自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 737話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ メモと手紙に翻弄されるラティルとレアン

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737話 レアンは、ラティルがロードの支持者かもしれないと書かれた手紙をもらった聖騎士が訪ねて来たのは、どういうことなのかと腹心に尋ねました。

◇手紙の送り主◇

腹心は、

分からない。

そういう話を聞いただけだと

答えました。

部下としては

「知らない」という言葉を

言いたくありませんでしたが、

本当に初めて聞いたことでした。

 

バイオリンを手に入れて来た腹心は

先帝の支持者たちが

手紙を送ったかもしれないので

レアンに、それを確認することを

提案しました。

 

レアンは、

バイオリンのケースに手を乗せたまま

何も答えませんでした。

腹心たちも、つられて口をつぐみ、

レアンの顔色を窺っていましたが

ついにレアンは

確認してみるようにと指示しました。

◇ランブリーのプライド◇

まだ修理中のレアンの住居から

外へ出てきた腹心は、

一番近い台所に立ち寄って

果物を手に入れました。

そして、腹心は果物を持って

宮殿を取り囲む巨大な城壁の

東側へ歩いて行きました。

 

腹心は、そこにある

大きな木の後ろに隠れて

よく見えない小さな木を

見つけた後、その下に

持って来たブルーベリーを

数粒置きました。

 

腹心がその場を去った後、

姿を隠したランブリーが

そちらへ近づき、

彼が置いて行った果物を

確認しました。

ランブリーは、

腹心をさらに追いかける代わりに、

すぐに皇帝の所へ駆けつけて

この話を伝えました。

ラティルは、

ザイシンが送ってきた聖水を

ゆらゆら揺らしながら、

口角を上げました。

 

ラティルは、

危険を冒してまで作った

チャンスなので、

必ず先帝の支持者が誰なのか

突き止めなければならない。

できるよね?

とランブリーに尋ねましたが、

ラティルは、

また、ランブリーのことを

タヌキと呼んだので、ランブリーは

自分をタヌキ呼ばわりするなら

自分もロードのことを

対抗者と呼ぶと宣言しました。

しかし、ラティルは

自分は構わないと言ったので、

ランブリーの尻尾は

普段より2倍に大きくなりました。

 

ともかくも、ランブリーは

再びレアンの腹心を訪ねました。

ロードのためではなく、

自分のプライドを回復するためでした。

あの人間たちにやられて

爆発物を敷いて座って

ドキドキしたことを考えると、

まだ腹が立ってきて、

毛が逆立つほどでした。

 

ランブリーは腹心を見つけた後、

再び彼を追いかけました。

腹心は無難に時間を過ごしましたが

ランブリーは

警戒を緩めませんでした。

そして、ついに夕刻。

腹心は、ブルーベリーを置いた場所を

再び訪れました。

ブルーベリーはどこにもなく、

代わりにイチゴがいくつか

置かれていました。

◇果物の数◇

ランブリーから

報告を受けたラティルは、

ロードの仲間たちを集めて、

夕食をとりながら

どういう意味だと思うかと

尋ねました。

ロードの仲間たちの視線が

同時にタッシールに向けられました。

 

タッシールは、

パンケーキを切っていましたが

皆に投げキスをしました。

ラティルを除いた全員が

嫌がって顔を背けると、

ようやくタッシールはにっこり笑い

基本通りに解釈すれば、

時間や場所などを表している。

例えば、ブルーベリーが午後、

イチゴが午前だとしたら、

ブルーベリー3つは午後3時、

イチゴ4つは午前4時。

または、

ブルーベリーが明日会おうという

合図なら、

イチゴは東の門で会おうという

返事かもしれないと説明しました。

 

合図ではあるけれど、

これだけでは

解釈が難しいということかと

ラティルが呟くと、

タッシールは頷きました。

それを聞いたランブリーは

急に毛繕いをし始めました。

 

それを見ていたグリフィンは

どうしたのかと尋ねましたが

ランブリーは返事の代わりに

忙しそうに毛繕いをしました。

 

ランブリーの心臓は

ドキドキしました。

ランブリーは

ブルーベリーやイチゴが

何個あるか数えなかったけれど

タッシールの話を聞いてみると、

数字も重要なようなので、

これをどうしたらいいのか悩みました。

◇怪しんでばかり◇

皇帝と別れたタンベクは

無事に兄龍に追いつき、

同じ旅館に泊まることになりました。

タンベクは

食事を受取って部屋に戻ると

兄龍に差し出しながら

今回、兄龍はやり過ぎたと

小言を言いました。 

 

兄龍は何も言わずに

皿を受け取りましたが、 

不満そうな表情をしていました。

タンベクの言葉に、

絶対、同意しないようでした。

 

