自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 279話 外伝 17話 ノベル ネタバレ 先読み ハインリとエンジェルの共通点

 

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外伝17話 月大陸連合が港の件について、ブルーボヘアンの肩を持ったことに怒ったナビエでしたが・・・

◇月大陸連合への抗議◇

ナビエは、ペンを取り

 

東大帝国は月大陸連合に

属していないので

もはや月大陸連合の仲裁を要請する

立場にないし

月大陸連合は港の件について

判決を下す権限はない。

この判決は、月大陸連合から脱退した

東大帝国に

不満を抱いたことによるものなので

公正な判決ではないし

受け入れられない。

 

と公式かつ直接的な意見を
伝えました。

 

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◇似ている二人◇

ハインリとの食事の途中で

月大陸連合からの返事を

受け取ったナビエは


何が書かれているのですか?

 

と楽しそうな顔で

質問をしてきたハインリの表情が

ナビエをイライラさせる

騎士団長の顔と重なったので

ギョッとしました。

 

ハインリとエンジェルは

問題が起きると

興奮するところが似ていると

ナビエは思いました。

 

エンジェルはトラブルを面白がり

ハインリは押し殺している性格が

表面に現れてくる。

 

ナビエは、ハインリの

陰険な猫かぶりまで

愛するようになっていましたが

愛する人と嫌いな人の

共通点を見つけて

妙な気持ちになりました。

 

ナビエは

 

エルギ公爵は

ブルーボヘアンの公爵で

ブルーボヘアンは

月大陸連合に属している。

彼は月大陸連合に

正式に提訴しているので

月大陸連合が権限を持っている。

そして、提訴された時

東大帝国は月大陸連合に属していた。

 

と返事の内容を伝えました。

ハインリは魚をかじりながら

満足げに笑うと

 

かなり険悪になりそうです。

望まない戦争をすることになるかも。

 

と言いました。

 

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◇私の目と耳◇

常時泉は盗賊集団なので

一か所に長くとどまらず

あちこちへ移動していました。

ダルタもビンセルについて

何度も引っ越しを繰り返しましたが

その時に比べて

国境の検問が厳しくなっていました。

 

ダルタは検問所の兵士にお金を渡すか

城壁を越えるつもりでしたが

雰囲気が険悪だったので

近くの食堂に入りました。

どうしても無理なら数日間

そこで過ごして

状況を観察する必要がありそうでした。

 

ダルタは食事を取りながら

周りの話に耳を傾けていました。

人々が、常時泉のことではなく

連合間で戦争が起こるかもと

話しているのを聞いたダルタは安心し

食事に専念しようとすると

頭の上で

 

逃亡奴隷か逃亡犯罪者のどちらかに

見えるけれど。

 

と優しい声がしました。

貴族のような男が微笑みながら

ダルタを見下ろしていました。

 

どこにいても目立つくらい

美しい男に

ダルタは鳥肌が立ちました。

彼女が気づかないうちに

彼が目と鼻の先に来ていたことが

信じられませんでした。

 

ダルタは人違いだと言って

スープを一口飲むと

冷たい刃を喉の下に

突きつけられました。

 

男は、同じ質問をもう一度繰り返し

返事をしなければ捕まえると

ダルタに告げました。

 

ダルタはおとなしく

スプーンをテーブルに置くふりをして

剣で男を刺そうとしましたが

ダルタの両隣に座っていた男女が

剣を抜いて

ダルタの首を狙いました。

 

男は腕組みをして

答える気になったかと

ダルタに尋ねました。

 

ダルタは、

自分は有能だから

殺したらもったいない。

助けて欲しいと言って

剣を投げ出しました。

 

予想外の答えに

キツネに似た男は笑いました。

彼が、派手な服を脱ぐと

超国籍騎士団の白い制服が

現れたので

ダルタは自分が常時泉であることを

認めました。

第4師団の団長は

ダルタが常時泉であることを

知っていました。

 

ダルタは常時泉とは関係なく

1人で行動していることを

信じてもらうために

自分は一度も泥棒をしたことはない。

魔力が発現したけれども

身分がなくて、

魔法学園に行けないので

ナビエ皇后を

訪ねるつもりであることを

エンジェルに話しました。

 

するとエンジェルは

 

そんな時は、

ナビエ皇后さまの所へ行っても

いいですね。

 

と言いました。

 

エンジェルはナビエと親しいのかと

ダルタが尋ねると

エンジェルは

 

親しくなりたいし

いつも一緒に遊びたい。

 

と答えたので、ダルタは

 

片思い?

 

と言うと、エンジェルは

笑いました。

 

エンジェルはダルタに

自分の目と耳になってもらえるかと

尋ねました。

 

ダルタは、必ずやると

答えました。

 

エンジェルは、

国境を越えるのは手伝うけれども

ダルタの有能さを示したいなら

自分の力で

ナビエの懐へ入るように

告げました。

 

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◇エベリー◇

エンジェルのおかげで

ダルタは無事に国境を越えて

西大帝国へ到着しました。

そしてナビエとの謁見申請書類を

提出しました。

 

ナビエと謁見するまで

とてつもなく長く

待たなければならず

ダルタは順番表を見つめながら

ため息をついていると

 

エベリー様がいらっしゃった。

 

と人々のざわめく声が

聞こえました。

 

ダルタはキョロキョロすると

東大帝国の騎士に守られた

エベリーを乗せた馬車が

通り過ぎました。

 

ダルタは、

あんな風に生きられたら

どんな気持ちがするだろうと

思いました。

 

人々が自分の名前に様をつけるので

恥ずかしくて大変だったと

エベリーは言いました。

彼女は以前と

全然変わっていませんでした。

 

エベリーはナビエを救った

大魔法使いだと言って

ローラはエベリーの手を握り

大きくなったラリとカイを

見て欲しいと言いました。

 

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あくまで私の考えですが

第4騎士団の団長になって以来

向かうところ敵なしだった

エンジェルを

唯一負かしたのが

ナビエなのかなと思いました。

 

彼女へのライバル意識は

当然あるでしょうけれど

彼女には一目を置いているし

ダルタが指摘しているように

心のどこかに

ナビエへの恋心もあるのかなと

思いました。

 

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