自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 96話 マンガ 95、96、97話 ナビエとラスタ、ウェディングドレスを選ぶ

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96話 あなたの目を避けているのではないと言ったナビエでしたが・・・

◇避けているのは◇

ナビエは

ハインリの下半身を避けていると

話すことはできないので、

彼の良心を避けていると、

ハインリも自分自身も

理解できないことを言いました。

 

結局、2人は共に

聞きたいことがあったのに

カフメン大公の話をしただけで

互いに本音を言えず

会話はぎこちないまま終わりました。

 

あまりに早くナビエが出て来たので

もう少し長くいると思っていた

ローズは驚きました。

 

ナビエは、

話したいことがなかったと

ローズに伝えました。

 

西王国の人たちは

ナビエとハインリが

世紀の恋をしたように

考えていました。

 

けれども、ローズは

ナビエを

根掘り葉掘り問い詰めることはなく

ナビエとハインリは話さなくても

通じる間柄だと言いました。

 

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◇殿下の側近◇

ローズと共に、離宮へ歩いていく途中、

クリスタがナビエを待っていました。

クリスタの後ろには、

先日、

エイフリンに文句を言われた

侍女が立っていました。

 

クリスタは、自分の侍女が

ナビエの付き人に

侮辱されたと聞いたので

今後、そんなことが

ないようにしてもらいたいと

ナビエに言いました。

 

自分のためでなく、

人のために頼み事をし

自分の侍女を大切にし

守ろうとするクリスタの態度を

ナビエは見事だと思いました。

権力を巡って

争わねばならないことを

ナビエは残念に思いました。

 

けれども、

クリスタの性格を気に入ったとしても

ナビエの答えることは

決まっていました。

彼女は、

エイフリン卿は王の側近なので、

そのようなお願いは、

王に直接するようにと言いました。

◇侍女の条件◇

クリスタに会ってから、

ナビエは考えを改めました。

時間をかけて、社交界から

侍女を探そうと思ったけれども

クリスタのようなタイプの

人間の周りには人材が多く

ナビエが侍女にしたいと

思うような人はほとんど

クリスタが侍女にしているはず。

残っているのは、

侍女になりたくないか、

もしくは、クリスタの侍女と

仲が良い人たちばかりの可能性が

高いのではないかと考えました。

 

ナビエは、冒険心を発揮し

マスタスを

侍女にすることに決めました。

 

侍女になって欲しいと書かれた手紙を

マスタスに届けて欲しいと

頼まれたローズは

マスタスは

侍女にふさわしくないと言って

反対しましたが

だからこそ、マスタスは

クリスタ側の人間ではないはずだと

ナビエはローズに伝えました。

 

そして、ナビエは

不思議に思っていることがありました。

最初は弟のユニムを懐柔する目的で

ローズを侍女にしましたが

彼女は侍女として優れていて

ナビエは、

ローズのことが

大好きになっていました。

気立ても良くて、

気品のあるローズを

なぜ、クリスタが

侍女にしなかったのか

ナビエは尋ねました。

 

ナビエに褒められたローズは、

前国王の時代は、

ユニムは騎士団長ではなく

ハインリに仕えていたので

自分はクリスタの侍女に

呼ばれなかったと

恥ずかしそうに答えました。

 

ナビエはローズの手を握りながら

彼女のことが気に入っていると伝え

ローズもそうだと

照れくさそうに答えました。

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◇結婚式のドレス◇

翌日、マスタスが笑みを浮かべながら

ナビエの元へやって来ました。

とても明るい令嬢でした。

それに引き続き、

ハインリに、結婚式と披露宴のドレス、

その他のドレスを

作るように命令された

本人曰く、

西王国最高のデザイナーの

マクリノンがやって来ました。

 

ナビエが入室を許可すると

マクリノンと箱を抱えた人たちが

ぞろぞろと入ってきました。

 

マクリノンは、ハインリから

最大限華やかで

きらめくドレスを作るように

言われていました。

彼女はナビエの顔を見て

強烈なドレスを着ても

大丈夫だと判断し

とても派手で強烈なドレスを作ると

宣言しました。

 

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ちょうど同じころ、ラスタも

ソビエシュが寄こしたデザイナーと

ドレスの打ち合わせをしていました。

 

