自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 先読み 48話 美紗の不幸を引き受けてでも彼女を守りたい亘

47話 亘が意識を取り戻しました。

 

美紗は、目に涙を浮かべながら、

亘の机の上で見つけた手紙を差し出し、

自分を知っていたことと、

自分が死ぬところまで見たこと、

そして、亘も死んだことを、

どうして話してくれなかったのか。

いつまで、

隠しておくつもりだったのか。

亘の生死も、何も知らずに

生きていくことを望んでいたのかと

尋ねました。

 

すると、亘は、美紗の頬に触れて、

彼女も戻って来たのかと尋ねました。

美紗は「はい」と答え、

同じ日に戻ったのは不思議だと

言いました。

亘と美紗は手を繋ぎ、

病院の庭を散歩しました。

 

亘は、美紗が前の人生で

どのように暮らしていたか

友也と結婚して20〷まで、

どのように暮らしていたのか、

気になると尋ねました。

 

美紗は、

どうしてこのことを思い出すのか

分からないけれど

やきそばが、

とても食べたかった日があったと

話し始めました。

 

借金の返済のために、

給料は一円も残っていなくて、

悩んだ末に、

インスタントを買って食べたけれど、

それを友也と義母に

見られてしまいました。

 

匂いを嗅ぎつけて、

やきそばを食べているのかと

美紗を問い詰める友也。

どうしても食べたかったと

言い訳をする美紗。

夫の食事に気を遣うどころか

1人でやきそばを食べていたのかと

美紗を罵る義母。

 

そして、友也は、

自分も

やきそばを食べたくなった。

母親には何を食べるかと

尋ねました。

彼女は、そばが中に入っている

お好み焼きが美味しかったと言うと

友也は、モダン焼きかと

母親に確認した後、

美紗は1人で

やきそばを食べたから

お腹がいっぱいだろうと言い残して

出かけてしまいました。

 

友也は、元々悪い人ではないので

自分が我慢し、耐えていれば

幸せな日々が戻って来ると

美紗は思っていました。

 

美紗が洗い物をしている間、

友也と義母は、

買って来た料理を食べました。

友也は、

お腹がいっぱいになった。

美紗のために残しておいたので

それを食べるようにと指示しました。

自分の知る限り、

友也はいい人だと思っていた。

しかし、それが違うということに

気づいた時は、手遅れだった。

それで、過去に戻って来た時は、

自分の運命を変えて、

新しい人生を送ろうと

思っていたのに、

むしろ、こじれてしまった。

未来で起こった不幸を

避けようとすると、

別の状況でそれが起きた。

自分の運命を変えると、

他の人の運命が変るようになったので

それが怖かった。

自分の代わりに亘が死ぬと思ったと

話しました。

 

亘は、美紗を抱き締めると、

今回の人生では、

彼女の不幸を肩代わりしてでも

美紗を守ると決心した。

もし、また別の運命が来たとしても

見ているだけは済ませないと話しました。

美紗は亘に感謝しました。

 

もし、自分の運命が

亘の方へ行こうとしても、自分も、

見ているだけでは済まさないと

美紗も、決心しました。

遅い時間なのに、

会社の下にあるカフェで、

悠斗が仕事をしているのを

未来は見かけました。

彼女が店の中に入ると悠斗は、

営業は終了したと言いかけましたが

未来だと分かると、

今、帰るところなのかと尋ねました。

彼女は、今日は仕事が多かったと

答えると、悠斗は、

ちょうど、プリンが残っているので

中へ入るようにと誘いました。

 

未来はありがたくプリンをもらい

一口食べると、大きな衝撃を受けて、

テーブルに突っ伏しました。

未来は、フォークを握ったまま、

身体をぷるぷる震わせていましたが

あまりにも美味しすぎて、

頬が落ちそう。

頬が落ちないように、

支えながら食べないといけないと

言いました。

悠斗は誉めてもらったことに

お礼を言いました。

 

