自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 915話 外伝 24話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ 4番目の子供

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915話 外伝24話 ラティルはメラディムとの偽の未来を見終えました。

◇大げさ?◇

メラディムとの未来は

思ったより戦闘的でした。

しかし、数日間、彼との未来を

集中して見ているうちに

以前の失望感と残念な気持ちは

すっかり消えました。

 

ラティルはすっかり明るくなり

いつものように生活し始めました。

ちょうどグリフィンも帰って来て

アナッチャのニュースを

喜んで伝えてくれました。

 

グリフィンは、

人間一人、対抗者一人、

食餌鬼二人の間の雰囲気が

半端ではない。

どれほど騒がしくて

かましかったことか。

ロードも直接見たら面白くて、

お菓子を食べながら見ると

話しました。

 

ラティルが、

喧嘩をしていたのかと尋ねると、

グリフィンは、

二人の食餌鬼の間に対抗者が入ると

その度に、雰囲気が

非常にムズムズすると答えました。

 

ラティルは、

仲が良いということなのかと

尋ねました。

グリフィンは、それを否定し

二人だけの時は、兄弟のように

仲が良いけれど、

その間に対抗者が入った瞬間、

二人とも、互いに相手が

透明人間になったように振舞う。

どれだけ、必死に

互いに知らないふりをしているのか

見ていたグリフィンが

恥ずかしいほどだったと答えました。

 

一緒に話を聞いていた

サーナットは軽く笑うと、

トゥーラ皇子とアイニ皇后は

互いに関心があるようだと

指摘しました。

ラティルは、

ヘウンの立場が難しくなったと

呟くと、

頭だけになった彼を思い出して

舌打ちしました。

 

トゥーラとアイニが

互いに苦難を共に乗り越えながら

親密になっている間、

ヘウンは頭だけになっていました。

彼も、やはり頭だけの時は、

トゥーラとアイニが親密になることを

諦めの気持ちで

受け入れていたのだろうと思いました。

 

ラティルは目を輝かせながら

アナッチャのことを尋ねました。

グリフィンは、

対抗者と頻繁に喧嘩をしている。

一番最後に見た時もすごかったと

言って、詳細を語り始めました。

 

アナッチャ様は、 トゥーラのことを

一体何歳だと思っているのか。

7歳? 8歳?

有力な皇帝候補だったほど、

頭の良い成人男子を

懐に抱いている子供扱いするなんて

本当に変だ。

自分はトゥーラと

恋愛していないけれど、

たとえ自分がトゥーラと

恋愛をしようがしまいが、

それは自分たち二人の間のことだ。

 

滑稽だ。

父親の意思で、この男と婚約し、

あの男と結婚し、

強大国に喧嘩を売っていた人は

誰なのか。

アイニ様が父親の意思に従うのは

コミュニケーションで、

自分が息子と話をするのは

子供扱いなのか。

 

自分は父親の思い通りに行動するのが

間違っていることに気づき、

そこから抜け出した。

アナッチャ様も、 トゥーラを

手放すべきではないか。

 

それは違う。

アイニ様は、父親が死んだから

これ以上

振り回されなくなっただけだ。

 

今のその発言はすごく無礼だ。

 

やはりアイニ様は明敏だ。

自分の意図が

伝わらないのではないかと

心配した。

 

グリフィンが興奮して

騒ぎ立てているのを

聞いたラティルは、

もしかして、

大げさに話しているのではないかと

疑いました。

 

グリフィンは翼で口を覆い、

クスクス笑いながら

真実を明かさずに出て行きました。

ラティルは

首を軽く横に振りましたが

彼女の口角も上がっていました。

サーナットはこれを確認し、

ラティルの口角の位置を

そっと調整しました。

◇平和◇

生活が本来の速度を取り戻すと、

時間は早く流れ始めました。

ラティルは国のことを見ながら

怪物にも

気を配らなければならなかったし

聖騎士たちの抜き打ちの訪問にも

うまく対応しなければ

なりませんでした。

 

幸い神殿側と

良い関係を保っていたので、

聖騎士たちが

随時訪ねてくることは

別に問題になりませんでした。

 

たとえラティルがロードとして

何か人類に悪い影響を

及ぼすのではないかと

疑って訪ねてきた聖騎士たちも

大神官や百花が彼らを迎えると、

すぐに疑いを解き、

雰囲気が良くなりました。

 

側室たちの喧嘩については

もはやラティルは気にせず

見過ごすようになりました。

互いに激しく噛みついて戦っても

命を狙うレベルまでは

いかないということを

知っているからでした。

 

