自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 433話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ ボウフラになったカルレインとなりそうなサーナット卿

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

433話 ラティルはサーナット卿に、何をしているのかと尋ねました。

 

◇それでも好き◇

サーナット卿が答える前に、

先にタッシールが、

実は遊んでいて少し事故があった。

これはどういうことかというと

どういうわけかこうなったと

豪快に笑いながら、

痛くない方の手を振りました。

サーナット卿は頭を下げました。  

しかし、すでにラティルは

遠くから2人の険悪な雰囲気を

見た後でした。

 

ラティルはタッシールに

部屋へ戻って治療するよう指示し、

ヘイレンには、

タッシールを連れて帰るよう

指示しました。

ヘイレンは、

足を痛めた人を助けるように

タッシール連れて行きました。

 

2人が遠ざかると、

ラティルは眉を吊り上げて、

サーナット卿に、

どうしたのかと尋ねました。

彼は、すぐには答えませんでした。

 

ラティルは眉をひそめ、

サーナット卿がわざと

タッシールの腕を

あんな風にしたとは思わないと

言いました。

だからと言って、自分の恋人が

あんなに怪我したのを見て

見過ごすわけにはいきませんでした。 

 

ラティルは、

サーナット卿の言い訳を

受け入れる準備ができると、

どうしてあんなことをしたのかと

尋ねました。

サーナット卿は、

わざとではない。

軽口をたたくのが

気に入らなかったと答えました。

 

しかし、その言い訳は、

ラティルが

受け入れられるものではなく

彼女は、

自分が何か聞き間違えたのかと思い、

サーナット卿は

結果と原因しか言っていないと

指摘しましたが、彼は、

答え難いと拒否しました。

 

ラティルは、少し声を荒げて

どんな言い訳でも聞くと

言いましたが、サーナット卿は

しばらく考えた後に、

自分がタッシールに

荒々しく接したのは事実だし、

傷つける気がなかったのも事実だと

返事をし、謝りました。

 

ラティルは失意のあまり、

自然と顔が歪みました。

サーナット卿は、

タッシールの腕にケガをさせながら、

それを誤魔化そうとする

言い訳すらしませんでした。

 

ラティルに愛を告白した時と

同じくらい美しいサーナットの赤い瞳が

むしろ状況を、より奇妙に歪めたと思い

ラティルはため息をつきました。

 

そして、彼女は、

サーナット卿も

分かっていると思うけれど、

自分はサーナット卿が好き。

だからといって、サーナット卿が、

自分の側室を、

むやみに扱う権利があるわけではないと

言いました。

 

サーナット卿は

唇をビクッとさせました。

その表情を見て、

ラティルは気が重くなりましたが、

その点については、

確実に線を引いておく必要が

ありました。

 

彼女は、

自分とサーナット卿は、

私的や公的な関係を離れ、

運命で結び付けられているので

彼は、一般的な近衛騎士団長ではない。

それでもサーナット卿は、

自分の側室に

むやみに接してはいけない。

平民出身だからと言って、

タッシールを無視してはいけないし

彼が人間だからといって

ぞんざいに扱ってはいけないと

忠告しました。


サーナット卿の瞳が揺れました。

彼は傷ついたに違いなく、

それにつられて、

ラティルも苦しくなりました。

その時、

 

皇女様は知りません。

 

と、サーナット卿の本音が

聞こえてきましたが、

やはり、状況についての説明は

ありませんでした。

 

ラティルは、

何か特別な理由のせいで

サーナット卿がタッシールの腕を

折らなければならないとしても、

自分に言わなければならないと

断固として言いました。


そして、これ以上、

サーナット卿の表情を

見ていられなくなったラティルは、

彼に背を向けましたが、

彼は後ろからラティルを呼びました。

彼女は後ろを振り向かずに

立ち止まりました。

 

サーナット卿は近くに来ることなく、

その場で、

 

私はそれでも陛下が好きです。

怒って行ってしまっても構いません。

 

と告げました。

 

◇ゲスターの気分◇

サーナット卿は、上品で才能があり

忠誠心のある騎士で、

少し、かっこいいと思っていたけれど

完全に目が覚めた。

彼は、やくざ者だと、

ヘイレンはタッシールを支えながら

息巻いていました。

 

タッシールはヘイレンに、

自分は足をケガしていないと

訴えましたが、ヘイレンは、

それは知っているけれど、

タッシールが、

元気にスタスタ歩いていたら、

それも変だと返事をし、

唸り声を上げていました。

そして、タッシールが

ケガをした腕を振り回すと、

そんなことをしたら腕が折れると

怯えながら叫びました。

 

