自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作221話 あらすじ ギルゴールにエルフと呼ばれて腹を立てるラティル

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221話 ラティルはギルゴールにかけられた手錠を簡単に壊してしまいました。

◇戦うつもりはない◇

血人魚たちだけでなく、

ギルゴールも驚いて、

「お弟子さんの力は強い。」と

感嘆しましたが、

ラティルは、

なぜ、皆、あんなに驚くのかと思い、

「たかが手錠だ。」と

つっけんどんに言うと、

ギルゴールは、

血人魚たちを嘲るように

笑いました。

 

ラティルは、失言したかと思い

周りを見ると、

血人魚たちは、

少し怒っているようでした。

ギルゴールは、

血人魚たちは、

封印と監禁の実力に優れていて、

手錠も彼らが自慢しているものだと

説明しました。

 

ラティルは、

彼らが睨んでいる理由が分かり、

知らなかったと小声で呟きました。

そのように言ったところで、

彼らの傷ついたプライドが

癒されることはないので、

彼女はメラディムに近づくと、

話題を変え、

自分たちは、

変な空洞が現われたと聞いて、

探検しに来ただけで、

血人魚たちと戦うために

来たのではないから

帰らせて欲しいと頼みました。

 

ラティルは、この話をしながら、

「先ほど探していると言った人は

見つかったのか?」と

聞かれることを想定して、

いくつかの返事を考えていました。

 

しかし、メラディムは

その質問をせず、

突然、洞窟の壁の方へ歩いて行き、

壁に耳を当てていました。

 

ラティルは、

傷ついたメラディムが、

慰めて欲しくて、

自分に背中を見せているのかと

思いましたが、

彼の表情が変わるのを見て、

それは違うと思いました。

そして、彼は

ラティルの前に近づくと、

腰と片腕を曲げて挨拶をしました。

思わずラティルも一緒に挨拶をすると

彼は、エルフの言う通り、

戦いに来たのでなければ、

戦う必要はないと言いました。

ラティルも「そうだ」と

答えました。

 

しかし、ギルゴールは、

ここにいる血人魚たちを全員狩れば

実力が上がると言ったので、

彼女は彼の脇腹を突くと、

人魚がいると分かっていたら

来なかった。

自分は人魚を愛していると

言いました。

 

ギルゴールは、

彼らは人魚ではなく血人魚で、

人魚と仲が悪いと言ったので、

ラティルは血人魚を愛していると

言いました。

ギルゴールは笑いを堪えるために

唇を噛んでいましたが、

ラティルは平然とメラディムを見つめ

「自分はこいつとは違う」と

アピールしました。

幸い、メラディムは

気分を害していないようでした。

 

気に入ったのなら、

一人連れて行って、

育てたらどうかと

ギルゴールが言うと、

メラディムの表情は険悪になりましたが

ラティルは彼の口を塞ぎ、

メラディムに謝った後、

帰り道を尋ねました。

メラディムは素直に教えてくれました。

 

◇ロードの味方◇

血人魚たちは、壁を通して、

遠くから聞こえてくる音を

聞くことができました。

ラティルとギルゴールが

遠くまで行ったことが分かると、

彼らは、すぐに壁から

耳を話しました。

 

血人魚のスリンはメラディムに、

なぜ、ギルゴールを

そのまま帰らせたのか。

メラディムが力を出せば

ギルゴールを倒すことができたと

抗議しました。

 

しかし、メラディムは、

ギルゴールを殺すことができても、

血人魚たちも一緒に死ぬことになる。

復讐のために、

同族を皆殺しにしろと言うのかと

スリンを叱責しました。

彼は、それは違うと言って、

慌てて、メラディムに謝りましたが

彼は目を輝かせて笑うと、

ギルゴールが弟子だと勘違いしている

自称エルフの女はロードだから、

放って置いても、

ギルゴールは死ぬことになると

言いました。

 

スリンはその言葉を信じられず、

彼女は本当にロードなのかと

尋ねましたが、

メラディムは笑っているだけで

返事をしませんでした。

そして、ギルゴールが

ロードと対抗者を間違えたので、

今度こそ、彼は滅びると言って

大笑いしながら突然立ち上がると

人魚の尻尾が人間の足に変わりました。

そして、スリンの持っていた短刀で

ライオンのたてがみのように

豊かに生えていた髭を

剃ってしまいました。

すると、神秘的な水の精霊のような

顔が現われました。

 

久しぶりに、

メラディムの美しい姿を見た

血人魚たちは、

悲鳴を上げながら、

尾ひれで地面を叩きました。

 

メラディムは

人間の世界に行く時だけ髭を剃るので、

スリンは、彼に、

どこへ行くのかと尋ねました。

メラディムは、

ギルゴールが死ぬ姿を

自分の目で見たいので、

今回はロードの味方をすると

宣言しました。

そして、吸血鬼の騎士は、

自分たちを仲間にするために、

ここへ来たので、

ロードが誰で、どこにいるか

教えてくれるはず。

彼の話を聞いてから、

ティトゥに戻ってくるように

伝えろと指示しました。

◇空洞の外◇

サーナット卿は、

無事に抜け出せただろうか?

