自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 108話 ネタバレ 雅紀の不正を知り、怒る父親

 

108話 智彦は雅紀に、なぜ自分を海に落としたのかと尋ねました。

 

雅紀は、

あれは、ただの事故だったことを

覚えていないのかと尋ねました。

智彦は、あの日、雅紀が

自分を海に突き落とさなければ

あの事故は起きなかったと

主張しました。

雅紀は、フフッと笑い、

ふざけるな。

あの事故の被害者は自分だ。

智彦のせいで、

自分の足がどうなったのか

覚えていないのか。

自分が、どれほど辛かったのか

智彦に分かるのかと

恨み言を吐きました。

 

智彦は、母親が違っても

自分は雅紀が好きだった。

それは、雅紀のせいでは

なかったから。

雅紀が自分を海に突き落としても

わざとではなかったのだろうと

自分は雅紀を信じた。

そんな自分に雅紀は、

なぜ死ななかったのか。

お前など死ぬべきだったと

言い放ったと非難しました。

 

雅紀は、

そんなことを言った覚えはない。

何もしていない人間に

罪を着せるなと言い返しました。

 

しかし、智彦は、

雅紀の嘘のせいで、

自分は、兄を障害者にした

加害者となり、

20年間、息を殺して生きて来た。

雅紀は、ただ、

自分をダメにしたかったのだろう。

自分が大切にしているものを

奪って、壊し、

可愛がっていた猫のクルミの命も

奪おうとしたと非難しました。

しかし、雅紀はニヤニヤしながら、

証拠はあるのかと尋ねました。

 

智彦は、

そう出て来てこそ雅紀だと

皮肉を言いました。

その言葉に雅紀はビクッとしました。

 

智彦は、

自分さえ我慢すれば、

皆、大丈夫だと思ったから、

また我慢したけれど、麗奈は違う。

雅紀は、

手を出してはいけないものに

手を出したと非難しました。

 

雅紀は、冷や汗をかきながら

一体、何の根拠があるのかと

言い返しましたが、智彦は、

すでに犯人が全て自白した。

もう、雅紀は、

このままの状態ではいられないと

言い放ちました。

衝撃を受ける雅紀。

智彦は、

雅紀が自分にしてきたことを

一つ残らず、

そのまま返すと宣言しました。

 

雅紀は怒りのあまり立ち上がり、

智彦に抗議しようとしましたが、

彼は、もうすぐ、

面白いことがあるはずなので

楽しみしていてと捨て台詞を残し

笑顔で去りました。

身体の調子はどうか。

麗奈は大丈夫なのかと、

栄治は智彦に尋ねました。

 

智彦は、

自分は大丈夫だけれど、

麗奈は、自分が少しでも遅れたら

死ぬところだったと答えました。

 

栄治は

犯人は捕まったのかと尋ねました。

智彦は「はい」と答え、

犯人は元暴力団で、

ギャンブルのせいで

借金を抱えていたため

あるブローカーから

仕事を紹介されたようで、

警察で、全ての事実を打ち明けたと

説明しました。

 

そして、智彦は、

いつも栄治は、

事を穏便に済ませようとしたけれど

今回は難しそうだ。

自分が海に落ちた時も、

父親は、自分の勘違いだ、

兄は、絶対に

そんなことをするはずがないと言った。

自分は、あのことがあってから

海の近くに行くだけで

息が苦しくなるし、

精神が正常ではなくなった。

日々、海に落ちて深海沈む

悪夢のせいで、

安らかに眠れる日がなかったと話すと

栄治は申し訳なさそうな顔で

智彦を見つめました。

 

智彦は、

最近まで雅紀が小西理事と共に

犯してきた不正と犯行の証拠だ。

すでに、警察に提出しているし

もうすぐ記事も出るはずだと言って

封筒を差し出しました。

 

栄治は智彦に、

自分に何をして欲しいのかと

尋ねました。

 

智彦は、

父親に何かを望んで

来たわけではない。

伝えに来ただけだと答えました。

栄治は封筒を受け取り、

分かったと言いました。

栄治は、膝の上に

智彦から受け取った封筒を乗せ、

腕組みをしながら、

自分の向かい側に座っている雅紀に

全て、お前の仕業だったのかと

告げると、

テーブルの上に封筒を放り投げました。

雅紀の不正の証拠が露わになりました。

 

栄治は、

他のことには目をつぶっても、

会社の名に泥を塗るのは

許さないと言いました。

 

雅紀は、

まさか、これを信じるのか。

これは全て智彦が捏造したものだと

主張しました。

 

しかし、栄治は、

智彦が西江を出て

ゲーム会社を設立すると言った時も

雅紀は、そう言っていた。

雅紀が嘘をついていると

知りながらも、

自分は雅紀の味方になった。

智彦なら、西江を出ても

十分、うまくやれると信じていたし、

雅紀は大事な息子だから。

けれども、

その機会を捨てたのは雅紀だと

言いました。

 

雅紀は跪いて、父親に謝り

一度だけ助けて欲しいと頼みました。

しかし、栄治は

会社に助けを求めようとするな。

西江グループの誰も、

雅紀を助けないだろうと

返事をしました。

 

それを聞いた雅紀は立ち上がり、

これは全て父親のせいだ。

父親が母親を捨てなければ

自分は、

こんな風にはならなかったと

責めました。

 

栄治は、

誰が誰を捨てたのかと

聞き返しました。

 

雅紀は、

自分が知らないと思っていたのか。

母親は、この家から

無一文で追い出され、

一人寂しく亡くなった。

母親の居場所を奪った、あの汚い女を

一度も母親だと思ったことはない。

あの女が産んだ子供たちも、

自分の弟妹ではないと言うと、

栄治は雅紀の顔を殴りました。

 

驚く雅紀に栄治は、

自分が雅紀の母親を捨てたと、

ずっと信じていたのかと

怒鳴りました。

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以前、祖父が智彦に、

栄治が雅紀を甘やかしたと

話していたシーンが

ありましたが、

栄治は、母親のいない雅紀を

不憫に思うあまり、彼の悪事を、

見て見ぬふりをして来たという

ことなのでしょう。

雅紀がこのようになったのは

半分、父親の責任もあると思います。

雅紀は、父親が母親を

捨てたと思っていますが、

次回は、それが間違いだということを

知ることになりそうです。