自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 343話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ レアンとの縁談の目的

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343話 ラティルをそっとベッドに寝かせた後、ラナムンは何と言ったのでしょうか?

◇本当に生まれたら◇

ラナムンは、

これからはずっと

一緒に寝なければならないと

言いました。

 

ベッドに横になったラティルは

ラナムンを見上げながら、

どうしてそんなことになるのか、

それは違うと思うと言い返しましたが

ラナムンは、

母親が自分を妊娠していた時、

父親は仕事をする時と

母親が友達と付き合う時以外は

母親のそばから

5歩以上離れないようにしていた。

自分はそれを見て学んだと

返事をしました。

 

ラティルは、

まだラナムンは生まれていないのに

何を見て学んだのかと尋ねると、

ラナムンは、

お腹の中で、見て聞いていた。

ぼんやりと覚えていると答えました。

 

ラティルは、ラナムンのことを

詐欺師で嘘つきだと思い、

当惑しながら彼を見つめましたが

決まりが悪くなったので

身体を横に向けました。

すると、

いつの間にかラナムンが隣に横になり

互いに顔を

見合わせることになったので、

ラティルは、先程よりさらに

変な気分になりました。


ラナムンと愛を交わしに

来たわけではなく、

一緒に嘘をついてもらうために

来たのに、

なぜ、このような雰囲気になったのか。

しかし、頼みごとをするや否や

さっさと帰ってしまうのも

少し変だと思い、

ラティルは口を尖らせて

眉をしかめていると、

ラナムンは、もう少し

彼女の方に顔を近づけ、

いつかはこれが

本当になることもあるだろうか。

そうなったら、

変な気分になると思うと言いました。

 

ラティルは、その言葉に同意し、

手を自分のお腹の上に乗せました。

そして、完璧ではなく驚異的な

ラナムンの顔をじっと見ながら、

もし自分たちの間に子供が生まれたら

ラナムンに似て欲しいと言うと

彼は同意しました。

 

まさか本当に同意するとは

思わなかったラティルは

呆れた顔で彼を見ていると、

ラナムンは少し目を歪ませて

冗談だと言いました。

侍従長も望まない◇

2週間後に妊娠を発表すれば、

宮殿全体が騒々しくなるだろうけれど

安定期に入るまでは

秘密にしろと言うので、

国全体が、

騒ぐことにはならないだろうし

全国民が知って喜んだ2ヶ月後に

悲しむよりはましだと思いました。

 

ラティルは侍従長

ミロの使節団は

何をして過ごしているかと尋ねると

侍従長は、

ラティルが返事を後回しにしているので

良い返事をもらえると

期待しているようだと答えました。

 

ラティルが何気なく頷くと、

侍従長は彼女に、

もしかして、この縁談を

受け入れるのかと尋ねました。

ミロはレアンを支持しており

ラティルの側に付くわけではないので

侍従長は、

この縁談を断って欲しいようでした。

 

それなので、ラティルが

「そんなはずはない」と答えると

安堵してため息をつき、

もしかしたら、ラティルが

縁談を受け入れるのではないかと

心配していたと言いました。

それを聞いたラティルが

侍従長は、

レアンとザリポルシ姫との縁談を

望んでいないようだと

指摘すると、彼はそれを認めました。

 

ラティルは、

数年間はレアンを

自宅に閉じ込めておくし、

軟禁を解除しても、結婚相手は

自分の支持者一族の中から選ぶ。

そうすることで、

余計なことを考えたりしないか

ずっと監視できると言って

侍従長を安心させました。

◇婚約の本当の目的◇

縁談を申し込んだのに、

なかなか返事をもらえず、

ミロから来た使節たちは

少し焦りながらも、

希望を膨らませながら

客用宮殿で数日間過ごしました。

時々、月楼の使節たちに会う以外は

何もせずに過ごしました。

 

そんなある日、ついに侍従長が訪れ

理由さえ言わずに

縁談を断るというラティルの言葉を

伝えたので、使節たちは

少し気分を害しました。

 

レアン皇子は先皇后の息子で

継承順位の高い大国の皇子だけれど

密かに広まっている噂によれば、

先皇后と共に、

良くないことに巻き込まれて

皇帝から嫌われている。

 

ザリポルシ姫は、タリウムほどの

強大国出身ではないものの、

王家の嫡流の王女であり、

聖騎士団を率いる団長でした。

理由も言わずに、

身分と能力のある姫との縁談を

拒絶されたことに

使節団は不愉快になりました。

 

使節団は侍従長

縁談を断る理由を尋ねると、彼は、

レアン皇子は悪事を働いたために

皇帝の怒りを買い、

自宅に軟禁されている。

もっと大きな罰を

下してもいいところを、

皇帝の唯一の同母兄である上、

父親の喪に服して間もないため

心が弱っていて、

大罰を下すことができなかった。

ミロの大事な姫を

一緒に軟禁することはできないので

結婚させることはできないと

答えました。

 

一種の警告に、使節団の代表は、

内心、鼻で笑いましたが、

皇帝の配慮に感謝すると、

表面上は丁寧に答えました。

 

その対話を、

一歩後ろで見守っていた

ザリポルシ姫の

侍女兼聖騎士団の部下は、

自分の部屋に戻るとすぐに、

婚約者の身分でここに来るのは

難しそうだと、

姫宛ての手紙を書きました。

 

