貴族を脅迫したおかげで

思ったより楽そうだと答えました。

 

カルロイは、

脅したわけではなく、

アンセン伯爵の日記帳と、

デルア公爵の記録について

言及しただけだと反論しました。

 

ティニャは、

今はデルアではなく、

クロイタンだけれど、

ルーに新しい姓を

与える必要があるかと尋ねました。

 

カルロイは、

自分と関係のある名前は

嫌だろうと答えました。

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キアナの母親は、

愛人と恋仲だったのに、

ローデン侯爵との政略結婚で、

別れざるを得なかったのかも。

けれども、結婚後も

2人の関係は続いていて、

嫉妬に狂ったローデン侯爵は

愛人の命を奪ってしまった。

そして、母親も

その後を追ってしまったという

ことなのかなと思いました。

 

キアナは、

両親のようにならないため、

自分は絶対に愛する人

結婚しようと思った。

けれども、ローデン侯爵は

すでに、キアナの政略結婚を

決めてしまっていた。

57話で、キアナが

皇妃になった理由を

躊躇うことなく父親に告げたのは

彼女に

壮絶な背景があったからなのだと

理解できました。

 

父親に復讐することができ、

愛する人とも一緒になれたので

今は、笑って、

自分の過去を話せるようになった

キアナ。

ルーの一番の理解者であり、

良い友達になれそうな

気がします。

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