自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作251話 あらすじ 同窓会を楽しむギルゴールとゲスターに驚くラティル

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251話 カルレインとギルゴールが顔を合わせてしまいました。

◇戦い◇

ギルゴールは笑っていて、

カルレインは緊張していたので、

どちらが優位なのか一目瞭然でした。

このままにしておくと、

カルレインがケガをするので、

ラティルは2人の間に入って、

彼らを止めましたが、

カルレインとギルゴールは

ラティルの上方に飛び上がり、

互いに攻撃し始めました。

その後、ラティルの横に移動すると

思いもよらないスピードで

熾烈な戦いを繰り広げました。

これが吸血鬼の戦いなのだと

ラティルは唾を飲み込みました。

どちらが勝っているのか

分かりにくかったものの、

集中することで、

途中途中の場面を

見ることができました。

その度に、

カルレインが殴られていました。

 

ギルゴールは卑怯にも、

持っていた植木鉢で

カルレインを殴りました。

ラティルは、2人の間に

飛び込まなければいけないのかと

思いましたが、

2人の吸血鬼のスピードが速すぎて、

彼らの間に入ったら、

自分が2人に殴られそうでした。

そんなことになれば、

人間の身体を持つラティルは

死んでしまうと考えました。

 

結局、ラティルは弓を持って来ました。

彼らを攻撃するのではなく、

彼女が射る矢を

彼らがかわすことで

戦いを止めることが目的でした。

ところが、ラティルが、

矢を射ようとした時、

巨大な鳥2羽が

突然、空中から現われ、

それぞれの足で

カルレインとギルゴールをつかむと

2人を違う方向へ投げました。

そして、驚くべきごとに、

2羽の鳥のちょうど真ん中に、

ゲスターが眉を顰めて

立っていました。

両手で

操り人形の糸みたいな物を

持っていましたが、

人形はありませんでした。

ゲスターは、その変な姿で、

清純で可憐な表情に似合わない

低い声で、

皇帝が驚いているので

止めるようにと警告しました。

しかし、慌てたラティルは

口をつぐむことができないほど

ゲスターに驚きました。

彼は、

自分にも隠している正体がある。

ラティルの味方だと

言っていたけれど、

一体、あの巨大な鳥は何なのかと

思いました。

 

ラティルはぼんやりしていましたが

ギルゴールは、興味があるのか、

カルレインを攻撃する代わりに、

明るく笑いながら、

同窓会をしている気分だと

答えました。

しかし、ゲスターは、

これが同窓会なら、

ギルゴールは他校の生徒だと思うと

反論しました。

そして、彼が指を動かすと、

巨大な鳥たちは驚異的に、

カルレインとギルゴールの周りを

うろつきました。

足の爪を動かすだけでも、

人の首くらい、

簡単に折れそうでした。

ギルゴールは笑いながら

手を下ろすと、

今は静かにしているので

心配しないようにと言いました。

ゲスターがカルレインを見ると、

彼も渋々頷きました。

2人とも、戦いそうにないので、

ゲスターは手を下ろすと、

最初からいなかったように、

2羽の巨大な鳥は、

瞬く間に姿を消しました。

 

ところが、悪いことに

突然、今度はメラディムが現われ

 

どうして、お前がここにいるんだ!

 

と叫び、険悪な目で、

ギルゴールを睨みました。

 

お前は一体、どこから来たの?

どうして、よりによって

今来たの?

 

ラティルの血圧が上がり、

彼女は心の中で、

メラディムに抗議しました。

ラティルがハラハラしている中、

ギルゴールは悠然と笑うと、

同窓会だと答えました。

 

ようやく落ち着いた雰囲気が

再び、険悪に変わりました。

ゲスターが手を上げると、

今度は巨大な鳥が3羽現れました。

カルレインも

吸血鬼らしい雰囲気になりました。

風もないのに、

メラディムの髪は揺れ始め、

彼の周囲に水滴のようなものが

現れ始めました。

カルレインとゲスターと

メラディムが

ギルゴール1人を

敵対視している中、

彼は余裕で笑っていました。

 

あの3人が

ギルゴールを制圧しても、

彼が3人を制圧しても、

4人が戦って

乱戦が起こっても問題の状況で、

これ以上、

我慢できなくなったラティルは

弓を引き、

正確に彼らの中央付近を狙って

矢を射ました、

矢が地面に刺さると、

彼らはラティルの方を

振り返りました。

彼女は真顔で、

 

止めて!みんな帰って!

 

と命令しました。

 

しかし、ギルゴールは

指示に従うどころか、

可愛そうでたまらないという声で

その弓は可愛らしい武器のようだと

バカにしました。

ラティルがカッとなる前に、

カルレインは歯を剥き出しました。

ギルゴールは、それが面白くて

たまらないといった風に、

笑いながら答えようとすると、

ラティルは、

ギルゴールの持っている

植木鉢に向かって弓を引きました。

パンと音を立てて植木鉢にヒビが入ると

ギルゴールの顔から、

笑いが消えました。

 

ラティルは弓を下ろしながら、

4人に帰るように命じました。

ギルゴールが言うことを聞くかどうか

自信がなかったし、

徐々に笑いが抜けて行く彼の顔を見ると

少し怖かったものの、

自分は

直接ロードを殺せないと言っていた

ギルゴールの言葉を信じて

命令しました。

 

