自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 121話 ネタバレ 他人に子供の世話をさせたくない智彦

 

121話 幸せな毎日を送る麗奈、一方、璃香は・・・

食卓を囲んでいる中田家。

子供をおぶっている璃香を、

碧人の母親は怖い顔をして、

こちらへ来いと呼ぶと、

器を璃香に渡し、

食べてみるよう指示しました。

璃香が、その理由を尋ねると、

母親は、

璃香は隠していたけれど、

璃香の母親が毒を持って人を死なせた

とんでもない奴だと聞いたからだと

答えました。

 

その言葉に、

璃香が何も言えないでいると、

母親は、

グズグズするな。

自分の言っていることが

分からないのか。

ここにあるものを全て毒見しろと

怒鳴りました。

その言葉に

璃香は悔しそうな顔をし、

子供は泣き出しましたが、

今度は、由香が耳を塞ぎながら

うるさい。

どうして、この子は、

こんなに毎日泣いているのか。

1歳過ぎたのに、何も話さない。

誰に似て、こんなに性質が・・

と叫びました。

 

璃香は

子供に泣かないでと言って

あやしていると、母親は、

似ているって、誰に似ているのか。

殺人者の血を

受け継いでいるのではないか。

鳥肌が立つ。

誰かのせいで自分は苦労している。

麗奈の方が、性格が良かったと

怒鳴りました。

 

璃香は目に涙を浮かべ、

悔しそうな顔をしながら、

料理を一口ずつ食べました。

その様子を碧人は

黙って見ていました。

 

一方、母親は、

明日、家族旅行へ行くと

思い出したように言うと、

璃香は、

そんな話は聞いていないと

抗議しました。

 

しかし、母親は

今、聞いたではないかと言い返し、

2泊3日の旅行なので、

その間にリビングのカーテンを洗い

大掃除までしておくようにと

命令ました。

璃香は、顔に青筋を立てて

「はい」と返事をしました。

碧人と2人だけになると、璃香は、

なぜ、自分に

話してくれなかったのか。

話せば、自分が

付いて行くと思ったのかと

怒りながら尋ねました。

碧人は、

どうせ行けないのだから、

事前に知っていたところで

何も変わらないと答え、

勝手に子供を連れて

家にやって来たのだから、

このくらいは覚悟しろと

冷たく言い放ちました。

 

その言葉に璃香は驚くと、

碧人は、

日取りまで決まっていた結婚が

璃香のせいで台無しになったと

責めました。

 

璃香は、それが全て自分のせいだと

言いたいのか。

子供は自分1人で作ったのかと

言い返しましたが、碧人は、

九条雅紀との子供だったら

良かったのにと言いました。

璃香はピクッとしました。

 

碧人は、

璃香の行き場がなくなって、

ここへ来て居座ったのだから、

我慢できないなら、

子供を連れて出て行け。

止める者は誰もいないからと

怒鳴りました。

璃香は涙を浮かべ、

悔しそうな顔をしながら、

身体を震わせました。

麗奈が絵を描いているところへ、

無精ひげを生やし、

疲れ切った顔の智彦がやって来て、

順調に進んでいるかと尋ねました。

麗奈は、

個展は久しぶりなので、

不安と答えた後、

智彦が

げっそりした顔をしているので

心配しました。

麗奈に顔のことを聞かれた智彦は

髭剃りができなったけれど、

酷い顔をしているかと尋ねました。

 

麗奈は、智彦一人では大変なので

ベビーシッターを頼もうと

提案しました。

しかし、智彦は首をブンブン横に振り

うちの子たちを、

他の人に世話させるのは嫌だと

猛反対しました。

そして、麗奈に力こぶを見せながら、

このくらいは簡単だと息巻きましたが

麗奈は、智彦が強がっていると

呟きました。

智彦は子供たちに

ご飯を食べようと言いながら

食事を運んで来ました。

彼らは嬉しそうに

食事を始めました。

智彦はニコニコしながら、

きちんと食べているね、

可愛いねと、

子供たちを煽てました。

 

ところが、子供の1人が、

もう1人の皿のソーセージを

自分のだと言って取ったので、

取られた方は怒って、

お皿をひっくり返しました。

ショックを受ける智彦。

彼はため息をつきながら、

人の物を取ってはダメだと

注意しました。

子供たちは、

「うん、ダメ」と返事をしました。

智彦は苦笑いをしました。

疲れ切った智彦が、

ソファーの上で転寝をしている間、

子供たちは床に座って

おもちゃで遊んでいましたが、

おもちゃの汽車の

取り合いを始めました。

そして、目を覚ました智彦の前に

その汽車が飛んで来て、

顔を直撃しました。

 

痛がる智彦の所へ

麗奈が駆けつけ、

どうしたのか、大丈夫かと

尋ねました。

そして、子供たちも

泣き出しました。

 

智彦は、

「パパは大丈夫」と

子供たちに言いましたが、

鼻血がダラーっと垂れました。

それを見た麗奈は悲鳴を上げ、

本当に大丈夫なのかと尋ねました。

智彦は、鼻を擦りながら、

自分は大丈夫なのに、

どうしたのかと尋ねました。

 

しかし、麗奈は

これではダメなので、

ベビーシッターを雇うと

主張しました。

けれども、智彦は、

自分1人でも十分だと反対しました。

しかし、麗奈は、

今、鼻血を出しながら、

そんなことが言えるのか。

ベビーシッターを雇うことにすると

怒鳴りました。

智彦はしゅんとし、

分かったと返事をしました。

 

落ち込んでいる智彦に、麗奈は

特別に用意したプレゼントがあると

言いました。

智彦は鼻を押さえながら、

プレゼント?と聞き返すと、

麗奈は、

二度目の新婚旅行へ行こうと

誘いました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

やはり碧人の母は

璃香にやられっぱなしではなく、

彼女をいびるようになりましたし

碧人も璃香に対して、

以前のような感情は

持っていないようです。

中田家は璃香にとって

針のむしろなのに、

それでも、出て行かないのは、

璃香の就職が

うまくいかなかったという

ことなのでしょう。

璃香の暮らしぶりは、

麗奈が碧人と結婚していた時よりも

ひどいように思われます。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain