自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 ネタバレ 40、41話 麗奈を守るための合図と智彦の家族との会食

40話 麗奈と智彦は一緒に暮らすことになりました。

 

玄関のカギを開ける音が聞こえ、

智彦が荷物を持って入って来ると

麗奈は緊張しました。

 

荷物の整理をしに行くと言って

自分の部屋へ向かう

智彦の後ろ姿を見て、

麗奈は、本当に彼と一緒に

暮らすことになることを自覚し、

ソファーに座り込むと

ため息をつきました。

自分の部屋にいれば良かったかもと

思いました。

そして、

智彦はシャワーを浴びたのか、

髪をタオルで拭きながら、

胸を開けた状態で

部屋から出て来て、

しかも、麗奈の隣に座ったので

緊張した麗奈は、立ち上がると、

今日は体調が悪いので

夕飯はいらないと宣言しました。

 

しかし、どこかへ行こうとする

麗奈を智彦は呼び止め、

食事は抜いても、

夫婦の予行練習は

しなければいけないのではないかと

言いました。

 

智彦は、麗奈に座るように言った後、

猫を飼ったことがあるかと

尋ねました。

麗奈は、

飼ったことがない。

急にどうしたのかと尋ねました。

 

智彦は、

猫の警戒を解くためには、

まず、目を合わせる。

そして、

自分を傷つけたりしないという

信頼が得られたら、

スキンシップをすると

話しました。

 

麗奈は、

智彦がどのような意図で、

そのようなことを言っているか

分からないけれど、

自分は人間だと言いました。

智彦は、

だから自分は人間のやり方で

やろうと思っていると

言いました。

 

そして、智彦は麗奈と目を合わせ、

次に、

彼女のパーソナルスペースに入り、

彼女の手を握ってもいいかと

尋ねました。

麗奈はビクッとしましたが

許可しました。

そして、智彦が麗奈の手を握ると

なぜか心臓が

ドキドキしました。

 

智彦は、

次に何をすると思うかと

麗奈に尋ねました。

何をするつもりなのかと

聞き返す麗奈に、

智彦はハグだと答えました。

その理由は、

結婚式の時に、キスをするし

ハグもするかもしれないので、

あらかじめ練習しておこうと

いうものでした。

 

麗奈は、そのような練習まで

本当に必要なのかと尋ねました。

智彦は、麗奈の演技力が

信じられない。

演技できるか心配だと

答えました。

 

麗奈は、

何も難しいことはない。

何でもすると決めたはず。

これは復讐のための

過程に過ぎないと考え、

智彦をギュウッと抱き締めました。

少し違うのではと思う智彦。

しかし、麗奈は抱擁を解くと、

彼の背中をポンポン叩き、

これでいいかと尋ねました。

しかし、それを否定する智彦。

 

麗奈は、ハグしたのに

どうしてなのかと尋ねました。

智彦は、

まるで大型犬を抱くようだったと

答えました。

それに対して、

文句を言おうとした麗奈を

智彦はギュッと抱き締めました。

そして、彼は麗奈の手を握ると、

自分が、こうする時は、

ただ自分を信じればいい。

これは、麗奈が

誰からも傷つけられないため。

自分が麗奈を守るための合図だと

言いました。

 

41話 智彦の母、咲恵は、義父を訪ねました。

 

何の用事かと尋ねる義父。

智彦が結婚すると、

ため息をつきながら伝える咲恵。

相手が気に入らないのかと

尋ねる義父。

そういうわけではないと

もじもじしながら、答える咲恵。

 

気に入っているけれど、

反対する名分が必要だということかと

義父に指摘され、

ギクッとする咲恵。

 

義父は、

智彦は、将来有望な跡継ぎなので

未来の西江

智彦が責任を取ることになると

告げました。

咲恵は分かっていると言いました。

 