しばらく沈黙が続いた後、

カルレインが

真っ先に手を下ろしながら

「はい」と返事をしました。

ゲスターがゆっくり手を下ろすと

鳥2羽の姿が消えました。

ラティルが、

残り1羽も片付けるように命令すると

残っていた鳥も消えました。

メラディムは

ギルゴールを睨みながらも

力を抑えたのか、

揺れていた髪の毛が

落ち着いて来ました。

幸い、ギルゴールも

ニヤニヤ笑いながら、

「分かった、分かった。」

と呟きながら、植木鉢を抱き締め、

片手で土がこぼれるのを防ぎながら

その場を離れました。

続いてメラディムが去り、

カルレインとゲスターは

ラティルと一緒にいたがりましたが

彼女は首を横に振り、

「帰れ」と暗黙の命令を出しました。

4人ともいなくなると、

ようやくラティルは、

弓を下ろして冷や汗を拭きました。

 

みんな集まっているから危ない。

それでも他の人たちは

統制できるけれど

ギルゴールが入った瞬間、

全てが壊れて、

他の者たちまで統制するのが

難しくなる。

けれども、ギルゴールが

他の所へ行けば、

そこで何をするか分からないと

ラティルは悩みました。

◇悪いオーラ◇

目を閉じて祈っていた大神官が

突然、瞼を上げました。

常に、非常に強い集中力で

祈りを捧げる大神官が、

その途中で目を開いたので、

変だと思った百花は大神官に

どうしたのかと尋ねました。

彼は、それ程遠くない所で、

悪いオーラが現われたけれど

消えたと答えました。

何も感じなかった百花は、

大神官はすごいと称賛しました。

 

大神官は無表情のまま

窓際へ歩いて行き、

窓の外をじっと眺めると、

このことを皇帝に話しに行くと

言いました。

しかし、数歩も歩かないうちに、

皇帝が自分に会いたがらなかったら

どうしようと心配しました。

◇提案◇

ギルゴールを含め

危険極まりない側室たちを

どのように統制すべきか、

悩みながら部屋に戻ったラティルは

シャワーを浴び、ベッドに入ると、

侍女が大神官の来訪を告げました。

 

時計を見ると、

10時半になっていました。

ラティルが悪夢を見たくない時は

大神官を呼んだこともありましたが

普段は、彼が訪れる時間では

ありませんでした。

 

ラティルが許可すると、

大神官が中に入ってきました。

彼女は笑顔で彼を迎えましたが

大神官は、

以前、ラティルの頼みを断ったことで

恐縮していたので、

彼女の顔色を窺っていました。

しかし、それについては

百花が解決してくれたので、

ラティルは、

そのことをすっかり忘れていました。

結局、アイニは

本当に対抗者だったけれど、

それについては、違うと言って、

追い込むつもりでした。

 

自分が忘れていたことを、

いつまでも気にしている大神官に

ラティルは申し訳ないと思いました。

彼女は、

あの時は感情が昂っていたと

大神官に謝ると、彼は、

あれは重要な事だったのかと

尋ねました。

ラティルは、

重要ではなかったと答えました。

もしも、重要なことだったと言えば

ずっと大神官がラティルの顔色を

窺うと思ったからでした。

 

ラティルは、話題を変え、

こんな時間に何の用事で来たのかと

尋ねると、

わざとベッドの横を叩き、

久しぶりに、

隣で寝ないかと提案しました。

大神官は「そうします。」と言って

ラティルに近づくと、

彼女はクスクス笑いながら、

横に移動しました。

そして、機会があれば、

大神官の規範について

確認したいと言うと、

彼は、かなり複雑な方だと

答えました。

ラティルは、それを認めた後、

本当は何の用事で来たのかと

尋ねました。

大神官は、

ハーレムの中に

邪悪なものがいるようだと答えました。

 

どうやって、

大神官はそれを知ったのか。

ラティルは微笑みながらも、

顔は強張っていました。

 

ラティルは、

以前、湖に現れた変なもののせいで

そのように思うのかと尋ねました。

大神官は、それを否定し、

祈っていた時に

突然、変なオーラを感じたと答え、

彼は、一度、全体的に

浄化作業をすることを提案しました。

 

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ラティルと話をした時は

まだ正体を明かさなかった

ゲスターが、

とうとう彼女の前で黒魔術?を

使いました。

これは、

カルレインとギルゴールの戦いを

止めるためというよりも、

ラティルを

守るためだったのではないかと

思います。

けれども、

3人対ギルゴールの構図の時は、

彼への恨みから、

ギルゴールを倒したいという気持ちが

あったかもしれません。

 

4人が険悪なムードになった時に

大神官は、悪いオーラを

感じたと思うのですが、

ラティルが止めた途端、

悪いオーラが消えたということは

カルレインやギルゴールや

メラディムやゲスター。

それに、湖の中にいる怪物など

人間でないものの存在自体に

悪のオーラは感じないけれど、

彼らの中に悪い気持ちが芽生えると

大神官は悪のオーラを

感じるのではないかと思いました。

そして、

4人を止めることができたラティルは

大したものだと思います。

 

ところで、

ラティルには護衛がついているし、

ハーレム内には、

他にも人がたくさんいると思うのですが

誰も、この非常事態を

見ていないのでしょうか・・・

疑問です。

 

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