子供たちのことにも満足していました。

プレラとクレリスは

1歳しか違わないためか、

時間が経つにつれて

さらに仲良くなりました。

2人の子供は、互いに

最も仲の良い姉妹であり、

友人であり、起きている時は

いつも一緒に遊んでいました。

 

ラナムンとサーナットは

お世辞にも、仲が良いとは

言えませんでしたが、子供たちは

それを気にしていないようでした。

 

遊ぶ時に

皇子を入れないようにしたため、

時々サーナットとラナムン、

カルレインの間に

ピンとした神経戦が

繰り広げられましたが、

これもやはり、

ひどいほどではありませんでした。

 

そのように、

偽の未来を見せる怪物だけが

焦っている平和は

あっという間に過ぎ去り、

ついにラティルは

4人目の子供を妊娠しました。

◇眠かったから◇

ラティルが4人目の子供を

妊娠したと確信した時、

周りには誰もいませんでした。

 

ラティルは、人一倍、

丈夫な身体を持っていましたが、

皇帝の体なので、やむを得ず、

定期的に宮医から

健康診断を受けていました。

この時、ラティルは

あえて人々を退けていました。

 

その日も、ラティルは

いつものように宮医と

二人きりでした。

宮医は皇帝を診察した後、

いつも健康だ。

皇帝が、このように健康だと

タリウム国民として嬉しい限りだと

言った後、

しばらく妙な表情を浮かべました。

 

ラティルは、

すでに自分の体調について

思い当たるところがあったので

意地悪そうに笑いながら

 

他の人は?

 

と、尋ねました。

宮医はラティルの意図に気づくと

口を大きく開けて笑いながら

子供も元気だ。

今は自分より先に

皇帝が気づいてしまうと

冗談を言いました。

 

ラティルは、

最近半月ほど、睡眠量が

急に増えたことを思い出しながら 

子供ができるとすごく眠いと

説明しました。

 

宮医は静かに診療道具を

片付けながら、

ラティルをチラチラ見ました。

聞きたいことがある様子でした。

しかし、皇帝は

自分のお腹を撫でるだけで、

特別な話をしないので、

宮医は、結局我慢できなくなり

もしかして、赤ちゃんの父親が

誰なのか知っているのかと

尋ねました。

ラティルは意味深長に笑って

頷きました。

◇後継者問題◇

いつもの会議の時間。

さまざまな案件を

討論した大臣たちは、

会議が終わる時間になると、

各自持っていた書類を整理しながら

会議場を出る準備をしていました。

 

ところが、

会議が終わりそうな雰囲気の中、

ラティルは、

自分が皇太女になった時、

そして皇位に就いたばかりの頃、

後継者としての教育期間が

短いことについて、色々言われて

かなり頭が痛かったと

意外な話を切り出しました。

 

大臣たちは動きを止め、

不安そうに皇帝を見ました。

特に、その時代に

皇帝を支持しなかった人たちは、

心臓が締め付けられるような

気分でした。

 

レアン皇子が塔に閉じ込められ、

先皇后も宮殿を去って以来、

皇帝は少し寛大に

大臣たちを扱ってくれました。

ところが、どうして今頃、

昔のことを持ち出すのだろうか。

 

何人かの大臣は、

皇帝の本音を把握しようとして

侍従長をチラッと見ました。

しかし、侍従長

戸惑った表情をしていました。

 

アトラクシー公爵は

最初から皇帝を支持していたので

このようなことに、

少しも屈することは

ありませんでした。

 

彼は、皆が息を殺して

皇帝を見ているだけで、

彼女も何も言わないと、

皇帝は、誰よりも立派に

すべてのことを処理した。

他の時代よりも混沌とした時代なのに

タリウムが平和で豊かなのは

すべて皇帝のおかげだと、

皇帝の顔色を窺いながら、

先に口を開きました。

 

それに負けじとロルド宰相も、

すべて皇帝のおかげだ。

怪物の数が増えて

他の国は、この上なく

混沌としているのに、

タリウムだけは

怪物と相対する兵力も多いと、

すぐにお世辞を言いましたが、

避難所のシステムも、

とても、よくできているという発言は

タッシールを意識したため、

反射的に言葉数が少なくなりました。

避難所システムを作った

最大の功労者が

タッシールであることを

ふと思い出したからでした。

 

その後も何人かの大臣が

お世辞を言い、皇帝は頷きながら、

その称賛に一つ一つ同意しました。

 

しかし、大臣たちの大半は、

なぜ皇帝が、

後継者だった時代のことを

取り上げたのか、

依然として分かりませんでした。

 

そうしているうちに、

ある瞬間、勘の良い大臣たちは

皇帝が何を望んで

このような話を切り出したのか、

不意に気づきました。

 

