再婚承認を要求します外伝
外伝33話 エンジェルの恐ろしい仕返しが始まります。 ◇アレイシアの不安◇ エルギは救出されるや否や 母親を連れて 別の場所へ行ってしまった。 魔法使いも無事に救出された。 海に落ちて消えたのは 誰かも分からない1名だけ。 エルギが生き残ったのは 幸い…
外伝32話 エルギ公爵とエベリー、大公妃は海に落ちてしまいました。 ◇妹を助ける姉◇ ダルタはエベリーを 罠から救うために 同じ船に乗っていました。 特等室は 貴族しか利用できないと言われ 彼女は別の階に泊まっていました。 ダルタは船では何も起こらない…
外伝31話 息子はまた産めばいいと言ったクローディア大公でしたが・・・ ◇死なせない◇ アレイシアは 大公の言葉の意味を理解し 殺すなんてダメです! と叫びました。 あなたがどれだけ エルギを好きか知っているよ アレイシア わざわざ、そんな風に 見せなく…
外伝30話 エベリーが実の妹だと知ったダルタは・・・ ◇真実は知らせない◇ エベリーが自分の妹で イスクア子爵夫妻の下の娘で 彼女はその事実を 知らないと聞いたダルタは 外へ出た後 花壇に座り込みました。 絶対に違うと思いながらも 性格は違うのに 初めて…
外伝29話 エンジェルと同じ提案をするといったナビエでしたが・・・ ◇ナビエの頼み◇ エベリーは、 ソビエシュの所へ行き 休暇明けにもかかわらず もう一度、 西大帝国へ行く許可を 求めに行ったところ 彼女が何も言わないのに ソビエシュは いってらっしゃい…
外伝28話 再びエルギ公爵の話に戻ります。 ◇母と遊ぶ◇ エルギ公爵は 車いすをあちこち押して 歩き回りました。 母親が手を上げ、車いすが停まると 彼女は、花や珍しい形の石など 手に届くもの全てを集めました。 どれくらい遊んでいたのか 鐘がジャラジャラ…
外伝27話 ハインリはクイーンクイーンをどうするつもりなのでしょうか・・・ ◇ナビエを喜ばせたい◇ 寝室に入ると マッケナが鳥の姿で 窓を叩きました。 なぜか渋い顔をしていました。 ナビエは窓を開けると、 マッケナにどうしたのか 尋ねました。 深刻なこ…
外伝26話 ダルタを見張っていたクロウが帰って来ました。 ◇クロウが見たこと◇ 一体、何があったのか。 クロウは鳥の姿をしているのに 明らかに当惑しているようでした。 ナビエは、 ダルタに何かあったのかと尋ねると、 クロウはソファーの後ろから ダルタは…
外伝25話 マスタスとエベリーはダルタを探しに行きましたが・・・ ◇狙われたマスタス◇ 常時泉がハチの巣と 呼んでいるものがあります。 触れると損ばかりするもの。 気に障るが 放っておいた方がましなもの。 触れたら、 単純に騎士団を一つか二つ 送り込む…
外伝24話 ハインリの隠し事が気になって仕方がないナビエですが・・・ ◇隠し事は何?◇ ハインリが、執務室の中を 見せてくれなかった日の翌日、 マッケナ あなたは口が重いですか? とナビエはマッケナに尋ねました。 ラリを抱いていたマッケナは ナビエの質…
外伝23話 ダルタのブレスレットの紋章はラスタの偽の両親、イスクア子爵家のものと聞いてエベリーは・・・ ◇事実を伝えるべきか◇ エベリーの顔が強張りました。 ラスタの偽の両親は エベリーに あらゆる侮辱的な言葉を 浴びせていました。 エベリーが イスク…
外伝22話 私の目と耳と書かれた栞を見つけたダルタでしたが・・・ ◇メモ◇ 目と耳。 こんなことを言うのは 第4騎士団の団長でした。 ダルタはメモを落としました。 一体どうやって このメモを持ってきたのか? ダルタがその部屋を 使っていることまで知ってい…
外伝21話 果たして、恋の妙薬を飲んだナビエはどうなるのでしょうか? ◇恋の妙薬の効果◇ ハインリは自分が 夢を見ていると思いました。 いつも、彼は ナビエと視線が合うたびに 目で笑いかけていました。 それは愛する人への 自然に出てくる笑いでした。 そ…
外伝20話 恋の妙薬を1本欲しいと言ったナビエですが・・・ ◇ダルタの調べもの◇ 宮殿で暮らすようになってから 4日目 ダルタは、他国の孤児院についても 西大帝国で調べることができると聞き 早速、宮殿の図書館へ行って、 調べましたが デで始まる孤児院は …
外伝19話 ナビエを怖いと思ったダルタでしたが・・・ ◇皇后との謁見◇ 謁見に来てから5分間ほど経つのに ダルタは何も話そうとしないので 見かねた副官が 何でも自由に話してよい。 皇后陛下は 戯言でも聞いてくださるから。 と言いました。 ダルタは、 魔法…
