自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 442話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ チャンスを逃したくないラティル

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442話 カルレインのことを彫刻のようだと言ったラティルに、彼は、それは良い意味かと尋ねましたが・・・

◇芸術的な身体◇

ラティルは、

悪い意味で言った言葉ではないと

答えましたが、

心臓が飛び出しそうになりました。

鏡を通して

カルレインを見ているせいか、

もっと妙な気分になりました。

 

カルレインは、

ラティルをじっと見つめ、

片手でカードを持ち、

もう片方の手を

ラティルの手の甲に乗せると、

実際に彫刻のようなのか、

確認してもいいと囁きました。

 

ラティルの中から、誰かが

元気よく「そうなの?」と

叫びました。

 

鏡から視線を動かしたラティルは

実物を見下ろしました。

彼の提案を受け入れて

確認したいけれど、

体面を保つために、

ラティルはそうすることができず、

腰からそっと手を移動させました。

 

カルレインの目には、それが、

いっそう面白く映りましたが

ラティルの頭の中では

それなりに上品な行動でした。

 

ついに目的地に着くと、

ラティルは「冷たい」と

言いました。

他の所も冷たいけれど、ここも冷たい。

舌も冷たかったし、カルレインには

冷たくない所がないと感心しました。

 

カルレインがじっとしていると、

ラティルは、

彫刻のようだけれど彫刻ではないと

言いました。

カルレインは、

「当然だ」と返事をして笑いましたが

ラティルが「成長中です。」

と付け加えると、

カルレインはビクッとしました。

ラティルの表現に

少し驚いたような様子でした。

 

ラティルは、それに気づきましたが

知らんぷりをして、

依然としてその状態のまま、

こっそりカルレインの表情を見ながら

もう少し確認してみてもいいかと

尋ねました。

 

カルレインは、

ラティルの反応が面白かったので、

よく見えるように、

ポーズを取ろうかと冗談を言ったところ

ラティルは、

「そうしてくれるの?」と

カルレインの誘惑に乗って来たので

むしろ彼がびくっとしました。

 

ラティルは恥ずかしがりながらも

好奇の目で

カルレインを見続けました。

それでも、一番進んでいたのは

カルレインだったので、

他の側室たちに対するよりは

恥ずかしくありませんでした。

 

カルレインは、

冗談のつもりでしたが、

悪いことではないので、

カルレインは、

ラティルの方を振り向くと、

ぱっと彼女を持ち上げました。

 

ラティルは驚いて

カルレインの頭と首を抱えました。

そしてカルレインがベッドに座ると、

あっという間にラティルは

彼の膝の上に座る姿勢に

なりました。

 

ラティルがカルレインの肩に

額を当てると、彼は彼女の髪を撫で、

「好きなようにしなさい」と言って

微笑みました。

 

ラティルは、カルレインの膝から

そっと降りました。

顔から熱が噴き出して来ましたが

これはチャンスなので、

絶対に逃さないと思いました。

 

カルレインの身体を見たラティルは

「わぁー」と思わず感嘆しました。

本当に彫刻を見ている感じで、

ある意味、

芸術作品のように思えました。

いやらしさは感じませんでした。

その芸術作品に生命があるのは

驚くべきことだと思いました。

 

そのように、

ずっとカルレインを

見物していたラティルは、

自分と彼のこのような状態が

なんとなく面白く思われ、

ニヤニヤ笑っていましたが、

鋭い視線を感じて顔を上げました。

カルレインが、

変態を見るような目で

ラティルを眺めていました。


彼女は、

嘲笑ったわけではない。

綺麗だから笑ったと

弁解しましたが、

これ以上何か言うと、

もっと変態に見えそうなので、

黙っていることにしました。

 

ラティルは口を閉じると、

カルレインの太腿に、

片手を添えました。

カルレインは、

ラティルの髪を注意深く撫でると、

彼女はその手を感じながら

ゆっくりと目を閉じて

眠りにつきました。

 

その姿を愛おしそうに

見下ろしていたカルレインは、

すぐにラティルの頭から手を離し、

自分の顔を擦ると、

 

こ主人様、

このまま眠ってしまったら・・・

 

と呟きました。

◇羞恥心◇

目を覚ましたラティルは

正面にカルレインの顔が見えると

訳もなく気分が良くなりました。

ラティルは、

彼の顔をぼんやりと眺め、

鳥が嘴で突くように

彼の唇にキスをし、

彼の顔のあちこちを触って喜びました。

 

どうして、こんなに

不思議な顔をしているのか。

ラティルは、退廃的な感じがする

カルレインの顔が

とても気に入っていました。

 