アトラクシー公爵は

これに気づくや否や、慎重な表情で

皇帝は悪い状況を

すべて乗り切ったけれども、

あのような苦難を

経験しなくて済むならば、

それが一番良いだろう。

後継者教育を早く始めれば、

次の後継者は、もう少し楽に

過ごすことができるだろうと

皇帝が望む言葉を切り出しました。

 

依然として、

皇帝の意図に気づかなかった人々も

アトラクシー公爵の話を聞くと

皇帝が、後継者を

決めようとしていることを察し、

目を見開きました。

 

しかし、大臣たちは当惑しました。

皇帝は、まだ若くて健康な上、

皇配であるタッシールとの間には

子供がいませんでした。

側室たちが育てている3人の子供は

皆、幼いので、彼らは皇帝が

皇配を最大限遅く決めたように、

後継者も最大限遅く決めると

考えていました。

ところが、こんなに不意に

後継者の話を持ち出したことに

慌てました。

しかし、その気持ちが収まった後は、

皆の頭が忙しく働き始めました。

 

子供は全部で3人。

長女は長女である上、

アトラクシー公爵家の血筋。

2番目の皇女の支持勢力は

アトラクシー公爵家より弱いけれど

皇帝がプレラ皇女を嫌い、

2番目の皇女の方を

より可愛がっているという

噂が広まったほど

皇帝が寵愛している。

3番目の皇子は、

順番からいえば3番目だけれど、

最も皇帝によく似ている上、

やはりアトラクシー公爵家の血筋。

 

2/3の確率で

自分は次の皇帝の祖父になる。

アトラクシー公爵は

自然に口元がニヤニヤしてしまうので

これを隠すために

訳もなく咳をするふりをして

頭を下げました。

一方、ロルド宰相は沈鬱な気分で

アトラクシー公爵の後頭部を

睨みつけ、

皇帝が誰に目をつけていても

むやみに反対することに決めました。

 

侍従長は、

特に考えている人がいるのかと

慎重に尋ねました。

彼はアトラクシー公爵家

近いとはいえ、

後継者を決めることは

国の未来がかかっているだけに

慎重でなければならないと

考える方でした。

未来の皇帝を決めるには

子供たちは、まだ幼な過ぎました。

 

タッシールも侍従長

同じ考えでした、

しかし、子供がいない自分が

この問題に口を出すと

誤解を招きやすかったので、

口元に笑みを浮かべたまま

沈黙だけを守りました。

 

うん、いるよ。

 

とラティルが答えると、

大臣の1人は息を殺して、

皇女様か皇子様かと尋ねました。

大臣たちは全員、静かになりました。

ところが、

 

さあね。

 

と、皇帝の答えが変でした。

なぜ、ここで「さあね」という答えが

出るのか、

大臣たちは戸惑いました。

 

シャレー侯爵は、

まだ、誰か

考えている人はいないのかと

慎重に尋ねました。

 

しかし、ラティルは、

「いいえ」と、

再び理解できない返事をし、

意味深長に笑うと

生まれてみないと分からない。

まだ自分も分からないと答えました。

 

まさか!

大臣たちの目が

同時に大きくなりました。

 

陛下。もしかして・・・

 

アトラクシー公爵は

唇をピクピクさせ、

その後、言葉を詰まらせました。

 

皇帝が4人目の子供を妊娠した。

諦めていたロルド宰相の顔色が

明るくなりました。

ゲスターが子供の父親かも

しれないからでした。

しかし、ロルド宰相の

嬉しそうな表情は

あっという間に再び曇りました。

アトラクシー公爵の表情も

同様に曇りました。

 

一方、習慣的に

笑みを浮かべていたタッシールは、

目を大きく見開いて

皇帝を見つめました。

生まれてもいないのに、

皇帝が後継者として

挙げることができる赤ちゃん。

当然、皇配の赤ちゃんでした。

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アイニとアナッチャ、

トゥーラとヘウンの様子について

グリフィンは脚色しているかも

しれませんが、

彼らが喧嘩しようが仲良くしようが

ラティルや周りの人たちや国を

脅かすことはないので、

ラティルは、グリフィンの話を

面白がって聞いているだけで

良いと思います。

 

ラティルは、

自分が皇帝になることを反対し、

皇帝になった後も、

レアンを推していた人たちに、

いつか文句を言ってやろうと

思っていたのかもしれません。

けれども、政情が安定するまではと

ずっと我慢していましたが、

ようやく、その時が訪れ、その上、

タッシールの子供を妊娠したので

それと絡めて、巧みに大臣たちに

遅ればせながら、

文句を言ったのではないかと

思いました。

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