自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 244話 記憶が戻ったソビエシュ

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244話 倒れたソビエシュのその後は・・・

◇秘書たちの悩み◇

数日前に倒れたソビエシュが

次に目を覚ました時、

彼は記憶を取り戻していました。

 

秘書たちは皇帝が無事に

回復したことに安堵したものの

誰もいないのに

まるで誰かがいるかのように

突然、ソビエシュは呟き始めるので

それを見た宮廷人たちは

ラスタの呪いではないかと

噂をしていました。

 

秘書たちは、

まだ人格が分裂していた時の方が

ましだったと思いました。

 

とはいうものの、

うわごとを言って

おかしくなる時よりも

元気な時が多くなり

業務能力にも大きな異常は

ありませんでした。

 

ただ、この状態が

いつまで続くかわからないし

皇帝の重要業務の一つである

謁見と外交ができないので

秘書たちは頭を悩ましていました。


秘書たちは、

些細な業務と対外的な業務を

代わりに引き受けてくれる人が

確実に必要だ、

早くソビエシュが良くなるためにも

彼に休息が必要だと考えました。

 

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◇罪悪感◇

ソビエシュはイーゼルの前に立ち

目の前に浮かぶ人の顔を

描こうとしましたが

数多くの表情が重なり

誰の顔も書くことができませんでした。

記憶に残るのは赤と金の

強烈な感じでした。

 

ソビエシュは、

なぜナビエが

ラスタの子供のアンを探して

連れて行ったのか

理解できませんでした。

 

いつのまにか

お互いを理解できないほど

2人は遠くなったのかと思うと

ソビエシュは心が痛みました。

 

ナビエを捨てて

取り戻す計画を立てた時

ソビエシュは誰よりも

ナビエを理解していると

確信していましたが

その自惚れは打ち砕かれました。

 

また、ソビエシュは

ラスタの件について

最大限良い方法で

処理したと思っていましたが

罪悪感を持っていたようでした。

 

正気の時は罪悪感があるかどうか

わかりませんでしたが

意識が朦朧としている時

ラスタが

可哀そうだと思わないのか

ナビエを責めていた

自分の声が耳元で響き続けました。

 

ソビエシュは絵の道具を片付けさせて

頭を空っぽにし

仕事をすることにしました。

 

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◇夫の留守中に◇

ナビエは、北王国の大使館職員に

彼女の側室になりたいと

言われました。

 

ナビエは断りましたが

もしかしたらハインリも

同じように言われることが

あるかもと思うと

心穏やかではありませんでした。

 

ハインリの失踪を知らない

ローラは、この場面を

ハインリに見せたかったと言い

彼女とジュベール伯爵夫人は

赤ちゃんが生まれてすぐに

ハインリが長い間

留守にしていることを

非難しました。

 

各国の大使たちは

西大帝国とルイフトとの貿易が

大成功をしたのを目にして

色めき立ち

その貿易に自分たちも参加したいと

言ってきていました。

 

その度にナビエは

本格的に貿易を始めるのは

2回試験貿易をやって

安全を確保してから。

けれども、

最近、雰囲気が良くないので

落ち着くまでお試し貿易はしない

答えていました。

 

大使たちは、ナビエが遠回しに

西大帝国を差し置いて

他の国々が力を合わせるのを

見るのは気分が悪いと

言っていると思いました。

 

各国の大使たちは

連合に賛同することで

強大国からの圧力から

解放されるのと

実利を取るのと

どちらにするか悩みました。

自分たちだけで決められない彼らは

王に相談することにしました。

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◇心変わり◇ 

シャーレット姫は、

王族に生まれたら

政略結婚は避けられない、

コシャールにプロポーズした時も

あれほどかっこいい夫を

持てるのは運がいいと

思っていましたが

今は、

その気持ちが失せてしまいました。

 

あのセクシーな大公と

会わなければ良かった、

彼が自分のことを愛していると

知らなければ良かったと考えていると

 

自国の露出の多い服を着た

カフメン大公が通り過ぎるのを

発見しました。

 

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エインジェルの訪問◇ 

ナビエは、赤ちゃんたちを見て

可愛いと思いました。

誰が見ても可愛いと思う

赤ちゃんでした。

 

毎晩、巣で抱いてくれた

お父さん鳥がいないのと

カイはラリに

翼で叩かれる悩みを除けば

赤ちゃんたちは平和だと

ナビエは思いました。

 

赤ちゃんたちをずっと

平和にしてあげるために

ナビエは、

連合が懐柔しようとした国々に

大義名分と実利の

どちらがましかという

餌を投げました。

 

その答えが出るまで、

時間稼ぎができると

ナビエは思いました。

 

そして、

東大帝国は

どちらの味方をするのかと

ナビエは考えました。

 

その時、副官が

超国籍騎士団第4師団の団長の

訪問を告げました。

 

ナビエはエインジェル

接見室へ連れてくるように

指示した後に

良い案が思い浮かびました。

 

ナビエは、ランドレ子爵に

東大帝国の大使を訪ねて

夜の部屋のどこでも良いので

隠れるように伝えて欲しいと

命じました。

 

彼が出ていった後

ナビエは接見室へ行く代わりに

部屋へ戻って

目を覚ましたばかりの

ラリを抱きました。

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ソビエシュとナビエ様は

子供のころから一緒で

お互いに理解しあっていたかも

しれませんが

子供の頃から、遊びもせずに

皇后になる勉強をしていた

ナビエ様が

皇后の座を失うことに

どれだけ恐怖を感じていたかは

理解していなかったのではと

思います。

もっとも、分かっていたとしても

あの当時のソビエシュなら

ナビエ様の気持ちより

ラスタと子供を

優先させたかもしれないですね。

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