すると、義父は、突然、

智彦の結婚相手の名前を口にしたので

咲恵は驚きました。

なぜ、彼が

麗奈の名前を知っていたかというと

咲恵の夫が、

彼女よりも30分前に義父に会いに来て、

智彦の結婚相手のことを

話していたからでした。

義父は、とにかく、麗奈を

出しに使えばいいと話しました。

智彦は、

麗奈を九条家に連れて行きました。

九条家の面々が揃っている前で

自己紹介する麗奈。

挨拶を返す智彦の父親。

 

招待してもらったことに

麗奈がお礼を言うと、

咲恵は、

智彦がそんなことを言ったのかと

睨みつけました。

智彦は、

言い訳をしようとしましたが、

麗奈は、智彦が

自分を家族に紹介したがっていた。

自分もこの日を

楽しみにしていたと話しました。

父親は、会えて嬉しいと話しましたが

咲恵は彼の言うことが気に入らず、

彼を睨みつけました。

 

食事が運ばれてきました。

智彦は、テーブルの下で

麗奈の手を握りました。

それは、智彦が

麗奈を守ると言う合図でした。

 

皆が格好つけていると思い、

しびれを切らした

智彦の妹の麻里子は、

麗奈に聞きたいことがあるなら

聞いて

早く終わりにしようと言いました。

彼女をなだめる夫の博隆。

娘を睨みつける咲恵。

 

智彦は、質問があるなら

聞いて欲しい。

なければ、

ゆっくり食事をしようと

提案しました。

すると、兄の雅紀は、

質問をしなくても、

麗奈が養子で、破談したこと。

WJリテールの資金繰りが

よくないことも知っていると、

意地悪く言いました。

腹を立てる智彦。

けれども、麗奈はそんな彼の手を

ギュッと握りました。

 

気持ちを落ち着かせることができた

智彦は、麗奈が青色が好きで、

絵を描くのが好きで、

海が好きだと話しました。

 

すると、

出会ってから間もないのに、

互いのことを

よく知っているようだと

雅紀が皮肉を言いました。

しかし、智彦は、

互いのことを、

よく分かり合おうとしている

段階なので、

よく知っているのも当たり前だし、

自分は麗奈のことを

本当に愛していると話しました。

その言葉を不思議に思う麗奈。

すると、雅紀は、

一目惚れでもしたのかと

意地悪く智彦に尋ねました。

 

すると、父親は、

客の前で、

2人が言い争っていることを

咎めました。

謝る雅紀。

けれども、麗奈は、

雅紀の言う通り、

自分に至らない点が多いのは

事実だけれど、

智彦に対する気持ちは本物で、

互いを信じて支え合っていると

話しました。

 

父親は麗奈の言葉に納得した後、

彼女の祖父の容態について尋ねました。

麗奈は、

だいぶ良くなってきたと答えました。

父親は、回復して良かったと

麗奈に告げた後、

食事を勧めました。

和やかな雰囲気の中、

雅紀だけは怒りが収まらず、

歯ぎしりをしました。

麗奈はトイレに行くと、

後からやって来た麻里子は、

麗奈のことを「お義姉さん」と呼び

彼女のことが気に食わないと

言いました。

突然、そんなことを言われて

訳が分からない麗奈。

 

すると、麻里子は

反吐が出るほど、

璃香のことが嫌いだと言いました。

それに対して、麗奈も、

自分も反吐が出るほど、

璃香が嫌いだ。

だから、自分たちは

仲間ではないかと聞きました。

 

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以前、優里が

麗奈に伝えた情報によれば、

雅紀が西江

実質的な後継者ということでしたが

祖父は、智彦が

将来有望な跡継ぎだと言っています。

 

智彦は子供の頃から優秀で、

周りの人たちからの

智彦に対する期待が大きく、

自分の地位を脅かす存在の智彦を

雅紀は憎むようになり、

彼の前だけ、残酷な態度を

取っているのではないかと

思います。

けれども、今回のお話で雅紀は

家族の前でも、智彦に対して、

意地悪を言っています。

それを諫めたことから、

父親は雅紀の本性を

分かっているのではないかと

思います。

父親は自分に無関心だと

智彦は思っていますが、

彼は、雅紀を刺激して

智彦を攻撃させないように

わざと無関心を

装っているのではないかと

思いました。