自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 88話 ナビエが西王国に到着 元王妃が君臨する西王国

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88話 ハインリと2人で1頭の馬に乗っているナビエですが・・・

◇特別なベッド◇

馬に乗っている間

ハインリは

 

部屋を金色にした。

夫が金色なので

自分が横になれば

視野が金色になる。

 

など、

軽い話をしたかと思えば

ナビエが当惑するほど、

露骨に2人が

夫婦であるという話をするので

その度に、ナビエは

手綱を強く握りしめました。

 

ハインリが、しきりに

夫だの妻だの夫婦だのと

口にするたびに

ナビエの顔が火照りました。

 

しかし、言ってはいけないことを

言っているわけではないので

ナビエは、

そんなことを言うなとも

言えませんでした。

 

ハインリは

西王国には王妃宮がなく

同じ階に部屋が並んで3つあり

その真ん中が共用寝室

その左右にある部屋が

王と王妃の寝室だと話しました。

 

そして、共用寝室には

特別なベッドを

使っているという話を聞き

ナビエは、ハインリが

初夜を楽しみにしているのかと

思いましたが

彼の声は真剣で

下品な言葉を口にしたとは

思えませんでした。

 

本当にベッドが特別なの?

 

どちらでもいいから

ナビエは馬から降りたいと思いました。

国境線が見えてきて、

ナビエは、ほっとして

ため息をつきました。

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◇西王国へ◇

ようやくこの気まずい状態から

解放されると思い、

緊張が緩みましたが

国境線の向こうで、

近衛兵やマッケナが

待機しているのを見て

また緊張してしまいました。

 

ハインリが最初に馬から降り

彼の手を借りて、

ナビエも馬から降りると

マッケナが挨拶をしました。

 

その後、

マッケナは、ハインリに向かって

馬を2頭送ったはずなのに

なぜ1頭しかいないのか尋ねました。

 

ハインリは、

馬は1頭しかいなかったと言った後に

ナビエをチラッと見て

 

マッケナがミスをした。

 

と笑いました。

 

それを聞いたマッケナが

しかめっ面をしたので

ナビエも微笑むと

無表情でいようと努力していた

近衛兵たちのまぶたと唇に

当惑の色が現れていることに

ナビエは気づきました。

 

マッケナはその表情に気付き

 

噂でした聞いたことのない

王妃様を目の前にして

大変驚いている。

 

と弁解しました。

 

ナビエは

感激した表情と当惑した表情を

区別できないわけがないけれども

ここで一緒に慌てたら

もっと雰囲気がおかしくなるので

平然と静かに笑いました。

 

ナビエは馬車に乗ると

不安になりました。

無表情でいることに

慣れている近衛兵たちでさえ

当惑していたのに

西王国の国民や貴族は自分のことを

どんな風に思うのか。

 

国境を越えたので

ソビエシュの追跡を

心配する必要はなく

安心しなければいけないのに

ナビエは複雑な気分になりましたが

 

大丈夫、うまくできる、

うまくやればいい。

 

と心の中で呪文を唱えていました。

 

するとハインリが、

クイーンと優しく呼んだので

ナビエはハインリと目を合わせると、

彼はナビエの手を優しく包んで

 

大丈夫、クイーンは誰からも

愛されていた皇后ではないですか。

 

と言ってくれました。

 

それなら離婚されるはずがないと

ナビエは思いました。

 

ハインリは自分を

高く評価する傾向にある。

馬車の椅子の下に隠れていたので

服がしわくちゃになった姿でも

神話の中の一場面のようだと

感嘆した。

 

そのせいか、

ハインリの慰めは

それほどナビエのために

なりませんでした。

 

けれども慰めてくれているので

それに合わせなければいけないと

思ったナビエは、笑いながら

ハインリにお礼を言いましたが

馬車が止まるまで

緊張が解けませんでした。

 

幸いなことに、

ソビエシュがラスタを連れてきて以来

ナビエは、

好奇心に満ちた視線に慣れていたので

それを平気なふりをして

受け流すことができたし

宮殿に到着してから、

多くの宮廷人を見ても

落ち着いて笑うことができました。

 

心配や期待、興味、不快など

多くの感情のこもった瞳で

見つめられたナビエでしたが

彼らに向かって、

できるだけ華やかに見えるように

笑いながら

ハインリの腕を取ると、

彼らも節度を持って、

挨拶をしてくれました。

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◇拒絶◇

ハインリはナビエの手を取って

王妃の部屋に案内している途中

宮廷人たちの目が

ギラギラ光っていたと

呆れたように呟きました。

 

その一方で、ナビエが

気分を害したのではないかと思い

しきりにナビエを

チラチラ見ていました。

 

ナビエは大丈夫だと言いましたが

ハインリは

 

大丈夫ではない。

クイーンを王妃に迎えたくて

どれだけアピールしたことか。

 

と言いました。

 

ナビエは、

 

王が独断で

結婚を進めることはないし

西王国の貴族の令嬢ではなく

隣国の離婚した皇后を

連れて来たから。

 

と話すと

ハインリはぷっと笑いましたが

すぐに元の表情に戻りました。

 

マッケナは

東大帝国の皇后が

自分たちの王妃になることを

好ましく思っている人が多いと

ナビエに話しましたが

彼女は

見物していた人たちの

ほとんどの顔に、困惑の色が

浮かんでいたことを思い出し

声を出すことなく笑いました。

 