タンベクは、

自分たちのために皇帝は

自ら駆けつけてくれさえしたのに

兄龍は皇帝に対して本当に無礼だったと

小言を言い続けると、

兄龍はドンと音を立てて皿を置き、

結局、皇帝は

大神官のお守りを手に取らなかったと

言い返しました。

 

タンベクは、

皇帝は大神官と一緒に

暮らしているではないかと

反論しましたが、兄龍は、

自分たちが危機に直面するや否や

現れるなんて、

その巧妙なタイミングも怪しいと

言い返しました。

 

タンベクは、皇帝が

襲撃者たちを直接ナイフで刺したのも

見たではないかと反論しましたが

兄龍は、

彼女は皇帝なので、彼女のために

命を捧げてくれる人を探すのは

難しくないと、少しも退かないので

タンベクはため息をつきました。 

 

とにかく怪しいと

兄龍がきっぱり言い切ると、

タンベクは憂鬱そうな表情をしました。

もしも、元上司だった

ザリポルシ姫を失ってすぐだったら

兄龍は、もっと強く

文句を言ったはずでした。

 

タンベクは、

先代兄龍のことは本当に残念だけれど

皇帝に会った後、

危険な洞窟に行ったのは

先代の兄龍の選択だった。

皇帝が送ったわけではないのに、

しきりに皇帝のせいにして

どうするのかと尋ねると、

兄龍は、

皇帝がお守りをすり替えなかったら

姫が死ぬことはなかった。

洞窟へ行ったことは

姫の失策ではないけれど、

その選択をしたことで、

姫が死ぬという

酷い結果を招いたのだから、

死んだ人を侮辱するなと

悲しい目で答えました。

 

兄龍は結果を決めてから

皇帝のすべての行動を

それに合わせている。

それは不合理なことだと

タンベクは意気消沈した声でも

話を止めませんでした。

 

ところが兄龍は器をすべて置くと、

急に自分の荷物をまとめ始めました。

驚いたタンベクは、

どこへ行くのかと尋ねると、

兄龍は冷たい目で彼女を睨みながら、

自分は依然として皇帝を疑っているので

モルファ団長に会って、

その匿名の手紙を誰からもらったのか

調べてみると答えました。

 

モルファ団長は会議が終わった後、

まだ遠く離れていなかったので

まもなく兄龍はモルファ団長に

会うことができました。

そして、団長に会うなり兄龍は

匿名の手紙を誰にもらったのかと

いきなり尋ねました。

モルファ団長は戸惑いながらも、

食事をしている途中、

使いの者がやって来て渡してくれたと

答えました。

 

兄龍は、

それをすぐに受け取ったのかと

尋ねました。

モルファ団長は、

そんなはずがない。

当然、使いを問い詰めて

誰が送ったのか突き止めようとした。

使いは、

貴族のように見える人がくれたと

言ったけれど、

その人は、自分が誰なのかを

明らかにしなかったと答えました。

 

兄龍は、

髪の色や目の色や、顔の特徴について

聞いたのかと尋ねましたが

モルファ団長は、

そのようなことは、

特に聞いていないようでした。

 

兄龍は、

そんなやり方をするなら

聖騎士団長を辞めろと

叫びたくなりましたが、

使いはどこにいるのか。

自分が会って来ると言いました。

◇乱入◇

ランブリーは、

ブルーベリーとイチゴの個数を数えに

再び元の場所に戻ってみましたが、

すでに果物は消えた後でした。

 

ランブリーは自分の過ちを

挽回するために、さらに熱心に

腹心の後を付いて回りました。

グリフィンの番になっても

ランブリーは鳥を追い払い、

自分がレアンの腹心を

追跡し続けました。

そして、レアンの世話をし、

工事に口出しをしていた

レアンの腹心は、ついに一人で

怪しげに遠出しました。

 

必ず彼から情報を奪ってやる。

ランブリーは邪悪そうに

しっぽを振りました。

 

レアンの腹心は宮殿の外に出ると、

ある果物屋

ひげがもじゃもじゃした人に会い

奇妙なメモを交換しました。

 

「あれだ!」

ランブリーは尻尾を立てて

飛び跳ねました。

そして、腹心が人混みの中に入ると、

その隙に腹心のポケットから

メモを取り出して逃げました。

 

急いで宮殿へ駆けつけたランブリーは

会議室の中にまで乱入しました。

ラティルが真剣な表情で

会議を見守っていたところ、

レッサーパンダ

会議室の中央の赤いカーペットの上を

スライディングして入って来たので

咽てしまいました。

そして、

レッサーパンダが入って来たことで

会議室は、

あっという間に大混乱に陥りました。

レッサーパンダは、

慌てて扉の外へ出て身を隠しました。

 

ラティルは前に出て、

ゲスターが飼っている動物だと

説明すると、大臣たちは

不愉快な目で

ロルド宰相を見つめました。

自分の息子が

レッサーパンダを飼っていると聞き

ロルド宰相は、

当惑して目を丸くしました。

 

