自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち787話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ クラインの失踪を利用するレアン

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787話 レアンはヒュアツィンテに話したいことがあるようです。

◇長い話◇

レアンは、

そんなに聞こえのいい話ではないと

言いました。

ヒュアツィンテは、

自分たちは良い間柄ではないので

いい話が出てこないだろうと

棘のある言い方をしました。

しかし、レアンは

落ち着いて微笑みながら

「そうですね」と返事をしました。

 

ヒュアツィンテの

マントのポケットの中には

メモが入っていました。

レアンが到着する直前、彼の机の上に

置かれていたものでした。

 

レアンは、

少し長い話になりそうだけれど

大丈夫かと確認しました。

彼の声はまだ落ち着いていました。

ヒュアツィンテは頷きました。

◇アニャの任務◇

あのハンサムな男が

ドミスを裏切ったという

意地悪な元皇太子だなんて。

あんなに、

清らかな顔をしているのに。

 

ヒュアツィンテとレアンが

長い話をしている間、

アニャはひっくり返った心の中を

落ち着かせるために、

客用住居の空き地を走り回りました。

しかし、いくら走り回っても

心の中は収まりませんでした。

 

アニャは

花壇を囲っている石に腰掛け

顔を両手で覆いながら、

どうしよう。

いや、どうしようと言ったって

自分に、ここでできることは

何もない。

あのハンサムな男が

元皇太子ではなく、

ドミスの最側近の味方であっても

同じだと、

半分、魂が抜けた状態で考えていると、

レッサーパンダ一匹が

通り過ぎるのが見えました。

 

アニャが

ぼんやりと見つめていると、

レッサーパンダはアニャに近づき、

自分はロードに託された任務を

果たしたと、

楽しそうに自慢しました。

そして、

アニャはどうなのかと尋ねました。

彼女は、分からないと答えました。

 

レッサーパンダは、

ロードがアニャに任せたことがあるから

アニャを同行させたのではないかと

主張しました。

しかし、アニャは、

本当に分からない。

ただ、結婚使節団が

無事にカリセンへ行って、

無事にタリウムに到着するよう、

よく見守るようにと言われた。

それだけでも

役に立つと言われたけれど、

それはどういう意味なのかと

ぼんやりと目を瞬かせながら

レッサーパンダを見つめました。

 

実はレッサーパンダは、

あまり興味のない話だったので、

尻尾を一度大きく振ると

行ってしまいました。

レッサーパンダは、

ヒュアツィンテとレアンが

ロードについて話していたのを

聞いていましたが、

しばらく、二人が離れて

休んでいるのを見て、

一息つくために出て来たのでした。

だから、すぐに戻って

話を聞かなければなりませんでした。 

◇別の話◇

ヒュアツィンテは

冷たい水を飲みながら

眉を顰めました。

 

レアンは、自分の妹を

ロードだと疑っていて、

彼女に関する話を

かなり具体的に教えてくれました。

さらに、

いくつかの証拠までありました。

 

先程、レアンと話していた時、

ヒュアツィンテは、

マントの中の紙切れをいじりながら

自分がレアンの言葉を

信じると思うのかと

冷たく尋ねました。

 

レアンは、

こうやって色々な証拠を見せているのに

信じられないのかと聞き返しました。

 

ヒュアツィンテは、

なぜ自分がレアンを信じられないのか

レアン自身で分かるはずだと

答えました。

 

ヒュアツィンテはメモを取り出して

広げてみました。

 

「レアンの言葉を信じるな」

 

署名もありませんでしたが、

ヒュアツィンテは、

ラティルの筆跡であることを

すぐに見抜きました。

どうやってラティルが

レアンより一歩先に

自分の執務室の机に

そのメモを置いたのかはさておき。

 

一杯の水を飲み終えたレアンは、

再び謁見室に戻りました。

レアンも、しばらく休憩している間

用事を済ませたようで、

長い旅の痕跡が、短い時間内に

多く消えていました。 

 

