自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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再婚承認を要求します 外伝39話 先読み ネタバレ 原作 小説 あらすじ 重罪人の娘モテと母のために夢をあきらめるカイ

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外伝39話 重罪人の子供と言われ、シーシーの両親に攻撃されているモテですが・・・

◇重罪人の娘◇

シーシーの父も一緒に

モテの背中やわき腹、

頭を攻撃すると、

彼女はあっちにこっちに

ひょろひょろしました。

 

けれども

身体への攻撃よりも

シーシーの母親の言葉に

モテは衝撃を受けました。

 

モテがシーシーの両親に

攻撃されているのを

発見した富川主とその妻が

娘を守るために

シーシーの両親に

襲いかかりました。

 

周りが大荒れの状態になりましたが

モテはぼうっとして、

クシャクシャになった手紙を

見つめました。

 

シーシーが私の代わりに

死ぬかもしれないって

どういう意味なのか。

彼女に

その貴婦人の話をしたのは

私じゃない?

 

ぼんやりと

争いを見ていると

 

立ちなさい。

 

と言ってケルドレックが

モテの腕を引っ張りました。

強い力につられてモテは

無理やり立ち上がりましたが

足に力が入りませんでした。

 

しっかりしろ

 

と言われモテの目から

涙が一滴、ぽとりと落ちました。

モテは唇をかみしめて横を見ると

自分が転ばないように

ケルドレックが

しっかり腕を支えていました。

 

さっきシーシーのお母さんが

変なことを・・・

 

とモテは言いましたが

 

ケルドレックは無視して

モテを別の場所へ連れて行きました。

歩いているうちに

モテはようやく意識を取り戻し、

足に力が入りました。

 

モテのふらついていた体が

元に戻ると

ケルドレックはようやく

足を止めて、手を放しました。

 

シーシーを助けに行くと言う

モテにケルドレックは

自分さえ

シーシーがどこにいるのか

知らないのに

モテはシーシーが

どこにいるのか

知っているのかと尋ねました。

 

モテは力なく座ると

涙があふれ出てきました。

そして、ケルドレックに

自分のせいで

シーシーが死んだらどうするのかと

尋ねました。

 

ケルドレックは

シーシーはモテと正反対だから

死に場所を探すような子ではないと

言いました。

 

しかしモテは、

シーシーの父親が

自分のことを

重罪人が何とかと言っていたと

ケルドレックに話しました。

 

重罪人と聞いて

ケルドレックは口をぱくぱくさせ、

頭をかきむしり、

神経を尖らせました。

 

それについて、どうして私が

説明しているのか分からない。

 

とケルドレックが言うと

モテは

首長はまだ何も言ってない

と言って反論しました。

 

確かにその通りでした。

ケルドレックは

これから説明することが面倒だし、

気持ちが悪いので、

事前に神経質に

なっていただけでした。

 

ケルドレックはモテを起こして、

近くの大きな木の下に

連れて行きました。

そして、モテを木の下の岩に

座らせると

ポケットからキャンディーを

取り出してモテに渡しました。

 

普通は酒をくれるものだと

モテが言うと

ケルドレックが

自分は20歳の時までアメだけ舐めて

成長した。

それでこそ迫力というものが

生まれると言ったので

モテは吹き出しました。

 

モテが目元を手でごしごし

擦ると、

ケルドレックはハンカチを

モテの膝に投げつけました。

 

首長は馬鹿にされるけど、

いい人だと

モテは言いました。

 

彼女はハンカチで鼻をかみ、

無理やり涙を飲み込みました。

先ほどは、驚いて

泣いてしまったけれど

後で恥ずかしくなりました。

モテは人前で

わんわん泣きたくないと

思いました。

16歳は泣いてはいけない年だと

思いました。

 

モテは涙を無理やりこらえました。

ケルドレックはため息をついて

子供の前に座りました。

 

ケルドレックは、

心の中で富川主の悪口を言いながら

どうして、自分がこの話を

モテにしてあげなければならないのか

腹が立ちました。

 

けれども、友達が

自分のせいで死ぬんじゃないかと

怯えた子を

そのまま帰すことはできませんでした。

 

ケルドレックはモテが

重犯罪の娘なのは確かだけれど

誰の娘なのかは言わない。

モテは自分の娘ではないから、

どこからどこまで話せばいいのか

分からないと言いました。

 

モテは自分が誰の娘なのか

知っているかと

ケルドレックに尋ねました。

 

ケルドレックは

知っているけれど

自分には聞かないように。

モテの父親か母親に聞くように

言いました。

 

そして、シーシーが付いて行った

その貴婦人は

モテの本当の母親ではない。

彼女が重犯罪者の娘だと

知っていても

こっそり隠そうとした人だから

シーシーは死ぬような場所へ

行っていない。

シーシーの父親の言葉は

聞かないようにと話しました。

 

