自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作232話 あらすじ タッシールとラナムンのレッスン

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232話 ヒュアツィンテからの手紙により波紋が広がっています。

◇過去の記憶◇

カルレインがやって来ると、

ラティルは、

クラインと侍従長を外へ出して、

アイニが黒死神団に拉致されたと

主張していることを

彼に伝えました。

カルレインが、否定すると、

ラティルも、

それは分かっている。

アイニは、ここにいる時に

別の姿で過ごしていたし、

彼女を拉致して何をするのか。

と答えました。

 

むしろ、彼女と一緒にいた

黒死神団の傭兵たちが

攻撃したのは自分だと

ラティルは思いました。

 

ところが、

ぶつぶつ不平を漏らしてたラティルを

カルレインがじっと見つめていたので

彼女は、どうしたのかと尋ねました。

彼は、初めて会った時のことを

思い出したと答えました。

 

ラティルは、

顔で選んだ側室に、

ドキドキしながら

会いに行った日のこと、

いきなり「ご主人様」と呼ばれて、

とても驚いたことを思い出しました。

 

ところが、

カルレインが話したのは

ドミスと会った時のことで、

あの森に彼女が現われた時、

天使が近づいてくると思ったと、

嘘をついたので、

ラティルは、困惑した様子で

彼を見つめました。

しかし、それを見たカルレインは

顔が明るくなり、

ラティルの前世の記憶が

蘇ったのではないかと指摘しました。

 

ラティルは、カルレインが

わざとドミスの嘘の話をして、

自分の反応を

見ようとしたことに気付き、

舌打ちしました。

彼女は、カルレインを

500歳の古狸呼ばわりしました。

彼は力なく笑いましたが、

目には熱気がこもっていました。

 

カルレインは、

もしも記憶が戻れば、

怒りたくなることが多いだろう。

その時、

「前世のことだから、怒らない。」

と言わないで、

怒りたい時は怒って欲しいと

頼みました。

カルレインが話すや否や、

ラティルは、ドミスが落ちた時に、

カルレインの姿が

全く見えなかったことを

思い出したので、

今は怒っていないけれど、

「怒った」と言って、

彼の手の甲を、痛くないように

軽く叩きました。

 

ラティルは、

カルレインが色々と、

罪悪感を覚えているのではないかと

思いましたが、

彼は、なぜか喜んでいるので、

ラティルは、

カルレインが変態みたいだと

思いました。

けれども、それを見るのが面白くて、

ラティルはもう少し強く、

彼の手の甲を叩くと、

彼の口の端が上がりました。

次に、痛くないように肩を叩くと、

それでもカルレインは

笑っていたので、

興奮したラティルは、

彼のお尻をバチバチ叩くと、

彼の顔が凍り付きました。

 

ラティルは慌てて手を下ろし

真顔になると、手紙を見ながら

慎重になっているふりをしました。

その姿を見下ろしながら、

カルレインが微かに笑ったことを

ラティルは知りませんでした。

 

彼女は、真剣な話に戻ると、

初めて会った時、

元気だったアイニが

黒死神団に

拉致されたと主張している理由が

分かるかと、

カルレインに尋ねました。

 

彼は、

記憶のせいだ。

アイニの記憶ではないけれど、

記憶自体は偽物ではないので、

その記憶を持っている人が、

それを彼女に植え付けたと思うと

答えました。

 

ラティルは頷きましたが、

その記憶を持っているのは

ドミスなので、

なぜ、彼女がアイニに

その記憶を植え付けたのか

不思議に思いました。

そして、ヒュアツィンテの手紙には、

アイニが対抗者だと主張しているとも

書かれていました。

 

ラティルは、

アイニの前世が対抗者で、

ドミスが、

自分の記憶を覗いてみて欲しいと思い、

彼女に

記憶を植え付けたのではないかと考え、

対抗者も転生するのかと尋ねました。

カルレインは、

自分は対抗者ではないし、

対抗者自身も、

分からないのではないかと答えました。

 

ラティルは、

ロードがアイニに

偽の記憶を植え付けたのなら、

それを元に戻すことはできないのかと

尋ねました。

そうすれば、アイニも奇行を止めて、

お互いに楽になると思いました。

 

しかし、カルレインは、

それは分からないけれど、

記憶を植え付けたのなら、

消すこともできるかもしれないと

答えました。

 

ラティルは困りました。

ヒュアツィンテが

事前に知らせてくれたのは

ありがたいけれど、

対処する方法を

思いつきませんでした。

そして、

カルレインとサーナット卿に

アイニが対抗者だと

主張していることを話せば、

2人が、どう出るか気になりました。

 