ヒュアツィンテが椅子に座ると、

レアンは、

少し考えてみてくれたかと

親しみを込めて尋ねました。

ヒュアツィンテは「さあ」と

曖昧に答えました。

 

ミロとアイニの件で、

ラティルと少し喧嘩はしたけれど、

レアンとラティルの

どちらかの言葉を

信じなければならないとしたら

やはりラティルの方を信じました。

初恋の相手だったことを除いても、

ラティルは、

すでに何度も危険を冒して

自分を救ってくれた。

一方、レアンは、

ラティルと自分との間に

誤解を生みだし、

ただでさえ辛かったはずの別れを

さらに、ぞっとさせただけでした。

 

レアンは、

ヒュアツィンテの表情だけで

理解したかのように

あなたが何を考えているのか

分かったと言って微笑みました。

 

それから、レアンは、

それなら別の話をすると言って

クラインの失踪の話を持ち出しました。

落ち着いていた

ヒュアツィンテの表情に

初めて亀裂が入りました。

◇想定外の訪問者◇

クライン皇子は真実を知り、

ある日、突然行方不明になった。

どうして行方不明になったのかは

誰も知らない。

宮廷人たちは、

クライン皇子について話している。

カリセンはタリウム

何人かのスパイを忍ばせているので

少しだけ調べてみれば分かると思うと

レアンは話しました。

 

レアンの見えない所に

身を隠したまま

ずっと一緒にいた近衛騎士団長は

本当だろうかと尋ねました。

 

ヒュアツィンテは玉座に座って

首を横に振ると、

分からない。しかし、

クラインの動きがないという情報は

すでに聞いていると答えました。

 

団長は、

一体、レアン皇子は、何を望んで、

そんな主張をするのかと

尋ねました。

ヒュアツィンテは、

皇位だと答えました。

 

団長は、

それは変だ。

レアン皇子は、自ら後継者の座を

譲ったのではなかったかと

反論しました。

 

しかしヒュアツィンテは

片方の口角だけ上げながら、

逆に考えると、

もしレアンが皇位を狙っているなら

最初から譲位しなかったはずだから

人々は、

レアンが公正な主張をしていると

信じるかもしれないと話しました。

 

それからヒュアツィンテは、

その言葉に驚いている団長に、

クラインの行方について

詳しく調べるよう

スパイに指示するように。

そして、アクシアンにも聞いてみろと

指示しました。

 

騎士団長が

しばらく席を外している間、

ヒュアツィンテは、

アクシアンがくれた手帳を

取り出して見つめました。

アドマルで、

アイニとラティル、クラインが

何かを探そうとしていた。

しかし、何かを見つけたのは

アクシアンだけ。

この中に、

何かを解く答えがあるだろうかと

考えながら、手帳を見つめる

ヒュアツィンテの目が

ますます細くなりました。

 

その時、

ヒュアツィンテの指示を受けて

外に出ていた近衛騎士団長が

戻って来て、

慌てて彼を呼びました。

 

ヒュアツィンテは手帳をしまい込んで

どうしたのかと尋ねると、団長は、

聖騎士たちの議長が訪ねて来たと

答えました。

ヒュアツィンテは眉を顰めました。

公式的に「ロード」がいなくなった後、

彼は、特に議長と

会ったことがありませんでした。

 

ヒュアツィンテは

議長の入室を許可すると、団長は

聖騎士の服装をした

美しい男を連れて来ました。

 

議長は挨拶を省略して、

微笑を浮かべながら、

古代語の専門家を

探しているそうですねと

ヒュアツィンテに尋ねました。

 

まさか、古代語の専門家だと言って

議長が訪ねて来ると

思わなかったヒュアツィンテは、

貴重な方が直接訪ねて来るなんてと

渋い声で呟きました。

 