ラティルは満足そうに笑いながら

カルレインの唇に

キスをし続けましたが、後になって

なぜ、自分はここに寝ているのかと

首を傾げていた時、

寝る前の最後の記憶が

思い浮かびました。

それと同時に、

寝ている間に忘れていた羞恥心も

思い出したラティルは、

自分は頭がおかしくなった。

なぜ、あんな姿勢で

眠ってしまったのか

むしろ、ベッドを

共にした方が良かったと

心の中で叫びました。

 

ラティルは目を閉じて

体をひねりましたが、

そうしているうちに

視線を感じたので目を開けると、

いつから見ていたのか、

カルレインが唇を噛み締めて

笑いをこらえていました。

 

ラティルは耐えきれなくなり、

布団をグルグル巻いて、

ベッドの外に転がり出ました。

そして、

自分は何も覚えていないと叫び、

布団を巻き付けたまま、

浴室に入りました。

 

カルレインは、その姿を眺めながら

笑い続けました。

昨夜のラティルには、

カルレインも呆れましたが、

彼女に申し訳ないと思いつつ

今の彼女の姿は、

とても可愛いと思いました。

 

しかし、10分経っても

ラティルが出て来ないので

カルレインは仕方なく浴室に近づき

扉を叩きました。

 

しかし、ラティルは

カルレインが「ご主人様?」と

呼んでも、

何も聞こえないと呟きながら

耳を塞ぎました。

 

困ったカルレインは

頬を掻きました。

彼の目には可愛いけれど、

ラティルが

深刻に苦しんでいるのを見て

申し訳なくなりました。

 

慰めるべきか。

しかし、何と言えば

恥ずかしくて逃げだした皇帝が

扉を開けて出てくるのだろうか。

 

カルレインは、

自分とラティルの立場が、

それほど変わらないことを

知らせることにし、

過去の記憶を思い出しながら、

以前は、自分が見たので大丈夫。

これで互いに見たので、

どうってことない。

自分は平気だと言うと、

「私は平気ではない!」と

カラスのような悲鳴が

聞こえてきました。

 

カルレインは、

無駄だったとがっかりしましたが

ラティルは、

すぐに扉をそっと開けて

顔を出しました。

 

カルレインは、

ラティルが自分のいる位置を探す前に

彼女の額にキスをしました。

ラティルは額に手を当てて

目を丸くしました。

 

ラティルは、

カルレインがどこにいるか

調べようとしましたが、

彼は笑いながら、

すぐにラティルを抱きしめ、

自分のご主人様は、

恥ずかしがらないか、

とても恥ずかしがるかのどちらかだと

指摘しました。

 

カルレインに

抱き上げられたラティルは、

自分の心は海のようなもので

揺るがないと、真顔で

床を見下ろしながら言いましたが

カルレインは、

さらに大声で笑いました。

 

ラティルは、

元気な時は楽しそうにいたずらをし

腹を立てると、人の心の奥底を

そっとかきむしる。

そして、ラティルが

格式ばらなくてもいい時に、

真顔で、

厳格な皇帝のふりをするのは

恥ずかしい時であることを

カルレインは知っていました。

今、ラティルは

とても恥ずかしくて

死にたいと思っているはずでした。

 

カルレインは、ラティルを

海のように

揺るがないご主人様と呼ぶと、

自分の体は髪の毛一本まで

全部皇帝のものなので、

そんなに恥ずかしがらないようにと

囁きました。

 

ラティルは、

しばらくビクッとしましたが、

すぐに彼の額に自分の額を当て、

流れ落ちた彼の髪を

フーフー吹いて、

カルレインは自分のものだと

言いました。

カルレインは、

ご主人様も、

自分だけのものならいいのにと

呟きました。

 

扉が開く音がしたので、

ラティルがそちらを振り返ると、

デーモンが笑いながら

入って来ましたが、そのまま固まり

扉を閉めました。

 

ラティルはそれを見て

時計を確認しましたが、

もう一度、目を見開いて

時計を確認しました。

 

慌てたラティルは

下ろして欲しいと言って

カルレインの肩を叩きました、

 

すぐにカルレインは、

ラティルを床の上に立たせると、

彼女は急いで上着を着るために

走りました。

今日から、また業務開始なのに

遅れてしまったからでした。

 

カルレインは、

食事はどうするのかと尋ねると

ラティルは、

デーモンと食べてと答えました。

続いて、カルレインは、

ラティルを運ぶことを提案すると、

それは構わないけれど、

シャレー侯爵が気絶すると思うと

返事をしました。

 

服を着たラティルは

しばらくためらった後、

つま先立ちをして、

カルレインの頬にキスをした後、

部屋を出て行きました。

カルレインは、

頬に手を当てて立っていましたが

笑い出しました。

 

