自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 28話 マンガ 24話 ナビエには平凡な恋人が良い

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28話、別宮へやって来たナビエとソビエシュですが・・・

 ◇気持ちが悪い◇

箱の中に入っていた

イヤリングを見ていたナビエは

耳元に、

優しくソビエシュの唇が触れたので

驚いて頭を上げました。

 

ナビエは髪の毛を上げていた

手を下ろし

オルゴールの蓋をして

ソビエシュの方を振り向くと

彼はナビエの唇に

軽くキスをしました。

 

けれども、ナビエは

それに応じる代わりに

唇をギュっと閉じ

箱を両手で握ったまま

後ろに下がりました。

 

ソビエシュは、

少し驚いた様子でしたが

ぎこちなく笑うと、慎重に

ナビエに手を差し出しました。

ナビエはソビエシュの指を

見つめながら首を振りました。

ソビエシュはナビエを

じっと見つめながら

彼女を呼びましたが

ナビエは、再び首を振りました。

 

なせ、ソビエシュが

突然キスをしようとしたのか

わからないけれども

ラスタと1か月以上過ごし、

彼女とキスをした唇で

自分にキスをしようとするのが

気持ち悪く思え、

今は彼と

キスをしたくありませんでした。

 

ソビエシュはじっと立ったまま

先ほど座っていた肘掛け椅子を眺め

ナビエは

オルゴールを持ったまま

固まっていました。

 

ソビエシュはナビエを見つながら、

時々、彼女は配偶者ではなく

ただの同僚のように思える

言いました。

ナビエが配偶者は

人生を共にする同僚でもあると

答えると

ソビエシュは

配偶者と同僚が同じなら

結婚する必要はないと言いました。

 

そして、疲れていると言って

ため息をつくと

部屋の外へ出て行きました。

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◇クイーンが来た◇

朝食を運んできた

ジュベール伯爵夫人にナビエは

ソビエシュの元へ

医者を送るように指示しました。

そして、

1人で朝食を取りましたが

食べ物の味を楽しむことが

できませんでした。

心の中がすっきりしないし

虚しいので

食事を取っているのかいないかも

わかりませんでした。

 

パンを半分くらい食べましたが、

このまま食べても

胃がもたれるだけだと思い、

フォークを置いて、

口直しにジュースを一口飲むと

窓の外に

見覚えのある金色の羽と紫の瞳を持つ

大きな体のハンサムな鳥がいることに

気が付きました。

クイーンがここにいるはずがないと

思いながらも

ナビエは窓を開けると

大きな鳥がよろめきながら

入って来ました。

やはりクイーンでした。

 

何かあったのか

クイーンの目頭が潤っていました。

そして、ナビエを慰めるかのように

翼を広げて

ナビエを包んでくれました。

ナビエの心の片隅が

ジーンとしました。

 

彼女がクイーンの額にキスをすると

いつものようにクイーンは

固まりました。

ナビエは、クイーンを膝に乗せて

抱きしめました。

そして

自分は、クイーンがいないと

生きていけないかもしれない。

クイーンが西王国へ帰ったら

どうしよう。

一緒に付いて行こうかと言うと、

クイーンは

ものすごいスピードで頷いたので

ナビエは笑いました。

 

ハインリ王子は

クイーンみたいなかわいい子を

どこから連れて来たのか。

自分もクイーンと同じ種類の鳥を

連れてこようか。

クイーンは弟ができたら

可愛がってくれるかと尋ねると

今度は、ものすごいスピードで

首をブンブン横に振るので

ナビエはお腹を抱えて笑いました。

 

そこへジュベール伯爵夫人が

息を切らしてやって来て

ナビエがクイーンを

抱いていることに驚き

たじろぎましたが

ソビエシュが倒れたことを

ナビエに伝えました。

 

ナビエは念のために

宮医を呼び寄せるようにと

ジュベール伯爵夫人に指示すると

クイーンを窓枠に下ろしました。

クイーンは

帰りたくなさそうでしたが

今のナビエは、クイーンと

遊んでいる場合ではないので、

クイーンに、

水を飲んで休んだら帰るように

言い聞かせ、

クイーンの額にキスをし

急いで部屋を出ました。

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◇金の要求◇ 

前日は遅い時間だからと言って

ロテシュ子爵を

追い返すのに成功しましたが

彼は、朝早くから

再びラスタを訪れたので 

彼女は気が滅入りました。

 

ロテシュ子爵は

再び貴族たちが

ラスタに会おうとしているのは

自分のおかげだと

言いました。

 