議長は公的に探しているのを知り

興味が湧いたと言うと、

にっこり笑って、

手袋をはめた手を差し出し、

一度見せてくれないかと

尋ねました。

 

団長はチラッと

ヒュアツィンテを見ました。

彼は激しく葛藤しました。

よく考える暇もなく、

断ることが難しい相手が

目の前に現れて手帳を要求すると

渡すのも気になるけれど、

渡さないのも困ると思いました。

 

落ち着かない雰囲気のまま

時間が迫り、

時計の音が特に大きく聞こえた時、

ヒュアツィンテは、

ポケットの中で転がしていた手帳を

結局取り出して差し出しました。

 

議長は手帳を受け取り、

内容を調べました。

手帳を見る議長の眉が

飛び上がりました。

 

ヒュアツィンテは、

議長の表情を注視していましたが

我慢できなくなり、

何と書かれているのかと尋ねました。

議長は答える代わりに、

思ったより、

もっと古い古代語が書かれていると

言って、手帳を閉じました。

 

ヒュアツィンテは、

もっと古い古代語?と聞き返すと、

議長は、

古代語の種類は一つではない。

だから、古代語の勉強は

余計に難しい。

この手帳に使われた古代語は

現在まで知られている

古代語の中でも

特に時期が古いと説明しました。

 

ヒュアツィンテは、

手帳を返してほしいと

手を差し出しましたが、

その代わりに議長は、

自分の研究用の本を見ながら

解読すれば、

大体内容が分かると思う。

しかし、その本は

持ち出し禁止なので、

手帳を持って行って解読した後、

返すのでもいいかと

そっと尋ねました。

 

まさか議長が、

まだ解かなければならない謎が

残っている手帳を

持っていくとは思わなかったので

ヒュアツィンテの目が暗くなりました。

しかし、拒否するには

相手の立場も立場である上に、

ランスターという者以後、

時間がかなり経ったのに、

まだ古代語の専門家だと言う人が

一人も現れない状況でした。

 

議長は、

嫌なのかと尋ねました。

しばらく悩んだ末、

ヒュアツィンテは、

議長が手帳を持って行くことを

許可しましたが、

返却期限を決めました。

◇良い知らせと悪い知らせ◇

議長が手帳を持って行った後も、

ヒュアツィンテはロードについて

別に調査してみました。

しかし、時間が長く経っている上に、

誰かが故意になくしたかのように、

ロードと対抗者に関する情報を

探すのは大変でした。

レアン皇子が、

これだけでも情報を集めたのが

すごいと思うほどでした。

 

そうしているうちに

ヒュアツィンテは

特異な事柄を探すようにしました。

 

500年前、

カリセンはとても小さな国だった。

それで、

ロードが現れて騒ぎになった時、

むしろ火の粉から少し外れていた。

だから、カリセンの歴史書には

ロードに関する記録が多くない。

しかし、500年前に

ロードが一番最初に現れたという

エイモンズ王国には

関連した記録があるはずだと

歴史学者は言いました。

 

ヒュアツィンテは、

その国は、

すでに消えてないのではないか。

記録が残っていないようだけれどと

尋ねると、歴史学者は、

エイモンズ王国は

2度、国の名前が変わり、

350年前にカリセンに吸収されたので

記録は残っていると説明しました。

 

ヒュアツィンテは、

そのすべての記録を

持ってくることができるかと

尋ねました。

歴史学者は、そうすると答えました。

 

ヒュアツィンテは、

日数を計算しながら

一日一日、焦りながら

歴史学者

エイモンズ王国の記録を

持ってくるのを待ちました。

ラティルに

伝書調を飛ばしたい気持ちが

高まりましたが、

彼は必死に我慢しました。

 

レアンがタリウム首都に到着する前に

先に情報を探したい。

ヒュアツィンテは、

年配の歴史学者を催促しないように

全力を尽くしました。

 

それから数日後、

1 つの良い知らせと

1 つの悪い知らせが

同時に到着しました。

 

