自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 15話 ネタバレ 原作 あらすじ マンガ 9、10話 ダルトン氏が見抜いたこと

15話 ダルトン氏は運命の女性を見つけたのでしょうか?

ペンドルトン嬢はしばらく考えながら、

ダルトン氏と並んで歩いていた時、

後ろから自分を呼ぶ声が聞こえました。

ペンドルトン嬢とダルトン氏が

後ろを振り向くと、ロットン・ロウに

何やら煌めく華やかな四輪馬車が

停まっているのが見えました。

 

間もなく馬車のドアが開き、

ドーラ・ランス嬢が、

ゆっくりと馬車から降りて来ました。

ランス嬢の装いは、まばゆいほどで

見事な外出用の帽子に付いたレースが

ピンク色に染まった愛らしい顔の上に

微かな影を落としていました。

そして、縞模様のドレスは、

彼女のほっそりした体のラインを

完璧に生かしていました。

 

今日のランスさんは特に美しい。

まるでボッティチェリが描いた

ビーナスみたいだと、

ペンドルトン嬢は、心の中で

ランス嬢に賛辞を送りました。

 

ランス嬢は、2人の所へ歩いて来ると

膝を少し曲げて挨拶しました。

ペンドルトン嬢とダルトン氏は、

それぞれ自分に合った挨拶の方法で

礼を尽くしました。

 

ランス嬢は、

とても天気が良いですよね。

2人とも、この天気に誘われて

出て来たのですよねと、

どういうわけか、

いつもより興奮した様子で尋ねました。

2人は適当に相槌を打ちました。


ランス嬢は、

自分もそうだ。 こんな日は、到底、

家でピアノなんて弾いていられない。

一緒に散歩をしないかと誘いました。

 

ペンドルトン嬢は、

「いくらでもどうぞ」と、

快く彼女を合流させました。

 

3人は並んで遊歩道を歩きました。

ダルトン氏とペンドルトン嬢の間に

ドーラ・ランス嬢が挟まれていて

ランス嬢は自然に

ダルトン氏と腕を組みました。

 

ランス嬢は、

とてもいい天気だ。

ちょうど、

社交シーズンのピーク直前なので

人も適度に少ないと言いました。

ダルトン氏は、

「ああ、そうですか」と

返事をしました。

 

ランス嬢は、

もうすぐ社交シーズンのピークになる。

まだ休養地や田舎の領地にいる友達も

1ヶ月以内に、全員ロンドンに来る。

その友達と、舞踏会、お茶会、

ピクニックなど、あれこれ計画した。

本当に楽しいと思う。

ダルトン氏が、今シーズン中ずっと

ロンドンにいるなら、自分たちと一緒に

ピクニックへ行かないか。

行った先で舟遊びをして、

美味しいものをたくさん持って行って

食べるのだけれど、どうだろうかと

尋ねました。

ダルトン氏は「そうですね」と

返事をしました。

 

彼にずっと視線を注いでいたランス嬢は

ペンドルトン嬢の方へ顔を向けると、

ペンドルトン嬢も来ますよねと

尋ねました。

彼女は、

招待さえしてくれれば喜んで参加すると

答えました。

 

ランス嬢は、

この夏は、ペンドルトン嬢も、

水泳をして、舟遊びをして、

クッキーもいっぱい食べて、

自分たちと思い切り遊ぼう。

おそらく、他の紳士たちも、

大勢参加すると思うと言いました。

ペンドルトン嬢は静かに微笑みました。


ランス嬢は、

ダルトン氏も行きますか?

行きますよね?」と催促すると、

ダルトン氏は頷き、

「そうですね。行きましょう」と

返事をしました。

 

ランス嬢は手を叩いて喜びました。

その後、ランス嬢は、ずっと

この夏の計画について

ペチャクチャ喋っていました。

彼女の言葉のほとんどは

ダルトン氏に向けられたものでした。

 

最初、ダルトン氏は

少し当惑した様子でしたが、

すぐに彼女の話を落ち着いて聞き、

礼儀正しく応じました。

そのおかげで、ペンドルトン嬢は、

彼らを観察する機会を

得ることができました。

 

ランス嬢はいつもより、

ずっと熱烈で興奮していました。

ペンドルトン嬢にとっては、

不思議なことでした。

 

ランス嬢は、

ベスを通じて紹介された淑女で

ベスが結婚する前、伯爵家のお茶会で、

時々、お茶を飲んでいた間柄でした。

また、舞踏会で、誤って破ってしまった

ドレスの裾を直してやったり

手袋を貸してやったりといった

些細な親切を分かち合い、

深くはないけれど、

他人よりは味方のような友情を

築いた仲でもありました。

 

そのような親交から、

ある程度ランス嬢を知っていたので、

ペンドルトン嬢は、

今のランス嬢の態度を、

さらに変に思いました。

 

ランス嬢は社交界にデビューするや否や

社交界でスターのように扱われました。

彼女のすべての言葉、すべての行動に

賛辞が伴いました。

男性はもちろん、

女性でさえ彼女のファンでした。

 

彼女は美しくて賢く、

優雅で才能に溢れていました。

そして、その事実を、

彼女自身も、よく知っていました。

だから、他人の関心にも、

どこかツンとしたところがあり、

自尊心も、ほとんど傲慢に見えるほど

強かったです。

要するに、

自分に無関心な紳士にまとわりつくほど

男性に困っている淑女ではないという

意味でした。

 

しかし、

なぜ、そうではないのだろうか。

今のこの行動は何なのだろうか。

ダルトン氏とランス嬢の間で、

どんな感情の交流があったのだろうか。

 

舞踏会で初めて会った後、

晩餐を共にしたことは知っていました。

その2度の出会いで、

恋人同然の関係になるほど、

心を通わせたのだろうか。

それとも、その後、

何か別の出会いがあったのだろうか。

そうでなければ、

天下のドーラ・ランス嬢が、

自分に関心もない男性に、

すがるようにして、身の程知らずに

ペチャクチャ喋るなんて、

話になりませんでした。 

 

ペンドルトン嬢は不思議な気持ちで

ダルトン氏を見つめました。

彼は、

自分にしがみついているランス嬢に

落ち着いて対応していました。

誰が見ても、堂々としていて

気品のある姿でした。

遠くから見れば、

可愛い恋人の行動を受け入れている

素敵な恋人の姿に見えるだろうと

思いました。

 

しかし、ペンドルトン嬢は、

この半月の間、

ダルトン氏を観察しましたが、

彼がランス嬢と恋に落ちたという結論を

下すことができませんでした。

 

彼は、幼い甥たちが

どれほど問題を起こすのか、

ぶつぶつ文句を言いましたが、

甥の話をする度に、彼の眼差しには

優しさが込められていました。

しかし、今、ランス嬢を見つめる

ダルトン氏の瞳には、

そのような気配もありませんでした。

 

しばらくして、ランス嬢は、

母親から、早く帰って来るように

言われていたことを思い出し、

急いで、後から付いて来た

自分の馬車に乗り込みました。

彼女は名残り惜しそうに、

2人にピクニックへの参加を

改めて約束させると、

さっと家の方へ消えてしまいました。

ダルトン氏はフーと息を吐くと、

ペンドルトン嬢に

足が痛くないかと尋ねました。

散歩が長引いたため、ペンドルトン嬢は

そろそろ、ふくらはぎが

ズキズキして来たところでした。

 

ペンドルトン嬢は率直に返事をすると

彼は、すぐに

元来た道を戻ることにしました。

 

ペンドルトン嬢は、

ダルトン氏を見ました。

彼は片手をポケットに入れたまま、

ペンドルトン嬢の狭い歩幅に合わせて

ゆっくりと歩いていました。

まったく感情が読み取れない

表情をしていました。

 

ダルトン氏は、

ランス嬢は素敵な女性だと言って

2人の間に漂っていた

沈黙を破りました。

ペンドルトン嬢は、

ランス嬢は可愛らしいお嬢さんだ。

才気溢れていて賢いと返事をしました。

 

ダルトン氏は、

ランス嬢が、美貌と才知と知性まで

持ち合わせている完璧な淑女だ。

どんな紳士も、彼女を拒否するのは

難しいだろう。

この前、

一緒に踊れなかったのが残念だと

言いました。

彼の声に熱気はありませんでしたが

口調は真剣でした。

 

ペンドルトン嬢は、ランス嬢について

いくつかの誉め言葉を述べると

ダルトン氏は、

その言葉一つ一つに同意し、

自分が考える長所を付け加えました。

彼がこんなに誰かを熱心に褒めるのは

初めてでした。

 

ダルトン氏は、

ペンドルトン嬢の友人たちに

会ってみたけれど、

ペンドルトン嬢の人脈の中で、

劣っているのは

ウィリアム一人だけだと思うと

言いました。

ペンドルトン嬢は大笑いすると

フェアファクス氏は、

自分の人脈の中で一番大切な人だと

返事をしました。

 

ダルトン氏は、

一番大切なのかと尋ねました。

ペンドルトン嬢が「はい」と答えると

ダルトン氏は、

心から不思議そうに思っている声で

その理由を尋ねました。

ペンドルトン嬢は、

ロンドンのどんな紳士よりも

性格が絹のように柔らかだ。

自分はそのような心を尊重していると

答えました。

 

