自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作256話 あらすじ カリセンへ向かうラティルとラナムン

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256話 ドミスはカルレインへの怒りを爆発させました。

◇仲違いの理由◇

ギルゴールは

ドミスの養父を

殺してやると言ったのか。

そんなことを言うなら

本当に殺してくれると思ったのに、

少し残念だとラティルは思いました。

 

ギルゴールが、

実行できない約束をするとは

思えないけれど、

ギルゴールといえども、

そこまで狂っていないのか。

養父は

ドミスをひどく苦しめたけれど

ギルゴールを苦しめた訳ではないし

ずっと一緒にいたから、

彼はドミスよりも、養父と

親しかったかもしれない。

可能性は低そうだけれど、

そう思いました。

 

ラティルが見たのは、

ドミスが養父に暴言を吐かれて、

殴られたところだけでした。

だから、

ギルゴールが本当に養父を殺しても

もう過ぎ去ったことだから、

あまり衝撃を受けないかもしれない。

自分の基準で

考えてはいけないけれど、

と思いました。

 

ところで、ドミスは

なぜギルゴールと仲違いしたのか。

カルレインとは、

毎日、喧嘩をしていたけれど、

どうして、

ギルゴールと仲違いしたのか

理解できませんでした。

アンヤが「行かないで!」と言った時、

無視して行ってしまったのは

ギルゴールで、

言うことを聞いたのは

カルレインなのに。

 

ラティルは、枕を抱いて

ぼんやりと考え込みました。

時計を見たら8時になったいました。

カリセンに出発する日なので

そろそろ

起きなければなりませんでした。

 

◇香りのない花◇

支度を終えたラティルは

楽な服装で馬車に乗り込むと、

ラナムンが

向かいの席に座っていたので驚き、

これに乗って行くのかと尋ねました。

彼が乗る馬車が別にあることを

確認したのに、

なぜ、彼が乗っているのかと思って

ラナムンを見ていると、

彼は氷のような表情で、

自分が乗っていて嫌なのかと

ラティルに尋ねました。

 

彼女は、

ラナムンは考えすぎだ。

ただ聞いただけだと答えて

苦笑いすると、

ラナムンはしばらく考えた後、

陛下と一緒に行きたかったと

答えました。

 

ラナムンは

気になることがあるから

カリセンへ行きたいと

言っていたので、

今のはお世辞だと思いました。

だから、ラティルも

お世辞を返すのが礼儀だと思い

自分もラナムンと一緒に

行きたかったと言って、

笑いました。

しかし、ラナムンは

ラティルをじっと見ると、

お世辞が上手だと

冷たく言いました。

ラティルは、

ラナムンを指差しながら、

先にお世辞を言ったのは

彼の方だと主張しましたが、

ラナムンは、

やはりラティルが言ったのは

お世辞だったと理解して、

膝の上で本を開きました。

 

ラティルは、

ラナムンは思ったより賢い。

冷たいのは、

外側だけだと思ったけれど

中身も凍っていると

心の中で呟いていると、

ラティルの視線を感じたのか、

ラナムンは顔を上げて、

なぜ、そんなに

じっと見ているのかと尋ねました。

ラティルは、

ハンサムだからだと嘘をつくと、

彼は鼻で笑いましたが、

ラティルはお世辞ではなく

今度は本当だと言うと、

ラナムンは、

分かっていると答えました。

 

それならば、

なぜ鼻で笑うのかと

ラティルが尋ねると、

ラナムンは、

あまりにもよく聞く言葉だから

感興がないと答えました。

ラティルは、

正しい言葉だけれど、

ムカつくと思いました。

 

彼女は眉を顰め、

彼の整った目鼻立ちを見ながら、

彼自身の短所は何だと思うかと

ラナムンに尋ねました。

 

彼は「ない」と答えると思うので、

「ない」と言ったら、

別の馬車へ移るように

言うつもりでした。

そして、彼が答えないので

ラティルはニヤリと笑いました。

そして、

まさか

「ない」ということはないよねと

尋ねると、彼は

「あります。」と答えました。

ラティルは、

ニヤニヤ笑いながら、

彼をからかうように眺めて、

それは何かと尋ねると、

ラナムンは、

「香りのない花」という点だと

答えました。

 

ラティルは笑うのを止めて、

視線をそらしました。

自分が彼と寝ないから

そう言っているのだと思いました。

◇黙っている理由◇

数日間、

そのようなことが繰り返されました。

ラティルは、面倒だったので、

同じ馬車に乗っていましたが、

誰よりも怠け者に見える

ラナムンが、

2台の馬車の間を

行ったり来たりしていました。

だからといって、彼は

お喋りするわけでも

ありませんでした。

ラティルは、それが面白いので、

なぜ、ラナムンは

黙っているのかと尋ねました。

彼は、自分は黙っている時が

一番いいと

弟にアドバイスされたからだと

答えた後、

また口をつぐんでしまったので

ラティルは、彼の顔だけを見て

移動しなければなりませんでした。

弟のアドバイスが真実なのか、

話をしないことへの

言い訳だったのかは

最後まで分かりませんでした。

 

そして、

カリセンの国境を越えると、

ラティルは、

なぜ、ラナムンが付いてきたのか。

気になることは何なのかと

尋ねました。

自分には、色々な理由があるけれど

ラナムンは旅行が好きそうではなく

あえて、付いて来る理由が

分からなかったからでした。

自分のせいかと

考えない訳ではありませんでしたが

ラナムンが時々、窓の外を見て

深刻な表情をするので、

必ずしも、そのような理由だけでは

ないような気がしました。

 