タッシールは、

大したケガではないと

主張しましたが、ヘイレンは

何を言っているのか。

ぱっと見ても、状態が半端ではない。

大神官に見て欲しいと言ったら、

彼は嫌がるだろうかと尋ねました。

 

タッシールは、

大神官は嫌がらないと思うけれど、

頻繁に行けば面倒をかけるので

行くのはやめようと答えました。

 

そして、再びタッシールが

腕を振り回しているのを見て、

ヘイレンは神経を尖らせ、

再び、サーナット卿は

本物のやくざ者だと悪口を言い、

タッシールも、そう思わないかと

尋ねました。


商人で暗殺者のタッシールは、

何と答えるべきか悩みました。 

とにかく、タッシールは

そんなに怒っていないので、

それは分からない。

自分はゲスターになった気分だと

答えると、ヘイレンは、

「え?」と聞き返しました。

 

◇落ち込むサーナット卿◇

私たちの末っ子の騎士が、

雨に降られた犬のように

あなたの部屋に行きました。

 

ギルゴールが

楽しくてたまらないといった顔で

言った言葉に、

カルレインは何事かと思い、

すぐに自分の部屋に戻ると、

髪の毛や服が濡れていないのに、

3、4時間雨に打たれた様子で、

サーナット卿が、応接室で

ぼんやりと座っていました。

 

カルレインはサーナット卿に

大丈夫かと尋ねると、

彼は元気なくカルレインを振り返り

少し時間があるかと尋ねました。

◇ボウフラ扱い◇

サーナット卿を

部屋の中に入れたカルレインは、

吸血鬼にも効果があるかどうかは

分からないけれど、

心身を落ち着かせるという

お茶を淹れて、

サーナット卿に渡しました。

 

彼は両手でお茶を持って

フーフー吹き、

最初、カルレインは

ドミスに嫌われたと聞いたけれど、

どうやって耐えたのかと尋ねました。

 

カルレインはにっこり笑いました。

なぜ、サーナット卿が

あのようにしているのか、

大体見当がついたので、彼は、

サーナット卿が、

ご主人様に叱られたのではないかと

指摘しました。

サーナット卿は返事をしませんでしたが

答えは聞いたも同然でした。

 

カルレインは、

サーナット卿の後頭部を

じっと見下ろしながら、

自分は、

ある意味、サーナット卿より

状況が良かったけれど、

ある意味、彼より状況が悪かったと

正直に打ち明けました。

 

サーナット卿は、

ようやくお茶を一口飲むと、

カルレインを見つめました。

カルレインは、たき火越しに

ドミスの顔色を

窺っていた時のことを思い出し、

苦笑いしました。

 

カルレインは、

公式的な恋敵が、

これほど多くない点では

良かったけれど、

覚醒したご主人様は、

自分のことをボウフラのように

扱っていたと話しました。


サーナット卿が

「ボウフラ?」と聞き返すと、

カルレインは肩をすくめて頷きました。

ボウフラと比べるには、

あまりにも華麗なカルレインの顔を見て

サーナット卿はため息をつきました。

 

サーナット卿は、

実は自分もボウフラになる直前だと

打ち明けました。

カルレインは、

どうしたのかと尋ねました。

 

サーナット卿は、

タッシールが先帝の件に関して

調査を続けているけれど、

彼は賢いので、

何かに気づいたかもしれないこと、

ラティルはタッシールの調査結果を  

とても期待していたこと、

タッシールを追及している時、

彼の腕をあまりにも強く握ったため、

濃い紫色に見えるほどの

痣を作ってしまったことを話し、

ティーカップを下ろしました。

 

カルレインは、

もしタッシールが事情を知れば、

自分たちを理解できると思うかと

尋ねました。

サーナット卿は、

理解できると思うけれど、

そこからどう出るかは分からないと

答えました。

 

カルレインは頷いて立ち上がると、

折を見て、自分がタッシールに話すと

言いました。

サーナット卿は不安そうに

カルレインを見つめました。

 

吸血鬼の騎士とはいえ、

普通の人と変わらない

成長を遂げたサーナット卿とは違い、

カルレインは500年も

吸血鬼として生きてきました。

カルレインの方が

人間のタッシールと話すのは

下手なのではないか。

彼は、とても頼りないと思いました。

 

