自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 ネタバレ 54、55話 海が怖い理由を打ち明けた智彦と彼を眠らせる方法

 

54話 智彦は海が怖いので、海を見るのも辛いことを打ち明けました。

 

彼は、子供の頃、

家族でクルーズ旅行へ行った時に、

兄に海に突き落とされた。

落ちたら死ぬと思い、

本能的に兄の足をつかんだ。

兄に助けを求めたけれど、

彼は自分の前から消えろと言って

智彦の手を払い除けようとした。

しかし、兄もバランスを崩し、

一緒に海に落ちてしまった。

そのまま死んでしまうと

思ったけれど、

昏睡状態から覚めた時は

病院のベッドの上。

しかし、

兄の足を怪我させたのは自分だと

人々が噂をしていて、

いつのまにか自分は加害者で

兄は被害者になっていた。

両親に本当のことを話しても

信じてもらえなかった。

それ以来、海を思い浮かべるだけで

息苦しくなり、

薬を飲まずにはいられなくなったと

話しました。

 

麗奈は、

そんなひどいことがあったことを

知らなかったと言いました。

智彦は、こんな風に

打ち明けることになったことを

謝った後で、

言いづらかったからだと話しました。

 

辛いのに無理して耐えていた智彦。

麗奈は、母親に薬入りのマカロン

食べさせられて以来、

辛い思いをしてきた自分と

同じだと思いました。

 

麗奈は、そんなに辛い思いをしてまで、

なぜ、海に来たのかと非難しました。

智彦は、麗奈が海が好きだから。

そんな麗奈が好きだから。

そして、麗奈と一緒だと大丈夫だから。

自分がこんなに変われたことが

信じられない。

こんなに変わった自分が笑える。

そして、麗奈が好きだから、

自分はさらに変わるつもりだと

言いました。

カフェで軽食を取りながら、

碧人の妹由香は、

なぜ、璃香が

結婚するはずだった相手と、

麗奈が結婚したのか。

なぜ、璃香は

何もしなかったのかと尋ねました。

璃香は、

何もしなかったわけではないと

答えて、ため息をつきました。

 

そして、由香は、

結婚式を

めちゃくちゃにすべきだったと

言いましたが、璃香は

彼女に何が分かるのかと思いました。

 

由香は、

璃香が優しすぎるから問題だ。

自分が代わりに復讐する。

いい方法を思いついたと

言いました。

復讐を頼むと言う璃香。

楽しみにしていてと答える由香。

 

璃香は、

麗奈が不幸になるなら、

何でもいいと思いました。

55話 由香はインフルエンサーなのだとか。

由香は、

麗奈の男性遍歴や醜悪な過去を

暴くと意気込みました。

お礼を言う璃香。

由香は、

璃香にはいつも世話になっているし

両親の借金も返済してくれたからと

言いました。

ところが、璃香は、

それは、あげたのではなく、

貸したのだと言いました。

 

自分たちは友達なのに、

肩代わりしてくれなかったのかと

文句を言う由香。

それに対して、璃香は、

身近な人ほど、

お金の貸し借りには慎重になれと

父親に言われた。

今後も仲良く過ごすためには、

金銭関係は、はっきりさせた方が

いいのではないかと、

由香に同意を求めました。

戸惑いながらも、

一応、納得したような由香。

 

しかし、璃香が、

返済期間は余裕を持たせるように

父親に話したと言うと、

由香は喜び、

自分のことを考えてくれる

本当の友達は璃香だけだと、

彼女の手を握りしめました。

大袈裟だと言う璃香。

由香は、この恩は絶対に返すので

自分を信じるようにと言いました。

智彦は、職場で、

麗奈が、

そんな辛い思いをしてまで、

なぜ、✕✕島へ来たのかと

言っていたのを思い出していました。

 

そこへ、勇斗が楽しそうにやって来て

新婚生活の感想を聞きました。

智彦が幸せだと答えると、勇斗は、

どういうところが幸せなのか、

詳しく教えて欲しいと言いました。

智彦は、そんなに気になるなら

自分も結婚しろと言いました。

しかし、勇斗は

非婚主義だと言いました。

智彦は、

いつから非婚主義者になったのかと

尋ねると、

勇斗は一昨日と答えました。

智彦の怒りが爆発しそうなので、

勇斗は、話題を変え、

先日、話した原画について

投稿者と連絡がついたと伝えました。

 