ラスタは、

ソビエシュが最大限華やかに

結婚式を挙げたいと言っているのを、

ラント男爵から聞いていたので

結婚式で、

どんなドレスを着ることになるか

あれこれ思い浮かべていたのに

デザイナーに

できるだけ地味なドレスに

するように言われて、

ラスタは気が気でありませんでした。

 

デザイナーは、

最大限、

ラスタにふさわしいドレスを

用意するように

ソビエシュに指示を受けていました。

ラスタは平民に人気があるので

華やかな結婚式に、

信じられないほど派手な

ドレスを着たラスタは

平民が期待するイメージと

異なると思いました。

だから、

ドレスは地味にした方がいいと

デザイナーはラスタに

助言しましたが、ラスタは

華やかな結婚式に、

地味なドレスを着たら

自分が埋もれてしまう。

廃妃と比較される立場で

素朴なドレスを着たら

笑いものになると言って、

デザイナーに抗議しました。

 

そして、ラスタは、

ナビエの結婚式や婚約式の時に

彼女がドレスをデザインしたと

聞いたので

そのドレスの絵柄を

見せてもらいました。

それらは、とても華やかだったので

廃妃のことが好きなデザイナーは

廃妃と自分が比較されるよう、

自分に素朴なドレスを着せると疑い

ナビエのドレスよりも、

華やかで美しくするように命じました。

デザイナーは、

途方に暮れて立ち去りました。

ラスタは怒りで枕を蹴飛ばしました。

 

すると、エルギ公爵が

平民の記者を連れてやって来ました。

エルギ公爵は、

ラスタが皇帝と結婚するという

噂が流れているけれども

皇帝にプロポーズされたかと、

尋ねました。

そして、エルギ公爵は、

大笑いしながら

平民の記者には、

ラスタの結婚は平民の勝利。

後で貴族だと言うことを知ったが

皆さんと変わりなく考え行動する。

私は平民と共にあると答えるように

そして、

引き続きやって来た貴族の記者には

ソビエシュとの劇的な愛を

無条件に強調するように助言しました。

 

インタビューが終わった後、

疲れてベッドに横になったラスタは

皇后という一番高い位に上がるのに、

人々の顔色を

窺わなくてはいけないことと

話をする度に

気を使わなくてはいけないことを

面倒に思いました。

 

その時、お腹の中で

かすかに胎動を感じたので、

「お母さん、頑張る」と

声をかけました。

 

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◇気まずい雰囲気◇

ナビエは

アルバム5冊分のドレスの図案の中から

デザインを選ぶのに、

数時間かかりました。

そして、デザイナーが

ナビエのサイズを測っていると

ハインリがやって来ました。

 

彼は、ナビエとデザイナーの

近くにやって来て

デザイナーに、

どのデザインにしたのか尋ねると

ナビエが選んだデザインと、

デザイナーが選んだデザインを

交互に確認し、

アルバムに載っている

他のデザインも確認し始めました。

 

すると、

ナビエのお尻とハインリの頭が

ぶつかってしまいました。

意識して、ハインリを

気にしないようにしていたナビエは

反射的に、

彼を押しのけてしまいました。

ハインリは、アルバムを抱えたまま、

固まってしまいました。

ナビエもハインリを

押したように見えたので

戸惑いました。

 

ハインリは、ドレスは

秘密にしておきたいですよね

言って、アルバムを置き、

時計を見て急用があるからと言って

去っていきました。

 

彼が出て行くと

場の雰囲気は気まずくなり

騒いでいたデザイナーまで

静かになりました。

 

彼の気分を悪くしようと

したわけではないのに。

どうしようと、

ナビエは頭を抱えました。

 

ハインリは

ナビエが明らかに

自分のことを怒っているけれど

その理由はわからないと

イライラしながら

マッケナに言いました。

王妃は理由もなく怒る人ではないと

マッケナは言いました。

 

前日も、

奥さんが何かを言おうとして

急に、カフメン大公の話に

替えてしまったけれど、

他の話をしようとしたのは確か。

自分がクイーンであることに気づいて

怒っているのではないか

ハインリは言いました。

 

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ナビエ様が自分のことを

どう思っているか

不安なハインリは

ナビエの一挙手一投足が

気になって仕方がないと思います。

そんな時に

ナビエ様に押されれば

ショックを受けても

当然だと思います。

 

けれども、色々な出来事が

積み重なっていくうちに

2人の距離が少しずつ近づいて行き

この時点では

ぎこちなかった夫婦が

十数年経っても

ラブラブな夫婦のままなのは

嬉しいです。

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