外伝18話 ダルタはナビエに会いに来ました。 ◇妹を探そう◇ ダルタは、皇宮の近くに 宿を取りましたが それ程、良い旅館でもないのに 宿泊費が高いので歯ぎしりしました。 その上、ナビエとの謁見は 1か月も先なので ため息をつきましたが とりあえず、するこ…
外伝17話 月大陸連合が港の件について、ブルーボヘアンの肩を持ったことに怒ったナビエでしたが・・・ ◇月大陸連合への抗議◇ ナビエは、ペンを取り 東大帝国は月大陸連合に 属していないので もはや月大陸連合の仲裁を要請する 立場にないし 月大陸連合は港…
外伝16話 ナビエを訪ねてみたらどうかと提案したダルタでしたが・・・ ◇母の思い◇ 富川主は断固として 反対しました。 しかし、ダルタは 西大帝国の皇后は合理的だと 聞いている。 ナビエ皇后も外国人なので 忠誠心を捧げれば 外国人でも受け入れてくれる。 …
外伝15話、今回の主役は、あの常時泉です。 ◇常時泉の女の子◇ 自分にはなぜ父親がいないのか ダルタが 母親のビンセルに尋ねるたびに 彼女は、1人で子供を作ったと 答えていました。 ビンセルは常時泉の中でも 特に強かったので ダルタはビンセルの言葉が 本…
外伝14話 今回はマッケナが主役です。 ◇太陽の神◇ マッケナは ナビエが怒っているので 自分をドルシの所へ 行かせると思いました。 しかし、 お客さんの前で嫌な顔をしては いけないと表情管理をして ドルシのいる部屋のドアを ノックすると ドアが勝手に開…
外伝13話 西大帝国への帰り道、何事も起こらないと良いのですが・・・ ◇海賊船◇ 帰りの船の中 皆、表情が明るく 月明りの夜は デッキで舞踏会を開いたりもしましたが ナビエが甲板近くへ行こうとすると 皆、引き留めました。 ある日、ローラは ナビエが最後…
外伝12話 再びルイフトのシーンです。 ◇ルイフトの衣装◇ ルイフトでの数日は あっという間に過ぎ ルイフトを立つ前日 最後にルイフトの日常を見るために ナビエは着替えていると ローラがエヘヘと笑いながら 露出が多くて派手なルイフトの衣装を ナビエに差…
外伝11話 自分の息子を助けたと言ったアレイシアは・・・ ◇見ているだけの人々◇ 人々は ケガをしているアレイシアを 遠目に見ているだけで 助けようとしないので ジュメンシア公爵夫人は 王弟妃に仕えるように 命じました。 しかし、護衛が近づくと アレイシ…
外伝10話 アレイシアは、夫が家に海賊の女を連れてきたとジュメンシア公爵夫人に話しました・・・ ◇アレイシアの嘘◇ アレイシアが10分経っても 戻ってこないので 王弟がアレイシアに近づくと 王弟が海賊の女を家に連れてきた、 その女性に関心があるようだ. …
外伝9話 ルイフトの話に戻ります。 ◇結婚話◇ イモナと話をした後で ナビエは、交易問題が やや複雑になるかもしれないと 思いました。 貿易相手国を探すために 全国を渡り歩いて 苦労してきたカフメン大公は 一緒に苦労したナビエに 独占交易権を与えること…
外伝8話 クローディア王弟の家に来てから、お客さんとして過ごしていたアレイシアでしたが・・・ ◇身代わり◇ 王弟から話があると 執事に言われて アレイシアは応接室へ行きました。 いよいよ、側室になれと 言われるのかと思い 応接室へ行くと そこには三脚…
外伝7話 夜中に会うのは失礼だとナビエは思っていたのに、エンジェルは・・・ ◇どちらを選ぶか◇ 翌日、ナビエは イモナと昼食を共にしました。 イモナは、 月大陸はどんな所か ずっと気になっていた。 ナビエを見ると どんな場所か見当がつく、 そして、夜中…
外伝 6話 ナビエが海で溺れたと聞いたハインリは? ◇ハインリの心配◇ マッケナが皇后陛下と答える前に ハインリは鳥になり ドアに向かって飛び立ちました。 その後を小鳥たちが 付いていきました。 マッケナは慌ててハインリを追いかけ 彼を抱きしめました。…
外伝5話 西大帝国の一行はルイフトの港に着きました。 ◇途方に暮れている人たち◇ 西大帝国の一行は 火大陸の人たちとは異なる服装のため 目立つ上に 大騒ぎをしているので 港を往来する人たちは 彼らを見て、色々囁いていましたが 西大帝国の人たちは 全く気…
外伝4話 無人島にいるナビエとカフメン大公を助けに来たのは あのエンジェルでした。 ◇またもやエンジェル◇ 第4騎士団の船の上で ナビエは、海風と 第4騎士団の騎士たちの 視線が痛くてたまりませんでした。 ナビエが騎士たちの方を向くと 彼らはサッと視線…