しかし、

サーナット卿が何を考えているのか

察したカルレインは、

弱い人間を扱うことにかけては

サーナット卿より自分の方が

慣れているので、

心配しないようにと言いました。

◇痴話げんかではない◇

その夜。

ベッドに横たわったラティルは

天井を見つめていましたが、

心が落ち着かず、

なかなか寝付くことが

できませんでした。

一日中仕事に追われると、

ベッドに横になるや否や

眠りにつくことが多いけれど、

今日は、サーナット卿が

タッシールの腕をつかんでいた時の

彼が眉をひそめていた顔と、

サーナット卿が揺れる目で

ラティルを眺めていた姿が

次々と現れ、

眠ることができませんでした。

 

とうとうラティルは起き上がると、

訳もなく枕で

ベッドを叩きつけました。

サーナット卿が、

タッシールを攻撃したのも

自分がサーナット卿に言った言葉も

すべて嫌でたまりませんでした。

 

ラティルは枕を横に置き、

髪の間に手を入れて眉をひそめました。

 

サーナット卿がイタズラ好きなのは

確かだけれど、

彼は、むやみに

他人を攻撃するような性格ではない。

まして、タッシールが

軽口をたたくのが嫌で攻撃するなんて

あり得ないと思いましたが

確かに、サーナット卿は

タッシールを追い詰めていました。

 

一方、タッシールは

サーナット卿を攻撃する気がなく、

そのまま、彼の攻撃を

受けていました。

 

互いに殴り合って

喧嘩をしたわけでもないのに

一体、どうしてサーナット卿は、

タッシールを乱暴に扱ったのか。

なぜ、その理由を

話そうとしないのか。

他の時ならともかく、

今は、アニャドミスを相手に

皆が力を合わせなければならないのに

タッシールが役に立たないと

思ったのだろうか。

 

けれども、タッシールは

吸血鬼でも黒魔術師でも

ガーゴイルでもないけれど、

様々な面で、これらの種族に

負けない存在になっている。

サーナット卿は、

そんなことも知らないほど

馬鹿ではない。

 

もしかしたら、

自分がタッシールを

よく気遣っているようなので

嫉妬しているのか。


ラティルは、

サーナット卿とタッシールの

痴話げんかを思い浮かべながら

両手で顔を覆いました。

かなり、その可能性が

ありそうでしたが、なぜか

ラティルが思い浮かべるのは

恥ずかしいようなことばかりでした。

 

サーナット卿は

いつもの彼とは変わってしまうほど

自分を愛し過ぎているのか。

それはあり得そう。

先程、ギルゴールが現れる前に、

タッシールは賢いとか何とか言って

サーナット卿の前で彼を褒めたから。

 

ラティルは枕を抱きしめて、

サーナット卿の痴情と嫉妬を

思い浮かべましたが、彼に、

タッシールは賢いと言った時、

タッシールは先帝の件について、

別の方面で調査すると言ったけれど

それが何なのか

自分に教えてくれないと嘆き、

それを今すぐ知りたいと

サーナット卿に訴えたことを

思い出して、ギョッとしました。

 

ラティルは枕を下ろして

窓の外をちらりとみました。

もしかして、

タッシールが探っていたのは

サーナット卿だったのか。

考えてみれば、

タッシールも偏見を言い訳にして、

調査対象が誰なのかを

知らせようとしませんでした。

 

もしかして、

それが自分の最側近である

サーナット卿だから話さなかったのか。

タッシールが、

何かを突き止めようとしていると聞いて

サーナット卿がタッシールを

訪ねたとしたら・・・

 

顔が青ざめたラティルは、

ベッドから飛び起きました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

タッシールとカルレインと

サーナット卿が、

ラティルを傷つけないために

真剣に悩んでいる時に、

痴情のもつれで

サーナット卿とタッシールが

争っていると考えるなんて

なんてラティルはお気楽なのかと

呆れましたが、最終的に

タッシールがサーナット卿を

疑っているかもしれないと

気づけて良かったと思います。

 

ただ、

ラティルとサーナット卿が

運命で結びつけられているという

発言は、そうでなければ

ラティルは、

サーナット卿のことを

好きにならなかったと

言っているように

聞こえるかもしれないと思いました。

もっとも、サーナット卿も

運命で結びつけられていることを

知らなければ、

ラティルに近づくことも

なかったかもしれません。

 

蚊になる前のボウフラは

人間に害はなく、

水中の微生物や細菌類、

生物の死骸や排泄物などを

食べることで

水をきれいにするそうですので

ドミスがカルレインを

ボウフラのように扱ったのは、

あながち、

間違いではないかもしれません。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain