自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 73話 マンガ 67話 68話 69話 ソビエシュから贈られた青い鳥に、一度は好意を持つナビエ

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73話 エルギ公爵のところにマッケナがいるのを見つけたナビエでしたが・・・

 

◇なぜマッケナが?◇

マッケナがどうして裸なのか

西王国にいるはずの彼が

ハインリーの最側近で

護衛で秘書でもある彼が

なぜエルギ公爵の

ベッドに寝ているのか

ナビエはわかりませんでした。

それにどこかケガでもしたのか、

マッケナは、

ウンウンうなっていました。


どこかケガをしているのなら

声をかけた方が

良いかもしれないけれど

彼は何も着ていない。

 

スパイのように

窓の外に立っていたナビエは

とりあえずドアを叩くつもりで

窓際から離れようとしたら,

マッケナがナビエの方を見て.

目を丸くしていました。


マッケナは、

あわてて布団を抱え

そそくさとナビエの方へ

駆け寄り

なぜナビエがそこにいるのか

尋ねました。

ナビエは、

それは自分が聞きたいと言うと

マッケナは目を白黒させて、

口を開こうとしたところ

ドアが開き、

どうせ、また服を脱ぐのに

服を着ないといけないのかと、

エルギ公爵の声がしました。

彼は、窓際に立っている

マッケナとナビエを見て

立ち止まりました。

ちょっと驚いた顔をした後

口笛を吹くと

俗っぽく笑いながら

また見つかってしまったと

言いました。

 

マッケナは

泣きべそをかきながら

変な冗談は

やめるように言いました。

そして、

面白がっているエルギ公爵に

冗談が通じないような人へ

そんなことを言うなんてと

抗議するや否や、マッケナは

ナビエに謝ったので

冗談が通じないのは

自分のことなのかと

ナビエは悟りました。

 

ナビエは、忙しいのであれば、

後で来ると言いながら

外からカーテンを閉めるふりをして

自分は冗談が通じる人であることを

行動で示そうとすると

マッケナは真っ赤な顔をして

うめき声をあげながら、

やはり誤解されたと、

エルギ公爵に抗議しました。

 

自分も冗談を言ったのに

なぜ人々は、自分の冗談を

真剣に受け止めてしまうのか

理解できないと、

ナビエは思いました。

 

マッケナは、

ハインリの使いでやってきたが

ケガをしたので、ここにいると

ナビエに弁明しました。

けれども、

話し続けることができずに

お腹を抱えて、前屈みになりました

ナビエは驚いて中へ入り

マッケナの腰を支えました。

すると、布団に包まれて

よく見えなかった包帯が

目に入りました。

胸元から腰のあたりまで

包帯が巻かれて

そこは血で濡れていました。

 

エルギ公爵は

マッケナへ慌てて駆け寄り

おとなしくするように命令し

彼を引っ張り、

ベッドに寝かせました。

 

エルギ公爵は、

鳥の役目は鳥に任せるべきだと

ぶつぶつ言いながら、

持ってきた救急箱を開けて

マッケナの治療をしようとしましたが

その前に、

ナビエの方を振り返り、

また後で来て欲しいと言いました。

 

自分がいると邪魔になるのか

一見してマッケナの傷は

軽くないのに、

エルギ公爵一人で

治療できるのだろうか

ナビエは思いました。

マッケナが

ここにいることがわかったら

大騒ぎになるかもしれないけれど

傷をそのままにしておけないと思い

ナビエは医者を呼ぶことを

提案しましたが

マッケナは手を振って断りました。

外国の王の最側近が

他国の首都の宮殿の中にいる。

マッケナが断るのも当然でした。

 

何の目的でマッケナが来たのか

不審に思いながらも

ナビエは、

これ以上、ケガ人を問い詰めるのは

難しいと思いました。

 

ナビエは、エルギ公爵が、

まだハインリと友達かどうか

尋ねました。

そして、

ハインリと会うことがあれば

彼の青い鳥が死んだことを

伝えてくれるよう

エルギ公爵に頼みました。

そして、これからも鳥は

死ぬことになるだろうとも

言いました。

賢いハインリのことだから

ソビエシュが

どんな命令を下したか気づくだろうと

思いました。

 

鳥が丸焼きにされた話はむごいので

わざとしませんでした。

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◇手紙を届けられない◇

ナビエが帰った後、エルギ公爵は、

彼女が、

いかにも自分が

鳥を殺すといったような恐い表情で

最後の言葉を口にしていたと

マッケナに言ったので

彼は、そんなことはないと言って

否定しました。

 

そして

マッケナは、

手元にあるハインリからの手紙を

渡せなかったことを嘆いていました。

エルギ公爵は、その手紙の内容を

ナビエに伝えたら

自分が青い鳥だと

宣伝しているようなものだと

マッケナに忠告しました。

 

自分を見つけたら

すぐに殺せという計画があるのを

知ったマッケナは

これから手紙をくわえて

ナビエの部屋を行き来できなくなる、

これから、やり取りする必要のある

秘密の話を

どのようにナビエに伝えたらよいか

頭を悩ましました。

 

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◇青い鳥の謎◇

ナビエは部屋に戻ってからも

先ほど見た

エルギ公爵とマッケナの様子が

頭から離れませんでした。

マッケナがどうして

あそこにいたのか

ケガをしていたのか不思議でした。

 

ナビエは窓枠に挟まっていた

青い鳥の羽を見て

マッケナの青い髪を

思い出しました。

ハインリが送り出した鳥と

マッケナがケガをした。

これは偶然だろうか。

人間が鳥に変わるはずがないのに

タイミングが一緒なので

本当に気になりました。

 

翌日、ローラからエルギ公爵が

ケガをした鳥を抱いているのを

見た人がいると聞き、

ナビエは居ても立っても居られず

謁見が終わった後

宮廷魔法使いの元へ行き

動物に変身できる魔法があるか

どうか尋ねました。

 

彼は動物に変身できる魔法使いは

これまでいなかったが

鳥ー族という種族がいたことは

聞いていると答えました。

 

鳥ー族はすでに絶えてしまったと

魔法使いから聞いたけれども

もしかしたら、マッケナは

鳥一族なのではないか

マッケナは、ハインリが遣わした

青い鳥なのではと

ナビエは考えました。

 

マッケナと青い鳥が

同時にケガをしたのは

偶然だろうか?

そんなことを考えているうちに

ナビエは何度も

ペン先を折ってしまいました。

ナビエが倒れたことを知っている

役人たちは、

部屋で休んだ方がいいと

何度もナビエに勧めましたが

彼女は大丈夫だと答えました。

 

マッケナが鳥一族ならば

青い鳥は生きている。

ナビエは安心すると共に

自分は青い鳥の前で醜態をさらして

いなかっただろうかと

考えました。

 

青い鳥のお尻は叩かなかったし

抱きかかえてキスをしなかったし

青い鳥の前では着替えなかったし

そんなことをしたのは

クイーンの前だけ・・・

と考えているうちに、

クイーンは

ハインリの別の部下かもと

思い、ナビエはドキッとすると

再びペン先を折ってしまいました。

 

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元気がないのではなく

元気が良すぎるのではと、

役人の囁く声が聞こえたので

ナビエは

疲れていると言って

逃げるようにして、

自分の部屋へ戻りました。

◇青い鳥の贈り物◇

クイーンが鳥一族だと考えただけで

ナビエは全身から棘が突き出るような

思いがしました。

今度ハインリに会った時に

ナビエは聞いてみようと思いました。

 