モテは、その貴婦人が

自分を密かに

隠したことがばれたら

どうなるのかと

ケルドレックに尋ねました。

 

彼は

 

危ないだろう。

だからお前の身分を知った時、

結局、表に出せなかった。

 

と言いました。

 

モテは、ぱっと立ち上がり

やはり自分がシーシーを

助けに行くと言いました。

 

ケルドレックは

モテの足を掴み、座らせました。

 

そして、

危険なことは大人たちがする。

自分が調べるから

信じて待つように言いました。

 

ケルドレックはモテに

貴婦人について行きたいか

尋ねました。

 

モテは首を振りました。

シーシーが貴婦人に

付いて行かない状態で

この事実を知っていたら

モテは貴婦人と

話をしてみたいと思いましたが

シーシーは貴婦人と一緒に

行ってしまったので

モテが乗り出すことで

シーシーが傷つくことを

望んでいませんでした。

 

ケルドレックは、

その貴族の女性が

シーシーを連れてどこへ行き

シーシーが彼女について行って、

どのように生活しているか

確認すれば安心できるかと

尋ねました。

 

モテは頷きました。

 

ケルドレックは

モテの肩を叩いて立ち上がり

彼女の両親がシーシーの両親を

殺す前に行かなければと

言いました。

 

先ほどより、

モテの気持ちは軽くなり

ケルドレックに

遅れを取らないように

一生懸命歩きました。

 

それでも心がそわそわしていました。

一体自分は誰の娘で、

シーシーの両親が

あのような反応を見せるのか。

シーシーの両親はシーシーに

関心がないのに、

それでも飛び上がるくらい

自分はとてつもない悪党の娘なのか。

心が重くなると共に

足どりも重くなりました。

 

ケルドレックはモテの歩みが

だんだん遅くなっているのに

気づくと、

 

富川主よ、

早く子供に言うべきだったのに.

それとも、

最初から分からないように

徹底的に阻止するべきだった。

一体この状況は何なんだ!

 

と心の中で

富川州の胸ぐらをつかみました。

 

ケルドレックは

普段よりおとなしい声で

東大帝国の首都に行く用事があるので

一緒に行かないかと

モテを誘いました。

 

モテは、

自分が首都に行くのを、

嫌がるのではと尋ねました。

 

しかしケルドレックは

モテが東大帝国の

光の夜市を好きなことを

知っているので

それを見て来ることも

提案しました。

 

夜を昼のように照らす明るい夜市は、

東大帝国の首都の名物で

魔法を使った光が

四方から放たれていて

非常に美しく

モテが最も好きな壮観でした。

 

モテは微笑みながら

 

行きます!

 

と叫びました。

 

ケルドレックはかろうじて

安心しました。

 

モテは東大帝国へ行ったら

仮面をかぶって

おとなしくしていると言いました。

 

モテは、ケルドレックが

東大帝国の首都へ行く理由を

尋ねました。

 

彼は、

 

西大帝国の皇子と皇女の

誕生日パーティは

東大帝国で一度、西大帝国で一度、

全部で2回開かれるけれど

ソビエシュ皇帝が

2人の贈り物として用意した

世界で一番高い宝石が

誰かに盗まれた。

 

と言いました。

 

モテは一瞬

ケルドレックを疑いましたが

彼は、自分たちはもう

盗みをしていないと

否定しました。

 

彼は、それを探して欲しいと

依頼されたので

見つけて持って行くと言いました。

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◇カイの気持ち◇

ナビエは、食事の時に

カイが手を上げようとして

下ろしたことが

とても気になりました。

 

ラリが自分の野望を

豪快に話している間

カイが何も言わずに

フォークばかり使っていた姿も。

 

ナビエはカイのことが

心配になり

カイの部屋へ行ってみました。

いつものように

ドアは閉まっていましたが

普段と変わらないその様子さえ、

変に気になりました。

 

ナビエは扉を叩きました。

しかし、待っても

返事はありませんでした。

 

寝ているのだろうか。

応接室から呼ぼうか。

 

結局、ナビエは

扉を開けて中に入りました。

ところが、

応接室のソファーのそばを

歩いていると

寝室の奥から音が聞こえてました。

 

寝ていないようだけれど

どうして返事をしなかったのだろう。

 

いぶかしげに眺めると、

カイが机の前に立ち

何かをすばやく

破いているのが見えました。

 

私が来たことも知らずに

何を破っているのだろう? 