ラナムンは本から顔を上げると、

クラインのことが心配だと

答えました。

ラティルは、それは嘘だと言って、

本当にクラインのことを

心配しているのか。

それだけの理由で

カリセンまで付いてきたのかと

尋ねました。

ラナムンは、

本当に心配していると答えました。

ラティルは、

他に用事があるのではないかと

尋ねましたが、

ラナムンは、「ない」と答えました。

すると、ラティルは

カリセンへ着いたら、

ラナムンとクラインを

同じ部屋にするので、

ずっとくっ付いて

話をするかと尋ねると、

ラナムンは、

実は全然心配ではないと答えて

再び視線を本に下げました。

ラティルはその様子を見て

静かに笑いました。

ラナムンも、ほんのわずかに

口元を上げて笑いました。

◇知り合い?◇

もうすぐ、首都に到着すると

外から声が聞こえました。

ラティルは、扉を叩いて、

分かったと合図をしました。

今は、向かい側に

ラナムンがいないので

足を伸ばしました。

その状態でうっかり眠ってしまい、

目を覚ますと、

向かい側にラナムンが座っていました。

ラティルは足を下ろしながら、

窓の外を見ると、

いつの間にか外は暗くなっていました。

 

ラティルは、

もっと寝れば良かったと、

欠伸をしながらラナムンを見ると、

彼は本を読まずに、

ラティルを見ていました。

彼女はにっこり笑って

どうしたのかと尋ねました。

 

ラナムンは、

自分は感情の起伏が少ない。

けれども、ラティルは

いつもより感情の起伏が激しいと

淡々と話しました。

 

どうして、ラナムンが

こんな話をするのか、

ラティルは、

呆れて眉を吊り上げました。

しかし、彼はかなり真剣で

今のラティルの状態を

不思議に思っているようなので、

それがラティルには不思議でした。

 

普段のラナムンと今のラナムンに

違いはなさそうだけれど、

一体、何を不思議がっているのか。

今の自分の感情の起伏が激しいなら、

いつもの自分は人形レベルだと

ラティルは思いました。

 

馬車が完全に止まると、

ラティルは考えるのを止めました。

サーナット卿が出した手を取り、

馬車から降りると、

ラティルを直接迎えるために

ヒュアツィンテが侍従数人を連れて

来ていました。

 

ラティルは、以前来た時よりも

彼に接するのが

楽になったことに気付き、

驚きました。

 

結婚式に来た時は、

死にそうな気持ちになっていたし、

その次に来た時は、

彼を見る度に熱が出そうでした。

それでも、

時間がたくさん経ったおかげか。

いつどこで爆発するか分からない、

狂った奴とよく会っているせいか、

それとも、吸血鬼や黒魔術師や

人魚が出てきたせいか、

ヒュアツィンテを見ても

腹が立ちませんでした。

ラティルはにっこり笑いながら

ヒュアツィンテの方へ

歩いて行きました。

そして、明るく、

長年の友人のように、

 

ヒュアツィンテ皇帝元気ですか?

 

と尋ねました。

彼は、ラティルを見ながら

「お久しぶりです。」と答えて

微笑みましたが、

何をしたせいで、

弟は戻って来るや否や

酒飲みにになったのかと

小声で付け加えました。

 

ラティルは、

何かを飲み間違えたことによる

副作用だと答えました。

そして、

その言葉に戸惑っている

ヒュアツィンテに、ラティルは

クラインの口の中を確認すれば

自分の倉庫の鍵がある。

だから、叱るように。

自分が食べさせたのではなく、

クラインが持って逃げた。

自分は本当に忍耐して、

我慢してきたと言いました。

 

本当は別の理由で来たのだけれど、

ラティルは、そのように言うと、

ヒュアツィンテは、

 

あのトラブルメーカーが。

 

と低い声で呟きました。

 

その後、

ヒュアツィンテの案内を受けて

城内に入ろうとした時、

右斜め方向にある暗い廊下に

突然、光が入りました。

アイニ皇后が侍女たちを連れて

ゆっくりと歩いていました。

 

アイニ皇后を見るのが、

少し微妙だったラティルは、

上辺だけの笑みを浮かべました。

ところが、アイニ皇后が

ラティルに近づく前に、

彼女の隣にいたラナムンが

「え?」と変な声を出しました。

 

彼女のことを知っているのかと思い

ラティルはラナムンを見ると、

彼は、顔をしかめて

アイニを見つめていました。

ラティルは、

ラナムンとアイニの顔を

交互に見ながら、

どうしたのかと尋ねました。

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ラティルは、

アイニが公の場で、

偉そうに対抗者の剣を抜いた後に、

自分も抜いて見せて、

周りをあっと言わせ、

彼女は対抗者ではないと

断言することを

楽しみにしていることと、

自分では

意識していないかもしれませんが

心のどこかに、

ヒュアツィンテに会うことへの不安が

あったために、

いつもより感情の起伏が

激しかったのではないかと思います。

それに気づいたラナムンは

観察眼が鋭いと思います。

 

ラナムンは、お世辞で

ラティルと

一緒にいたいと言ったのではなく、

本心からだと思うのですが、

それを、お世辞にしてしまうのは

ひどいと思います。

何も話さなくても、

近くで

本を読んでいるだけでいいという

感情が、

ラティルに理解できないのが

残念です。

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