ラティルは、

対抗者は必ず自分を

殺さなければならないのか。

対抗者が自分を殺さず、

自分も対抗者を殺さない。

そのように生きられないのかと

考えました。

◇レッスンその1◇

その日の昼食時、

ラティルはタッシールに会いましたが

アイニの件について、

どう対処するべきか悩んでいたので、

彼に、きちんと食事のマナーを

教えることができませんでした。

心がそちらに向いてしまっているので

身に付いたマナーを

口で説明するのが難しく、

間違えたかと思えば、

一部は正しい説明もするラティルを、

タッシールは

面白そうに見ていました。

彼は、本当にマナーを知らない人が

ラティルに教わったら、

大変なことになると思いました。

 

レッスンが終わると、ラティルは

今日、教えた通りに

イワシ料理を食べてみてと

タッシールに指示しました。

 

ラティルは、

半分魂が抜けた状態でも、

自分が良い教師ではないことを

知っていたので、

タッシールが

完璧にイワシを食べるのを見て

驚くと共に当惑しました。

 

タッシールは、

商団の後継者として、

あらゆる国を歩き回っている自分が

食事のマナーを

知らないと思っていたのか。

皇帝と一緒にいたくて、

できなりふりをした。

自分が可愛くて、頭が良くて、

美しいのを見て欲しいと

言いました。

 

その堂々とした態度に

呆れたラティルは

口をあんぐりと開けていると、

タッシールは切ったイワシの欠片を

彼女の口の中に入れて、

ニコニコ笑うと、

自分が思っていたよりも、

ラティルのマナーは良くないので

今度は、どうやって、

自分が教えようかと提案しました。

ラティルは、

イワシを口の中に入れたまま、

タッシールの指を噛みました。

◇レッスンその2◇

ラナムンは、

タッシールの真似をして、

自分にダンスを教えて欲しいと頼んだ。

もしかしたら、彼も、

わざと踊れないふりを

しているのではないか。

 

夕方、

ラナムンの所へ行ったラティルは、

ダンスを教える準備をしながらも、

その疑いが拭い切れませんでした。

 

もしも、ラナムンが

自分をからかうつもりなら、

自分も彼をからかおう。

そのように決心したラティルは、

床が滑って踊りやすい部屋へ

ラナムンを連れて行きました。

そして、互いに手を握ると、

ラティルは、ラナムンに

身体は自分の方に向けて、

顔は右へ向くように指示しましたが

彼はそれができませんでした。

辛うじて、

正しい姿勢を取らせたものの

ラナムンは、上手に

ステップを踏むことができず、

それをラティルのせいにする始末。

 

彼は10分のうち、

15回もラティルの足を踏んだので、

腹を立てたラティルは、

リズム感覚というものが

少しでもあれば、

このくらい踊れない訳がない。

本当に上手に踊れないのなら、

彼はリズム感覚が

全くないことになる。

ラナムンは、

わざと下手に踊っているのではないかと

抗議しました。

 

ラティルに強く追及されたラナムンは

後ろに下がりました。

しかし、ラナムンの手は

ラティルの腰を支えていて、

彼女はラナムンの手を握ったまま、

彼が後ろに下がったので、

2人はバランスを崩して、

ラナムンは

ラティルを抱きかかえたまま

後ろに倒れてしまいました。

 

ラナムンの胸に耳を当てたラティルは

全身で感じるラナムンの服の感触に

顔を赤らめました。

 

ラナムンは、ラティルに

「降りて」と言わないので、

彼女は、やはり彼が

踊れないふりをしたに違いないと

確信しました。

そうでなければ、

チャンスとばかりに、

横になったままでいないと思いました。

しかし、ラティルは

悪い気分ではなかったので、

鼻で笑いながら、

ラナムンの手のひらを触りました。

 

彼が、

わざと踊れないふりをしたと告白したら

からかわなければと

考えていたラティルは、

ラナムンの心臓の音がしないことに

驚き、飛び起きました。

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ラナムンが踊れないことを

ラティルは知っているはずなのに、

どうして、彼が

踊れないふりをしていると

決めつけたのか、理解できません。

 

タッシールとラナムンは

別々の人間なのに、

ラナムンもタッシールと

同類だと思い込んでしまった。

タッシールにからかわれたことが

悔しくて、

その腹いせに、ラナムンを

ひどい言葉で非難しまった。

皇帝である前に、

人としてどうなのと

思わざるを得ません。

これから、色々経験することで

ラティルも変わっていくことを

期待します。

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