何とか会議が終わって

大臣たちが出て行くと、

会議室の中に残っているのは

ラティルとサーナット卿だけでした。

その時になって、

ようやくレッサーパンダは姿を現し、

壇上にぴょんと飛び上がりました。

そして、ずっと持っていたメモを

ラティルに差し出し、

自分が何を見つけたのか

一度見て欲しいと訴えました。

ラティルはメモを受け取りながら

これは何かと尋ねました。

 

ランブリーは、

レアンの部下が、ある怪しい人間と

やり取りしたメモだ。

自分が盗んで来たと答えました。

ラティルは、

本当なのかと聞き返しながら、

明るい顔でメモを広げました。

サーナット卿とレッサーパンダ

覗き込みましたが、そこには

「果物くらい

買わせてくれませんか? 」

と書かれていました。

 

ラティルは歯ぎしりすると、

紙をくしゃくしゃにして

壁に投げつけました。

 

騙された!

ランブリーの尻尾が

だらんと垂れ下がりました。

◇騙し合い◇

何軒もの店を渡り歩いた後、

腹心は路地裏で

マントのフードでしっかり顔を隠した

先帝の部下に会いました。

何の用事で会おうと言ったのかと

尋ねる先帝の部下に、レアンの腹心は、

皇帝がロードと関連があるという

情報を聖騎士たちに送ったのは

もしかして先帝の部下たちなのかと

尋ねました。

先帝の部下は、それを否定し、

自分たちはレアン皇子がやったと

思っていたと、きっぱり答えた後

レアン皇子が

やったわけでもなさそうだと

納得したように呟きました。

しかし、すぐに彼は

まんまと騙されたようなので

気をつけなければならない。

そして、できれば

こうやって会うのは最小限にしたい。

今後こんなことで

会わないことを願うと告げました。

 

腹心は帰って

レアンにこのことを知らせました。

膝を組んで座っていたレアンは、

話を聞きながら、口角を歪め

自分はラティルに騙されたと

呟きました。

 

「騙された?」と

腹心が聞き返すと、レアンは

手紙を送ったのはラティルの方だと

答えました。

腹心は目を見開き、

どういうことなのか。

自分がロードと関連があると

先に言うのは、

危険過ぎるのではないかと

尋ねると、レアンは

「そうですね」と答えました。

 

腹心は、

気が狂った側室を連れていた時から

尋常ではないと思っていたけれど

どうやら皇帝本人も、侮れないほど

気が狂っているようでした。

 

レアンは、

冒険をしたのだろうと言いました。

腹心は、

本当にロードと関係のない人が

冒険でそんなことをすると言っても

お話にならないのに、

ロード自身が、

自分がロードだと言う冒険をするなんて

それは冒険ではなくて・・・

と言うと、レアンは

ギャンブルだと答えました。

 

しかし、腹心は

ギャンブルでもなく、

ただの狂気の沙汰だと言いました。

しかし、レアンは笑顔で首を横に振り

危険ではあるけれど、

成果がないわけではない

このようにするのは危険だけれど、

後で役に立つかもしれない。

後に先帝の部下たちが

ラティルがロードだと

本当に暴露した時、

こんなことを何度も経験した

聖騎士たちが

驚くと思うかと尋ねました。

腹心は驚かないと答えました。

 

レアンは、

いつものように

謀略だ、タリウムの内部葛藤だと

考える人がいるだろう。

ラティルはそれを狙っていると

説明しました

 

腹心は腕をこすりました。

レアンの話を聞いていると、

そうかもしれないと思いました。

でも、そうだとしても、

やはり、狂っているみたいだと

思いました。

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ラティルが側室たちに

質問をした途端、

自然とタッシールを見つめる

側室たち。

このような暗号を解けるのは

タッシールだけだと、

側室たちが彼の頭脳の明晰さを認め

彼に一目置くようになったことが

感慨深いです。

側室たちに見つめられて

投げキスするのが

タッシールらしいです。

 

ザリポルシ姫が洞窟へ行った時に

彼女の聖騎士団を襲ったのは

百花繚乱だったと思いますけれど

彼らは制服を着ていなかったから

ザリポルシ姫や兄龍に

彼らの正体が

バレていないのですよね?

そしてザリポルシ姫が

どのような経緯で

吸血鬼になったのかも謎。

彼女が出て来た時に、

明らかになるかと思ったら

あっけなく死んでしまったし。

百花繚乱が兄龍術を襲った理由も謎。

聖騎士団と聞くと

いかにも正義の味方のような

気がしますが、聖騎士団同士は

互いに反目し合っていて、

その内情は、

結構ドロドロしていているのかも。

タンベクみたいな純朴な聖騎士の方が

稀なのかもしれません。

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