自分は多くのことを知ったから、

彼は戻って来るだろうか。

彼が帰って来なくても、

自分が嫌になったからではない。

自分のために、

何をしようとしていたか

分からないけれど、

自分の役に立つために、

こんな所へ来るくらいだから、

依然として、自分のことを

考えてくれている。

でも、彼が帰って来なかったら

どうしよう。

 

ラティルは、洞窟の中を歩きながら

何度もサーナット卿のことを

考えました。

 

続いて彼女は、

自分がロードだったら、

何をすればよいのかと考えました。

 

ロードだからと言って、

世界のために死ぬつもりはない。

世界を支配して、

怪物たちを操るつもりもない。

このまま平和に暮らして、

側室たちを連れて、

良い皇帝になりたい。

ロードでも、それが可能なのか。

ロードが悪を招くのは本当だろうか。

 

それでも、ドミスのように

世の中に少しの害も与えず、

可愛そうで優しくて弱い子供でも

ロードになると知ってしまうと、

適度に素質があり、

必要な時には残忍になれる自分が

ロードになる可能性を

以前より受け入れることができました。

しかし、ラティルは、まだ、

ドミスが100%ロードだと、

確信していませんでした。

 

ぼんやり歩いているラティルを

後ろからギルゴールが

「サディさん」と呼びましたが、

彼は、にっこり笑いながら、

血人魚が認めた公式エルフだと

呼び直しました。

 

自分のことを、

美が集約しているエルフだと

ギルゴールに言われて、

からかわれたと思ったラティルは、

彼を睨むと、

その話はしないでと頼みました。

しかし、ギルゴールは、

誰もラティルの外観を説明しないのに

エルフという言葉だけで、皆、

ラティルを認識したと言いました。

 

ラティルは、

話すのを止めるように頼みましたが

ギルゴールに、

恥ずかしいのかと指摘されたので、

ラティルは

彼の耳を噛むふりをしました。

ギルゴールは目を丸くした後、

笑いながら、ラティルと腕を組み、

誰かが自分を噛もうとしたのは

初めてだと言いました。

ラティルは、

普段はギルゴールが噛みつくと言って

彼を睨むと、

ギルゴールは微笑みながら、

もう一度、

息を我慢する必要があると囁きました。

まもなく、来た時と同じように

大きな雫が

破裂するような音がしました。

ラティルは鼻と口を塞ぎ、

ギルゴールにぴったりと

くっ付きました。

彼は笑っているようでしたが、

ラティルは目を閉じていたので

確認できませんでした。

 

数秒後、水が引くと、ラティルは

あの水はどこから来て、

どこへ消えるのかと悪態をつきました。

ギルゴールは、

部外者を遮断するための

一種の落とし穴だろうと言いました。

 

地面は絶壁と言えるくらい

斜めになっていたので。

彼女は倒れないように、

足を踏ん張りながら、

髪の水気を絞りました。

ところが、ギルゴールは

数時間前と同じように、

ラティルをじっと見つめていました。

 

彼女は、彼の目の前で手を振り、

なぜ、彼は、

自分が髪を絞る度に

そのように見るのかと尋ねました。

彼は我に返ったかのように、

眉を少し上げて笑うと、

髪を乾かす姿がエルフみたいだと

言いました。

ラティルは怒って、

ギルゴールを睨みつけましたが、

彼は、ラティルが足を踏み外したら

自分が後ろから支えるので、

彼女に先に行くように言いました。

 

しかし、

空洞の出入り口付近に到着すると、

ギルゴールはラティルを待たせて

自分が先に行きました。

ラティルは彼に、

どうしたのかと尋ねると、

ギルゴールは状況が良くないと

答えました。

 

ラティルは訳が分からないまま、

ギルゴールに付いて行きましたが、

しばらくすると、

数多くの兵士が、

空洞の内側に向かって、

槍を突き付けていることに

気がつきました。

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7人目のイケメンが登場⁈

ギルゴールもハンサムなので、

彼も入れたら、メラディムは

8人目のイケメンですよね。

彼が髭を剃った姿を

ラティルは見ていないので、

メラディムをイケメンだと

認識していませんが・・・

 

サーナット卿も

ハンサムだと思いますが、

ラティルは彼のことを

イケメンと

認識しているのかどうか・・

 

血人魚たちは、どこかで密かに

生き永らえていて、

ロードが復活するので、

表に出て来たように思います。

今回は、ロードの味方をすると

いうことは、

対抗者の味方をすることも

あったのかもしれません。

 

ロードと対抗者。

どちらの味方をするにしても、

怪物たちは、

人間と共存できる世界を

作ってもらいたいのではないかと

ふと思いました。

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