良い知らせは、歴史学者

エイモンズ王国に関する記録を

ヒュアツィンテに送って来たこと。

悪い知らせは、

手帳を持って去った議長の連絡が

途絶えたことでした。

 

ヒュアツィンテは、

こんなろくでなしがいるのかと

悪態をつきました。

◇違う◇

レアンが帰ってくるのを

待ちながらも、

ラティルは普段のように

クラインを探し回ったある日、

数週間、2、3時間だけしか

寝ていなかったので、

寝不足になってしまい、

椅子に座って、うとうとしていました。

 

ところが、

居眠りをして目を覚ましたら、

ヒュアツィンテの伝書鳩

机に座り、サーナット卿に

パンをもらって食べていました。

 

ラティルは目を擦りながら

「ヒュアツィンテから?」と尋ねると

サーナット卿は、

書類の真ん中にある、

クルクル巻かれた紙を指差し、

あれを持って来たと答えました。

ラティルはあくびをしながら

紙を広げました。

 

サーナット卿は、

再びパンをちぎりながら

鳥に食べさせていました。

しかし、ラティルの表情から

あっという間に眠けが消えたので

パンを元に戻しながら、

どうしたのかと尋ねました。

 

ラティルは、

「ヒュアツィンテが・・・」と答えると

サーナット卿は、

始末して来ようかと尋ねました。

ラティルは、

自分がロードなのか聞いて来たと

答えると、サーナット卿は、

やはり始末して来ようかと

尋ねましたが、ラティルは

ぼんやりとメモを持ったまま、

ニッコリ笑って

首を横に振りました。 

 

ラティルは、

レアンが、そんな話をするだろうと

予想していたから、ランブリーを

こっそりついて行かせたと答えると

堂々と「違う」と返事を書いた後、

自分の伝書鳩を持って来させ、

足にメモを縛りました。

 

サーナット卿は、

皇帝がランブリーを送ったのに、

あえて、もう一度聞いてみるのは

少し変ではないかと尋ねましたが

その間に、またラティルが

居眠りしているのを見て

口をつぐみました。

ランスター

それから数時間後、ヒュアツィンテは

ラティルが送って来た

伝書鳩の頭を撫でながら、

鳥から紙を外して読みました。

「違う」と短い答えが

堂々と書かれていました。

 

ヒュアツィンテは

その紙をじっと見下ろし、

自分が見つけた

エイモンズ王国の記録の解読書の一節を

見下ろしました。

 

ランスター伯爵の領地で

奇妙なことがよく発生すると、

国王がこれを調べるために

捜査官を潜入させた。

 

ヒュアツィンテは、

ランスター・・・」と

呟きました。

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もしかしてと思いましたが、

やはりラティルは、

姿を消せるレッサーパンダ

使節団に忍ばせていましたね。

アニャを同行させたのは、

レアンを動揺させるためだと思うので

おそらく、同行する以外に

特別な任務はないと思います。

 

アニャはラティルのことを

ドミスと呼んでいることを忘れて

一瞬、レアンがドミスに何をしたっけと

考えてしまいました。

 

議長の眉が飛び上がるほど

驚くなんて、

一体、アクシアンの手帳に

何て書いてあったのか

とても気になります。

聖騎士の議長という肩書を

信用してしまったヒュアツィンテ。

時間がなくて、

焦ってしまったのかもしれませんが

議長に手帳を渡したのは

失敗だったと思います。

 

ヒュアツィンテはランブリーの存在を

知らないはず。

ラティルが彼に

「違う」という返事を書いた時の

サーナット卿の

ラティルへの質問の意味が

よくわかりませんでした。

 

エイモンズ王国の記録の中に

ランスター伯爵の名前が

出て来ましたが、

ランスターだけなら、

同じ姓の人がいても

不思議ではないと思うけれど、

もしも、カルレインやギルゴールや

アニャの名前まで出てきたら、

まずいことになりそうです。

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