 

その姿が本当におかしいと思い

ナビエは寝室の外で

カイを呼びました。

彼は驚いて動転しました。

 

ナビエはカイを

じっと見つめながら

大丈夫かと尋ねると、

カイは急いで

机の上の紙片を集め始めました。

 

ナビエはカイの方へ

歩いて行くと

カイは隠しきれないと判断したのか、

自分の上半身で紙片を

一気にまとめて覆いました。

けれども横から

はみ出ていました。

 

ナビエがそれを手に取ると

カイは泣きべそをかいて

上半身を起こしました。

 

ナビエはすぐに

カイに紙を返そうとしましたが

中身を確認して少し驚きました。

落書きみたいなものだと

思っていたのに違いました。

 

引き裂かれた紙の中には

カイがそれなりに

熱心に研究した様々な案件や

策略が書かれていました。

勉強した内容をもとに、

色々応用しているようでした。

 

理想的な事案が

いくつかありましたが

もっともらしい事案もありました。

一見しただけでしたが

このように切り裂く内容では

絶対にありませんでした。

 

ナビエは紙切れを返して

 

どうして破いたの?

素晴らしいじゃない。

 

と尋ねました。

 

カイは顔を伏せてうつむきながら

 

無駄だから。

見れば欲張りになるかも

知れないから。

 

と答えました。

 

なぜ無駄なのか

ナビエは質問しましたが

答えは返って来ませんでした。

ナビエは、

 

大丈夫だから話してみなさい。

 

と膝を曲げて

カイと目を合わせて尋ねると、

彼はためらいがちに

 

私の欲のために国民が苦しむのは

嫌です。

ラリと仲が悪くなるのも嫌です。

こんな私たちのせいで

お母さまが悲しむのはもっと嫌です。

 

と小さな声でささやきました。

 

無駄だというのは

自分が皇帝になり

このような案件などを

書くことがないという

意味なのだろうか。

カイは

私がラリとカイについての

聖者の予言について

ずっと悩んでいたことを

知っていたのだろうか。 

 

ナビエはひどく

混乱していましたが

カイは彼女の胸に抱かれながら、

先ほど、

あれだけ真剣なことを

言っていないかのように

 

私はお母さまさえいればいいんです。

 

と言ってナビエに甘えました。

 

子供の小さな頭と

自分に完全に頼る姿は

本当に可愛いと思いました。

それと同時に

カイの言ったことに対して

ナビエは心が痛みました。

 

ラリが皇帝になりたがってるから、

カイは、

自分も皇帝になりたがることが

悪いと思っているのだろうか。

それで、カイは

前もって夢を諦めてしまうのだろうか?

 

ナビエは、カイに

ラリの言葉のせいかと尋ねました。

 

カイは、

ソビエシュ陛下も

東大帝国の貴族も国民も

みなラリが好きなので

ラリが東大帝国の

皇帝になるのが正しいと

言いました。

 

ナビエは戸惑いました。

何も言えず、

カイを抱きしめました。

 

喧嘩を避けるのは

立派だと言って

褒めるわけにもいかないし

大丈夫だから、

戦ってみなさいと

あおるわけにもいきませんでした。

 

こういう時はどうすればいいのか。

自分の幼い頃のことを考えても

役に立ちませんでした。

 

ナビエは

ラリとカイより幼い時から皇太子妃で、

皇后になること以外は

考えられませんでした。

一方、コシャールは

皇太子妃になることがなかったので

2人の夢は重なりませんでした。

 

ナビエはハインリと

相談してみようと思いました。

 

ナビエは躊躇いながらも

カイの背中を軽くたたきながら

誕生日の贈り物に

何が欲しいか尋ねました。

 

カイは東大帝国に行けば

たくさん贈り物をもらえるし

西大帝国へ戻ってきたら

もう一度、たくさんもらえると

答えました。

 

それは、

私からの贈り物ではないでしょう。

 

とナビエは言いました。

カイはじっと考えてから

顔を上げて笑いました。

 

そして

 

お母さまの時間を少しください。

お母さまと私で、

二人だけで遊びに行きたいです。

大丈夫ですか?

 

と尋ねました。

 

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元盗賊で

悪いことをたくさんしてきた

ケルドレックですが

首長をやっているだけあって

仲間のことを思いやれる

とても人情の厚い人なのだと思います。

 

モテが1歳くらいの時に

常時泉はナビエの下に

入ったと思うので

お姫様の身分から

元盗賊の娘の身分に落ちても

誰にも愛されなかった

ラスタと比べて

モテが

愛情に包まれて育てられたのは

良かったと思います。

 

ナビエは忙しくて

子供たちと一緒に過ごす時間が

短いのかもしれません。

赤ちゃんの頃、

母親にそばにいて欲しくて

駄々をこねたこともありました。

カイが母親にねだった

誕生日の贈り物が

母親の時間を

少しもらうことだなんて

いじらしくて

涙が出てきました。

 

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