彼女は、新しい環境の中で、

緊張はしているけれども

彼らの心配とは裏腹に、

気分は悪くありませんでした。

 

しかし、

王妃の部屋の前に立っていた

近衛隊長ユニムの

 

女性1人のために、

命をかけるなんて無謀

 

の一言で、

ハインリとマッケナの気遣いが

無駄になってしまいました。

 

彼は、

ハインリが直接東大帝国へ行き

ナビエを連れて来たことを

露骨に非難し

ナビエが身分上王妃になったことを

知りながら

女1人呼ばわりしました。

 

しかし、ハインリは、

冗談でも言うように

 

一言のために、

命をかける人が私の目の前にいる。

 

と警告すると

近衛隊長はすぐに謝罪し

自己紹介しましたが

主君であるハインリがナビエを

連れに行ったことで

彼が危ない目に会ったので

つい失礼なことを言ったと

言い訳をしました。

 

するとハインリは

 

私があなたの主君であるように

ナビエ様もあなたの主君だから

礼を尽くせ。

 

と警告しました。

 

ユニムは渋々後ろに下がり

謝罪しましたが

ハインリがナビエを連れて

王妃の部屋へ入ろうとすると

 

結婚式が済むまで、

王妃の部屋は使えない。

 

と言ったので

ハインリから笑顔が消え、

彼の怒りが爆発寸前になり、

その場の雰囲気が殺伐となりました。

 

ナビエは、ハインリと初めて会った時、

彼が無表情でいると鋭く見えると

思ったことがありましたが

今のハインリの顔は、

それとは恐ろしいほど

雰囲気が違いました。

 

ナビエの視線を感じると

ハインリは笑みを浮かべましたが

馬車に乗っていた時の笑みとは

違っていました。

 

驚いたナビエは

急いでハインリの腕を握りました。

 

ナビエは

 

近衛隊長は

私が外国の皇后の出身だから

怒っているのではなく

私を連れてこようとして、

ハインリが監禁されたことを

怒っている。

この国では、まだ、

私は西王国の王妃ではなく

東大帝国の皇后と思われている。

 

怒っているハインリに

叱られることを承知の上で

言うべきことを言っている部下を

ハインリが私の味方をするために

罰するのは、長期的に見て

私にとって良くない。

 

しかも、彼は

ハインリに怒られても

自分が正しいと思うことを

やっている。

彼は、権力で押さえつけて

順応させるのではなく

私を認めて

信頼してもらわなければならない。

 

と考えました。

 

ナビエは、わざと微笑んで

優しい声で

 

ここでの生活様式に従います。

 

と伝え

皇太子妃時代に

数えきれないほど練習した

慈しみ深いが威厳のある笑顔で

彼女が過ごす

他の部屋の準備ができているかどうか

尋ねました。

 

ユニムは、

貴賓室を用意していると言いました。

 

ナビエは、結婚の誓約をした以上、

自分は王妃だから、

お客様用の部屋は使えないと

言いました。

ナビエは、

彼の信頼を得ることは必要だけれども

譲歩する線と譲歩できない線を

区別しなければいけないと

思っていました。

 

ナビエと近衛隊長が

対峙する様子を見ていたマッケナが

 

ハインリの部屋を使ったらどうか

ハインリは、他にも部屋があるし・・

 

と口出しすると

先代王妃のクリスタがやって来て、

王妃の離宮に滞在してはどうかと

提案しました。

 

ナビエはそれを受けることにし

一緒についてこようとした

ハインリを止めて

1人で、

クリスタの後に付いていきました。

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◇元王妃と現王妃◇

しかし、ナビエは、

非常に当惑していました。

ソビエシュとナビエが

帝位に就いた時

今は亡き前皇后は、

侍従と共に別の宮殿へ移りました。

 

西王国の継承体制について

すでに勉強していたナビエは

クリスタも、

コンプシャーの豪邸に

移っているものとばかり

思っていたので

先代王妃が、

宮殿に滞在しているとは

考えていませんでした。

 

同じ宮殿に

私と先代王妃が住んでいたら

彼女の時代に雇われた人たちは

私の言うことを聞かないだろう

私の場所を作るのは難しそうだ

 

とナビエは心配になりました。

 

歩きながらクリスタは

離婚してすぐに再婚したのは本当かと

ナビエに尋ねました。

ナビエは、そうだと答えると

クリスタは微笑みましたが

その後、驚くほど静かになり

鬱屈した表情になりました。

 

ナビエはクリスタに大丈夫かと

尋ねましたが

彼女は怪訝そうな顔をしました。

彼女は自分がどんな顔をしていたのか

全く気付いていないようでした。

 

ナビエは、あえて

それを指摘することなく

クリスタに微笑みました。

すると

すれ違った宮廷人が、

クリスタのことを

王妃殿下と呼びました。

 

クリスタは

自分のことを王妃殿下と

呼んではいけないと諭すと

 

新しい王妃は外国人だから

王妃殿下ほど、自分たちのために

役割を果たしてくれるとは思えない。

王妃殿下が本当の王妃殿下だ

 

と言いました。

 

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いよいよ、

西王国に到着したナビエですが

いまだに先代王妃が君臨していたり

ナビエに反発する人がいたりと

前途多難のようですが

ハインリの怒りを

さりげなく抑えたり

的確な指示をしたりと

子供の頃から受けた教育と

皇后として過ごした日々が

ナビエの役に立っていると感じました。

 

困難な事が起こっても逃げることなく

立ち向かおうとするナビエを

ステキだと思います。

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