智彦は、その人が、

自分たちと契約するのかどうか

尋ねました。

勇斗は、智彦の反応を見て

演技をしているのか、

それとも本当に知らないのかと

尋ねました。

智彦は、探りを入れないで、

早く言えと促しました。

勇斗が投稿者のIDを告げても

智彦は、分からなかったので、

勇斗は、麗奈が投稿者だと

打ち明けました。

智彦は驚きました。

智彦は自宅へ戻ると、麗奈に

勇斗から連絡が来たかどうか

確認しました。

麗奈は、

自分がSNSにアップした絵を

勇斗が見て、

連絡して来たと言っていたと

答えました。

 

智彦は、

麗奈が自分の会社で働くのは

無理ではないかと尋ねました。

麗奈は、すぐに返答せずに

自分が必要なのかと尋ねました。

智彦は、必要だけれど

強制はしないと言いました。

麗奈は、

嫌なら断ってもいいのかと

思いました。

智彦は、心の中で

「無理だと言ってくれ」と

唱えていました。

ところが、麗奈は

前向きに考えると返事をしました。

予想外の返事に、

戸惑っている智彦に麗奈は、

不眠症の彼が

今日も眠れない可能性があることを

示唆しました。

急にどうしたのかと、

不思議に思う智彦。

すると、麗奈は恥ずかしそうに、

今夜は、自分がそばにいてあげたいと

言いました。

智彦は心臓をドキドキさせながら

ベッドの上に座り、

麗奈は、一体どういうつもりなのかと

考えていました。

 

自分のせいで海に行って

悪夢を見た智彦。

だから、彼が悪夢を見ないで

ぐっすり眠れるようにしてあげたいと

麗奈は話していました。

 

麗奈は自分のことで、

責任を感じていたのかと

智彦は考えました。

 

彼の寝室へやって来た麗奈は

薬の代わりになる秘密兵器として

人魚姫の童話を持ってきました。

本を読んでも

眠れないと主張する智彦に、

麗奈は、眠気を誘うような声で

読んであげると言いました。

そして、部屋の電気を消すと、

智彦に、横になるように言いました。

人魚姫は好きでないし、

絵も微妙だと不平を漏らす智彦。

その絵は自分が描いたと

麗奈が言うと、智彦は慌てて、

素敵な絵だ、内容にも合っていると

弁解しました。

しかし、麗奈は、

まだ読んでもいないと怒りました。

 

麗奈は、智彦の横で

集中して聞くようにと指示しました。

智彦は、彼女をじっと見つめた後、

お礼を言いました。

そして、

大したことではないと

照れる麗奈の頬にキスをして、

愛していると囁きました。

 

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55話に出てくる、

SNSに投稿されていた原画が

どれなのかわからなくて、

前の話を遡って見たところ、

38話で、勇斗が智彦に

スマホの画面を

見せているシーンがありました。

最初にこれを読んだ時は、

ゲームの画面を

見せているのかと思いましたが、

これが、

麗奈の描いた絵なのだと納得しました。

 

私自身、少し睡眠障害があるのか

すぐに寝付くことはできるものの、

夜中に何度も目が覚めたり、

4時間くらいしか寝ていないのに

そのまま眠れなかったりします。

その時の自分の精神状態は、

焦りや不安を感じていたり、

部屋の中や自分の汗の匂いが

気になり、

落ち着かないといった感じです。

逆に心が穏やかでないので

色々なことが気になるのかも

しれません。

 

智彦は、

兄に海に突き落とされたことだけでなく

その後の周りの人たちの態度も

彼の心の傷となっています。

智彦の心を癒すのは、

かなり大変だと思いますが、

海が怖い所ではなく楽しい所だと、

記憶をすり替えるのは

可能だと思います。

だから、麗奈は、わざと

智彦が嫌いな人魚姫を

選んだのかもしれません。

麗奈と海で楽しく過ごしたことも

智彦が海への恐怖心を克服するのに

一役買ってくれるかもしれません。