12の聖騎士団団長が集まった

会議の後、

姫は皇帝の周辺に

吸血鬼たちがいるか確認するために

皇帝の親戚になろうとしましたが

その方法は残念だがら

通じないようでした。

◇頭の痛い問題◇

ミロの使節団が帰った後も

ラティルはかなり面倒で

頭の痛い問題に悩まされました。

 

1年以上にも渡り、

多くの側室を抱きながら、

未だに後継者がいない皇帝。

皇帝に後継者がいない場合は、

養子や養女を

迎えなければならないのに

レアン皇子は未婚。

いくら安定的に国を統治する君主も

子孫がいなければ、

将来の火種を抱えているようなもの。

一旦、嫡流の後継者がいなくなると

内紛が起こるもの。

 

そのため、

ラティルに妊娠の気配がないことを

指摘できない大臣たちは、代わりに

皇家の安定のために、

結婚する日を延ばしてでも

レアンの婚約相手を

決めておくべきだとか、

時間が経てば、

レアンと結婚できる身分の令嬢たちが

皆結婚してしまうとか、

レアンは軟禁状態のまま結婚させ

相手は近くの別邸で過ごさせればいいと

レアンの結婚相手について

言及しました。

ミロの使節団のせいで、

戴冠式後に抑え込んでいた

後継者問題が再浮上したため、

ラティルは、偽の妊娠を発表する日が

早く来ることを望んでいました。

◇芝居の当日◇

時々、髪を濡らしたまま現れる

メラディムに、

いつ誓約式をするのか急かされ、

レアンの結婚問題について

大臣たちに

急かされる日々を過ごしているうちに

ついに、ラティルが

偽の妊娠発表をする予定の日が

近づいて来ました。

 

ラティルは、会議中に

少し頭がくらくらすると言い訳をして

会議をいつもより30分早く終えました。

普段は、そのようなことがないので

大臣たちは驚いて、

ラティルを心配しましたが、

彼女は大丈夫だと手を振り、

宮医を呼ぶように指示しながら

唾を吐きました。

 

それを聞いた侍従長は、

本当にラティルの体調が

悪いようだと思い、

急いで宮医を呼びに行かせました。

 

ラティルは寝室に横たわり、

宮医が来るのを待ちました。

しばらくして宮医が入ってくると、

ラティルのベッドの周りに

立っていた人たちは

全員、部屋を出て行きました。

宮医は診療バッグをテーブルに置き、

ラティルをちらりと見ました。

彼女は黙って頷きました。

◇狂喜◇

応接室で、

サーナット卿はイライラしながら

ソファーの後ろを

行ったり来たりしていました。

他にも、

ラティルが宮医を呼んだと聞いて、

侍従長、乳母、侍女たち、

先皇后、アトラクシー公爵や、

ロルド宰相が集まっていました。

彼らは、互いに顔色を伺いながら

黙ったまま、

固く閉ざされた部屋だけを眺めていました。

乳母は先皇后が

レアンの肩を持ったことで、

しこりがまだ解けていないため、

彼女に優しく話しかけられず、

先皇后は、

娘が病気だというのに、

他の人と話をしながら、

診療を待つ気分になれませんでした。

 

侍従長は、

ロルド宰相の顔色を窺っていたので

アトラクシー公爵と

思う存分、話ができませんでした。

 

その時、扉の内側から音がしたので

座っていた人々は皆立ち上がりました。

やがて扉が開き、

意外にも表情が明るい

宮医が出て来たので、

人々は疑問に思って彼女を見ました。

 

先皇后がラティルの具合を尋ねると、

宮医は丁寧に挨拶をして

にっこり笑うと、

皇帝が妊娠したと告げました。

 

突然の言葉に、

集まった人々は戸惑い過ぎて、

反応することができませんでした。

先皇后も、

しばらくぼんやりと瞬きしていましたが

すぐに大きく目を見開きました。

 

宮医は、2週間熱心に練習した

笑顔を作り、嬉しそうに、

まだ初期なので、

絶対安静にするように告げました。

先皇后は嬉しいやら驚くやらで、

宮医が閉じない部屋の扉を眺めました。

 

ここ数週間、ラティルが

大臣たちにどれだけ苦しめられたか

知っている侍従長は、

誰が子供の父親なのかは

分からなくても、

ひとまずこの知らせに

とても喜んでいました。

 

ラティルは、今眠っているのかと

先皇后が尋ねると、

宮医は首を振りました。

そして、彼女が何か言う前に

ラティルが、

部屋の中に入って来てもいいと

許可をしたので、

応接室にいた人たちは皆、

皇帝の寝室に入りました。

今のところ、

アトラクシー公爵とロルド宰相も

嬉しそうでした。


宮医は人々の明るい表情を見て

首を横に振りながら

出ようとしましたが、

暗い表情でぽつんと立って

部屋の中に入ることもできない

騎士団長のサーナット卿を

発見しました。

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これだけ周囲の人々を喜ばせておいて

後に、流産したと告げれば、

どれだけ、人々が失望するか

ラティルが

少しでも考えることができたら、

このような嘘をつくことに

躊躇いを感じたかもしれません。

それでも、ラティルは

実行したかもしれませんが・・・

 

レアンとザリポルシ姫との縁談話の陰に

ラティルの周りに吸血鬼がいるかどうか

確かめる意図があったことには

驚きました。

王女にしかできない手を使った

ザリポルシ姫は、

なかなかの策略家だと思います。

今後、ザリポルシ姫がどう出て来るのか

先が楽しみです。

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