ラスタは、ロテシュ子爵ではなく

エルギ公爵のおかげだと言っても

彼は、エルギ公爵が

ラスタの味方になったのは

自分のおかげだと 

かましいことを言ったので

ラスタは苦笑いをしました。

そしてロテシュ子爵は

ラスタにお金を要求しました。

彼女は昔から

ロテシュ子爵が嫌いでしたが

今は最高に嫌だと思いました。

 

以前の彼女は

何も持っていなかったので

権力を持っている

ロテシュ子爵を嫌だと思う気持ちを

押し込めてきましたが

彼への恐怖心が収まると

抑え込んでいた感情が

表面に出てきました。

 

ラスタは、

エルギ公爵が現れるまで

ロテシュ子爵は

何の役にも立たなかったこと、

エルギ公爵は

自分が奴隷出身であることも

気にしないから

そのことで脅迫しないようにと

冷たく言いました。

 

ロテシュ子爵は

そんな話を信じるなんて

ラスタはまだまだだと

言ったので

彼女は彼を追い返そうとしました。

 

しかしロテシュ子爵は

口止め料はともかく

子供の養育費を出すのが筋だと言って

ラスタに100クルートを要求しました。

 

ラスタは宝石箱の中から

最も小さくて

みすぼらしい指輪を

3つ取り出して

ロテシュ子爵に差し出しました。

彼にあげるのは

もったいないと思いましたが

赤ちゃんの噂が流れるよりは

ましだと思いました。

 

ラスタは

彼が赤ちゃんを連れてくる前に

彼の領地へ行って

赤ちゃんのことを調べなければと

思いました。

もし偽者だとわかったら

ロテシュ子爵が何を話そうと

気が狂っていることに

すればよいと思いました。

 

ロテシュ子爵は帰り際に

ナビエとソビエシュが

別宮へ行っていることを指摘し

皇帝がラスタに飽きたら

すぐに追い出されるので

自分の助けを受けることについて

よく考えるように。

次はもっとましな態度を

期待すると言いました。

 

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◇病気を心配するよりも◇ 

数時間後に訪ねて来た

ラント男爵から

ソビエシュの具合が悪く

宮殿へ戻ってくるのが

遅れると話を聞いたラスタは

ますます不安になりました。

 

ラスタの顔が青白くなったので

ラント男爵は

大したことはないので

心配しないようにと言いました。

けれども、ラスタには

ラント男爵の言葉が

耳に入りませんでした。

 

本当に体調が悪くなったのか?

2人で一緒にいるうちに仲良くなって

もっと遊んで来ようと

しているのではないか。

体調が悪い時にそばにいれば

自然と気持ちも和らぐもの、

皇后が看病しているうちに

皇帝の気持ちが

ナビエに移るかもしれないと

ラスタは思いました。

彼女は別宮へ行きたいと

ラント男爵に訴えましたが

断られました。

 

翌日、ソビエシュの滞在が

1週間ほどになることを聞き

ラスタは、一層不安になりました。

 

自分が側室になる前も

皇帝と皇后はロマンティックな

関係ではなかった。

何年もそのように過ごしてきて

急に近づくはずがないと考えて、

気を静めようとしましたが

うまくいきませんでした。

 

ロテシュ子爵の脅迫と

赤ちゃんと

ナビエに対する不安で

ラスタの心は揺れていました。

 

ロテシュ子爵が来てから3日後、

元気のないラスタを

エルギ公爵は心配しました。

ラスタは、具合の悪い皇帝を

皇后が看病しているけれど

皇帝はラスタのことだけを

考えているから皇后が気の毒だと

言ったので、大笑いしました。

 

エルギ公爵は

皇后が再び皇帝に近づくのが

心配なら

自分が皇后を誘惑すると言いました。

ラスタは

しばらく瞬きをしていましたが

すぐに首を横に振りました。

 

そして、

皇后はずっと

良いものばかり見て生きてきたから

ごく普通の男性に惹かれると思う。

エルギ公爵は完璧すぎるから、

皇后に恋人を付けてあげるなら

もっと平凡な人が

いいのではないかと言いました。

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ラスタとキスをしていた

ソビエシュとキスをするのは

気持ち悪いと思った

ナビエ様の気持ちが

すごくよくわかります。

けれども、男性は

そのような女性の感情を

理解し辛いのではないかと

思います。

 

それでも、ソビエシュが

ナビエ様を

ただの同僚に思えると言わないで

なぜ彼女がキスを拒んだのか

その理由を少しでも

考えてあげれば良かったのにと

思います。 

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