ダルトン氏は、

柔らか過ぎて、

優しすぎる性格でもある。

姪のオリビアがやって欲しいと頼んだら

うつ伏せになってヤギの真似までした。

他の甥っ子たちの行儀も、

先頭に立って台無しにしている。

奴がどうやって事業に成功したのか

理解できないと、

普段、自分の好きな人について話す時に

自然に出てくる皮肉な言い方で

話しました。

ペンドルトン嬢は笑いを堪えました。

 

ペンドルトン嬢は、

フェアファクス氏に

冷たくしないで欲しい。

ダルトン氏の花嫁候補を紹介してくれと

懇願した人だからと言いました。

ダルトン氏は、

それは有難いことだと返事をしました。

 

ペンドルトン嬢は、

ランス嬢とのピクニックが

楽しみではないか。

彼女に頼んで、フェアファクス氏も

招待してもらおう。

きっと舟遊びが好きだからと

提案しました。

 

ダルトン氏は、皮肉を言う機会を

決して逃さない紳士でした。

彼は、

良い考えだ。

移動する時はウィリアムを御者にして、

舟遊びをする時は船頭にしよう。

そのように使うのに、

ぴったりの奴だからと言いました。

ペンドルトン嬢は、

笑うべきかどうか迷った末、

ただ笑ってしまいました。

 

ペンドルトン家に向かう間ずっと、

ピクニックの話題が続きました。

それに伴い、

ランス嬢を話題にする機会が

多くなりました。

ダルトン氏はランス嬢への賛辞に対して

誠実に

ペンドルトン嬢と志を共にしました。

そして彼は自分の意見を通じて

塔を築くように称賛を加えました。

 

友人への賛辞を聞きながら、

ペンドルトン嬢は

気分が良くなりました。

彼女の好きなことの1つは、

友達に対する褒め言葉を

聞くことでした。

ダルトン氏が見抜いた通りでした。

 

ペンドルトン嬢の家の前に到着し、

茶を飲んで行くようにという

彼女の提案を、ダルトン氏は、

有難いけれど、

待っている手紙があるので

そろそろ帰らなければならないと

丁重に断りました。

 

ペンドルトン嬢は、

急ぎのことなら、早く帰らなければと

言いました。

ダルトン氏は帽子を脱いで、

軽く頭を下げた後、

背を向けて去ろうとしましたが、

すぐにペンドルトン嬢の方を振り向くと

ウィリアム・フェアファクスに

口説かれたことはあるかと尋ねました。

 

「えっ?」

ペンドルトン嬢は仰天しました。

しかし、ダルトン氏は

真剣に彼女の返事を待ちました。

 

ペンドルトン嬢は、

ハイド嬢とフェアファクス氏の話を

聞いていないのかと尋ねました。

ダルトン氏は、聞いたと答えました。

 

ペンドルトン嬢は、

ハイド嬢が自分の家で、

タイピングの練習をしていることも

覚えているかと尋ねました。

ダルトン氏は、「はい」と答えました。

ペンドルトン嬢は、

それなのに、

こんな質問をするなんて驚きだ。

そんなことがあったら、

どうして、自分がハイド嬢を、

いえ、こんな想像自体が不適切だ。

フェアファクス氏との友情を

台無しにしようとしているのかと

非難しました。

 

ペンドルトン嬢が

激昂した様子を見せると、

ダルトン氏は、むしろ

気分が良くなったように微笑み、

はっきりした態度だ。

それなら良かったと言いました。

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ダルトン氏は、

自分の感情が伴っていなくても、

美しいものは美しい。

賢いと思えば賢いと、

客観的に評価できる人であり、

関心のない人には、親切、丁寧に

接する人なのだと思います。

 

だから、ダルトン氏は、

ペンドルトン嬢を喜ばせるために

いくらでも客観的に見た

ランス嬢の良いところを

褒めることができたし

ランス嬢に丁重に接したのだと

思います。

ダルトン氏が好意を持っている人には

皮肉なことを言うという

天邪鬼な性格を

ペンドルトン嬢は理解しているけれど

ランス嬢のような人は、

ダルトン氏が親切にしてくれたことで

彼が自分に恋していると

思い込んでしまいそうです。

マンガの9話では、

ペンドルトン嬢とダルトン氏が、

ランス嬢と短い時間、

立ち話をした様子が描かれていましたが

原作のこのシーンは、

ペンドルトン嬢とダルトン氏の間に

ランス嬢が割り込み、彼と腕まで組んで

しばらく散歩をしていました。

ダルトン氏が腕を差し出さなかったのに

自分から腕を組むなんて、

何としてでも、彼と結婚しようという

ランス嬢の意気込みが感じられました。