西宮へ到着すると

ナビエの部屋の前に

ソビエシュの侍従が立っていました。

侍従が手にしている台車の上に

布で覆われた何かが乗っていました。

目をぎょろぎょろさせている

侍女たちに囲まれた侍従は

ナビエを見るや否や

嬉しそうに彼女を呼びました。

 

同じ侍従が贈り物のように

鳥の丸焼きを持ってきたので

ナビエは冷たく返事をしました。

侍従は、誇らしげに

ソビエシュからの贈り物と言って

布を引っ張ると

鳥かごに入った青い鳥が現れました。

 

今回は生きている鳥で

優雅できれいだけれど

鳥を贈ってよこしたのは

ソビエシュのイタズラとしか

ナビエには思えませんでした。

 

鳥を見る度に

あの鳥の丸焼きを

思い出せと言うのか。

ハインリの青い鳥が

実際に死んでいなくても

ソビエシュが鳥の丸焼きを送り

自分を傷つけようとしたことは

重要だとナビエは思いました。

 

鳥はナビエの部屋にとても合い

性格もおとなしそうで

利口そうでした。

けれども鳥を見ていると

前日の衝撃を思い出してしまうので

ナビエは鳥かごを返すように

イライザ伯爵夫人に命じました。

 

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◇青い鳥を横取りするラスタ

ソビエシュがラスタを

皇后にしてくれると言ってから

数日経っているのに

ソビエシュは

ナビエに離婚の話をしないので

ラスタはイライラしていました。

そして、その日の朝

ソビエシュが

ナビエに贈る

青い鳥を準備していたので

不安感が大きくなりました。

 

貴族たちが飼っている

エレガントで上品な青い鳥を

自分も欲しいと、考えた途端

よりによって、ソビエシュが

ナビエに青い鳥を贈ったので

ラスタは癇癪を起していました。

 

ところが、扉のあたりを

うろうろしていると

廊下から

何か引きずる音がしたので

見てみると

侍従が鳥カゴを引きずっていました。

 

ソビエシュがナビエに贈った鳥を

送り返したという話を聞いて

ラスタはデリスに

鳥を返させると言って

男から鳥を受け取りました。

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◇コシャールの運命◇

その時刻、コシャールは

心配しながら

道を歩いていました。

 

東大帝国に戻れなければ

トロビー家の跡継ぎになれないことと

自分の名声が失墜したことに

不安を感じていませんでした。

 

パルアン侯爵とナビエが送ってくれた

お金と宝石がたくさんあるので

寝食には困らないけれど

どうすれば

ソビエシュとラスタに

復讐できるだろうか、

どうすれば、ナビエを

安らかな皇后の生活に

戻してあげられるか

悩んでいました。

 

すると、後ろから誰かが

コシャールの名前を呼びました。

ひげがもじゃもじゃで

強盗のような身なりなので

コシャールは山賊かと思いましたが

彼は、

コシャールを迎えに行くように

ハインリに命じられた

西王国の人間だと名乗りました。

 

コシャールがいるのは

北王国の国境地帯なのに

なぜ、西王国の人間がと

訝しく思っていると

男は、

コシャールの妹のことで話があるから

王に彼を連れて来るように言われたと

話しました。

 

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ソビエシュは

ナビエ様を慰めようとして

青い鳥を贈ったのだと思いますが

逆効果になってしまいました。

前の日に、

鳥の丸焼きを送るという

残酷な仕打ちをしながら、

今さら、誠意を見せようとしても

無理というもの。

ラスタが来て以来

ソビエシュにひどい目に

会わされてばかりいたので

ソビエシュが信じられなくても

当然かなと思います。

 

コシャールは

直接、ソビエシュとラスタに

復讐をしていませんが

ソビエシュがコシャールを

追放したことにより

彼を避けていた常時泉が移動して

ベルディ子爵夫人と

ソビエシュの娘の乗った馬車を

襲うこととなりました。

 

自分の娘を守るために

コシャールを追放したのに

それが娘を失うことになるなんて

皮肉だと思います。

 

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