デーモンはラティルが出て行くと

安堵して中に入って来ましたが、

カルレインの顔を見ることができず、

目を横に向けながら、

血を混ぜたお茶を持って来るけれど

香りは何にするかと尋ねました。

◇一緒に連れて来た人◇

ラティルは、

午前の業務を無事に終え、

適当な時間に、

国務会議に入ることができました。

 

その日の会議では、

年末祭の神殿の儀式の際に

起きた事件について、

最も重点的に取り上げられました。

 

大臣たちは、

皆怒っているように、

興奮して声を荒げましたが、

ラティルは適当に対応しながら

会議室に集まった人々の様子を

一つ一つ確認しました。

大臣たちの中にも、

神殿に来た者が多くいるので、

この中に、

犯人がいる可能性もありました。

 

そして、ラティルは

適度に座中が静かになった頃、

すでに、

聞いているかもしれないけれど、

自分が別に調査をしたところ、

神殿に集まった人々の中に

自決した犯人の共犯者がいたと

告げました。

 

全く聞いていない話なのか、

大臣たちは目を丸くしました。

ラティルが犯人の心の中から

聞いた話で、

サーナット卿にだけ話したことなので

当然、彼らが聞いているはずは

ありませんでした。

その中でも、一番当惑していたのは

そこに参加した大臣たちでした。

 

ラティルは、

彼らが再び落ち着くのを待った後、

神殿の行事には

招待状を持っている人だけが

来ることができるけれど、

招待されなくても

招待された人と一緒に

来ることができる、

もし、この中に

故意に怪しい人を

連れてきた人がいたら、

手を挙げるようにと指示しました。

当然誰も手を上げませんでした。

 

次にラティルは、

怪しいかどうかは分からないけれど

招待されなかった人を

連れてきた人は

手を挙げるよう指示しました。

 

ラティルの質問に

何人かの大臣は困ってしまい

互いに顔色を窺っていましたが、

ポツリポツリと

手を挙げ始めました。

そうしなければ、

もっと怪しまれるだろうと

覚悟したようでした。

そして、彼らは

手を挙げた人々が

意外と多いことを知ると安堵しました。

 

多くの人が

手を挙げて立っていることを

確認したラティルは、

シャレー侯爵に目を向けると、

前もって指示を受けていた侯爵は

立ち上がり、

別に確保した名簿は

すでにあるけれど、

それと比較する必要があるので、

連れてきた人々について

書いて提出するよう告げました。

◇人影◇

どうするつもりなのか。

タリウム使節たちに、

自分たちの宮殿を見せるのかと

尋ねるミロの王妃。

 

わからない。

姫がタリウムへ行って

行方不明になったので、

それを考えると

彼らを受け入れたくないけれど、

これがロードとか怪物とかいうことに

関わることなら、

自分たちの感情を

前面に押し出すことではないと

答えました。

 

タリウムの皇帝と側室の一人が

対抗者だと聞いた。

だから、

こんな要求をするのだろうかと

王妃は尋ねました。


姫は、タリウムの皇帝を

ロードだと疑っていた。

その姫がいなくなり、皇帝が、

とても喜んでいるかと思うと

腹が立つので、

頼みを聞きたくないと

王は返事をしました。

 

しかし相手はタリウムではないかと

王妃は言い返しました。

 

ミロの宮殿の中で、

王と王妃はベッドに横になったまま

天井を見つめながら

心配そうに話を交わしました。

そうしているうちに、

ただ一つ点けておいたロウソクの火が

激しく揺れると、

夫婦は驚いて起き上がりました。

 

訝しみながら窓際を見ると、

閉めておいた窓が開いていて、

外から吹いてきた風のせいで

カーテンが大きくはためいていました。

 

そのカーテンの内側に

人影が見えました。

誰かが窓の前に立っていました。

揺れるカーテンの間に

夫婦は誰かを見つけ、

目を大きく見開きました。

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ラティルが

カルレインの膝の上から

降りた後のシーン。

詳しく書かれていないのですが

ラティルはカルレインの

足の間に座り込んで、彼の身体を

観察していたのではないかと

思います。

そして、

彼の太腿に手を添えているうちに

睡魔に襲われ、寝てしまったけれど

ラティルの頭の下には

もしかしたら、カルレインの

大事なものがあったのではないかと

推測しました。

そんなことをすれば、誰だって、

とても恥ずかしくなり、

相手の顔を

まともに見られないかも

しれませんが、

年末祭の最後の締めくくりの

神殿の儀式で事件が起きてしまい、

とても疲れていたラティルは、

カルレインのそばにいることで

ほっとして、

つい寝てしまったのではないかと

思います。

ラティルとカルレインに

当てられたデーモンは

気の毒でした。

 

ようやく、ザリポルシ姫が

再登場しました。

今は小康状態を保っている

ラティルとアイニの関係が

ザリポルシ姫が絡んで来ることで

どう変わっていくのかが楽しみです。

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