未来は、

どうしてこの美味しいプリンが

売れ残っているのかと尋ねました。

悠斗は、

必ず一つは残しているので、

未来が夜遅くまで働いて

プリンが食べたくなったら、

いつでも来てと誘いました。

 

未来は、美紗にあげようと思い

作っているのかと尋ねました。

図星のようでした。

未来は、美紗と部長が

個人的な関係だという

記事まで出ているので

もう諦めたらどうか。

悠斗は会社でも、とても人気があると

言いました。

 

悠斗は、ずっと以前に諦めた。

部長と美紗が、互いに信頼の目で

見つめ合っているのを見て、

到底勝てないと思ったと話しました。

 

未来は、それなら、なぜ今でも

プリンを残しておくのかと

尋ねました。

悠斗は、諦めたけれど、

好きでなくなったわけではない。

自分が美紗にできるのは、

このようなことだけだと答えました。

 

未来は、

この切ないプリンを

自分が食べてもいいのかと思いました。

しかし、悠斗は、

どうせ美紗は食べに来ないので、

気楽に食べて欲しいと言いました。

未来は、そんなことを言われたら、

また明日も食べに来たくなると

思いました。

百合子は地下鉄に揺られながら、

復職後の初出勤だったので

少し、疲れた。

けれども、

後ろから押す人もいないし、

こんなに帰るのが

楽だったかと考えていると、

自分の後ろに

高石が立っているのが

窓ガラスに映っていました。

なぜ、彼がそこにいるのかと

尋ねる百合子。

自分も地下鉄で通う。

こちらの方がはるかに楽だと

答える高石。

しかし、彼は

百合子が押されないように

彼女の後ろで頑張っていました。

とてもつらそうに見えると

尋ねる百合子。

 

高石は、

何回も使っていないので新品同様だ。

地下鉄通勤は退屈だろうと言って、

ミュージックプレイヤーを

差し出しました。

そして、

音質も良いので聞いてみてと

勧められたので、

百合子は片方のイヤホンを耳に入れると

彼女の好きな曲が

聞こえてきました。

そして、もう片方のイヤホンを

耳に入れていた高石が

「こんなことをするのは好きだから。」

という歌詞を口ずさむと、

百合子は真っ赤になり、

イヤホンを引っ張って、

耳から外しました。

 

どうしたのかと尋ねる高石。

百合子は、

この部分を聞くのはもうやめようと

答えて、

オーディオプレイヤーを

高石に返そうとしました。

彼は、自分はあまり使わないので

百合子にあげると言いました。

しかし、彼女は必要ないと

断りました。

高石は、自分も必要でない。

本当に必要なければ

捨てるようにと言ってすねました。

子供みたいなことを言うと、

百合子は文句を言いましたが、

彼女が乗換をする駅に到着したことを

高石は教えました。

慌てて電車から降りる百合子。

高石は、笑いながら、

「また、明日」と言いながら

手を振っていました。

仕方なく手を振り返す百合子。

そんな彼女を高石は、

頬を赤らめて見つめていました。

 

百合子は慌てて電車から降りたので、

高石のミュージックプレイヤーを

持って来てしまいました。

彼女はイヤホンを耳に入れると、

先ほどと同じ曲が流れてきました。

百合子は音楽を聴きながら、

楽しい気分で歩いていましたが、

目のまえにいる人を見て、

恐怖で凍りつきました。

百合子に元気だったかと尋ねたのは

彼女の夫でした。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

美紗と亘、

未来と悠斗、

百合子と高石も良い雰囲気に

なっていたところへ、

まさかの百合子の夫の登場に

驚いてしまいました。

まだ、警察にいると思ったのに

釈放されているとは

予想していませんでした。

 

百合子は優秀で

とてもしっかりものなのに

なぜ、夫のような

ダメ男と

結婚してしまったのか不思議です。

こんな夫とは縁が切れて、

高石との幸せな未来が

訪れて欲しいです。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain