自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた 133話 外伝8話 最終話 ネタバレ もう怖くない

 

いよいよ最終話 リネットは、アセルは自分の友達だと言って、彼の首にしがみつき大泣きしています。

 

ルーは、

分かったから、

とりあえず自分のところへ

来るようにと言いました。

しかし、リネットはアセルの首に

しがみついたままでした。

ルーは、

ダメだ、離れようとしないと

呟きました。

それから、アセルに

リネットを少しなだめてくれないかと

頼みました。

アセルはリネットに

泣くのは止めてと頼みました。

その一方で、心をときめかせながら

自分に友達というものが

許されることを知らなかったと

思いました。

ルーは、

やっとリネットを宥めて、

彼女の部屋へ連れて行くことができたと

言うと、ドカッと椅子に座りました。

(リネットを連れて行ったのは

 アレクシス。)

そして、アセルに謝ると彼は

ピクッとしました。

 

ルーは、

リネットがアセルを

あんなに困らせていたとは

知らなかった。

アセルをリネットの

護衛にしない方が良かったようだ。

自分とカルロイは

アセルを一番信用しているから

そうしたのだけれどと言って

ため息をつくと、

アセルを見ました。

ところが、アセルが

涙を浮かべているので

ルーはびっくりし、アセルに

泣いているのかと尋ねました。

アセルは目を擦りながら

それを否定しました。

 

ルーはアセルの手を握ると、

自分もカルロイもアセルのことを

いつも友達だと思っていたのに

もしかして知らなかったのか。

しかも、アセルは自分の恩人だと

言いました。

カルロイも、

アセルは知っていると思ったけれど

もし、知らなかったのなら

自分たちのせいだ。

表現するのが下手だったと

言いました。

 

アセルは顔を真っ赤にして

下を向いていましたが、

皇女の所へ行くと言って

二人に背を向けました。

カルロイはアセルの背中に向かって

リネットがアセルに

迷惑をかけるなら、

彼女の護衛はしなくてもいいので

アセルの好きなようにしろと

言いました。

 

アセルは、

皇女は確かに面倒臭いけれど

嫌だったことはなかったと

思いました。

彼は二人の方を振り向くと、

皇女のそばにいると

笑顔で返事をし、心の中で、

皇女の性格は火のようだから、

友達は自分しかいないようだからと

思いました。

外は雨が降っていました。

リネットは、しょんぼりして

窓のそばに座っていました。

アセルはリネットの部屋に入ると

彼女に声をかけました。

リネットはビクッとしましたが

アセルに謝りました。

彼は、どうして謝るのかと

尋ねました。

リネットは、

怒って叩いたからだと答えました。

アセルは、

友達だから許すと言いました。

その言葉にリネットは

笑顔になりました。

 

アセルは照れながら、

だから、次からは止めて欲しいと

頼みました。

リネットは「うん」と返事をすると

アセルに駆け寄りました。

 

アセルは、しゃがんで

リネットの肩に両手をかけると

クロイセン料理は美味しくないと

言いました。

リネットは「美味しいのに・・」と

反論しましたが、アセルは

自分はマハの食べ物が好きだ。

マハの食べ物があれば、

絶対に自分にくれるようにと

頼みました。

リネットは「うん」と

返事をしました。

それからアセルはリネットに、

次はバレないように

叩く方法を教えると言いました。

リネットは「うん」と

嬉しそうに返事をしました。

翌日、エントラルームの

ベンチに座っているカルロイに

ルーは膝枕をしてもらいながら、

浮かない顔をしているので、

カルロイは、

どうしてそんな顔をしているのか。

リネットのせいかと尋ねました。

ルーは「ええ」と答えると、

カルロイは、

自分がモルトン卿と話してみるので

あまり心配しないように。

リネットはまだ小さいので、

引き続き、学べばいい。

別に問題なく、良く育つだろう。

それに、リネットは正義感から

バカな奴を

懲らしめようとしただけだと

言いました。

 

それを聞いたルーは、

ちょうど、その言葉が

出て来たけれど、

これから、その言葉は禁止。

手紙に書くのも禁止。

あんなに小さな子が、

ローデンのバカ、

ヘイジーのバカと言ったからと

警告しました。

 

怒るルーにカルロイは、

リネットが読むとは思わなかったと

言い訳をし、

これからは気をつけると言うと、

これは今日のプレゼントと言って

ルーにキスをしました。

彼女は、ただキスをしたいから

プレゼントを言い訳に

しているのではないかと尋ねました。

カルロイは、

とんでもない。

ルーは自分のことを、

少しも分かっていないと

返事をしました。

そして、もし、自分が、

本当にやりたい度にそうしていたら、

おそらく自分は仕事もできなくて、

一日中、ルーのそばで

発情した犬みたいに・・・

と言っている途中で、

ルーは慌てて

カルロイの口を塞ぎました。

すぐ近くにリネットが来ていました。

ルーは、

気をつけるようにすると

5秒前に約束したのにと

ひそひそ声で抗議しました。

カルロイは、

リネットが来ていたことを

知らなかったと言い訳をしました。

 

ベンチの上で反省モードの

カルロイを後目にルーは

リネットを呼んで

両手を広げました。

リネットはルーに抱き着きました。

ルーはリネットに、

このおてんば娘。

友達のために戦うなんて

とても勇敢だ。よくやったと

褒めました。

けれども、次からは

悪い言葉を使わない、

殴らないと約束して欲しい。

守ってくれないと

お母さんは悲しいと言って

指を出しました。

リネットは「はい」と返事をし、

ルーと指切りをしました。

 

しかし、ルーとカルロイは、

アセルがバレないように

殴る方法を

リネットに教えることにしたのを

夢にも知りませんでした。

 

リネットの右手をカルロイが、

左手をルーが繋ぎながら、

ルーはリネットに

自分が毎日、リネットに

言うことは何かと尋ねました。

リネットは「愛している!」と

答えました。

ルーは、

その通り。

お母さんはリネットのことを、

とても愛していると言いました。

リネットは、

自分もお母様を愛していると

言いました。

 

ルーはリネットの頭を撫でながら

お母さんは、なぜ、毎日

そう言っているのかと尋ねました。

リネットは、

良いことは

たくさん言ってもいいからと

答えました。

ルーは、

当たり、よくできましたと

褒めました。

 

するとリネットは

何か思うところがあり

急に走り出したので、

ルーはリネットに

気をつけるようにと注意しました。

リネットは花を摘んで来て、

ルーに渡しました。

ルーは、これは何かと尋ねると、

リネットは笑顔で、

今日のプレゼントと答えました。

ルーは照れ笑いをしながら

お礼を言いました。

 

お母様、

あっちにも綺麗な花があると

リネット。

行ってみようかと

提案するルー。

「うん」と返事をするリネット。

 

2人が楽しそうにしている

様子を見ながら、カルロイは

以前、こんな瞬間があった。

ルーの笑い声が蕾を開くように、

このエントラルームを

満たしていた瞬間が。

どんな不幸の痕跡もない

一抹の不運もうかがえない

こんな平和な光景を見たことがある。

息をするだけで、

それがなくなってしまいそうで

怖かった気持ちまで、

はっきり覚えている。

しかし、今は怖くない。

全てを捧げてでも、

この、ささやかな光景を

守る準備ができているからと

思いました。

 

カルロイは2人に近づくと、

自分も探してみようかなと

リネットに言いました。

リネットは、こっちへ来てと言って

手を振りました。

 

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暗雲が立ち込めるような

第一話と打って変わった結末に

自然と笑みがこぼれました。

カルロイがルーを憎んでいる時は

2人の行く末がどうなるのかと

ハラハラし、

ルーがプルトゥに戻った後は、

カルロイはベタベタし過ぎではないかと

呆れたりもしましたが、

ようやく、カルロイが

恐怖を感じなくなって

本当に良かったと思いました。

ルーやカルロイのように

苦労をせずに育ったリネットは

明るい笑顔で周りの人たちを

幸せにしてくれていると思います。

最後に、幸せな家族が見られて

本当に良かったです。

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