2023-01-01から1年間の記事一覧
123話 麗奈と智彦は山の頂上に到着しました。 自分たちはやり遂げたと、 智彦は叫び、万歳をすると、麗奈も、 自分たちはやり遂げたと 喜びました。 智彦は、 これから子供たちに ビデオ通話をしようかと提案すると 麗奈も賛成しました。 彼らから ビデオ通…
530話 ラティルが馬に付けようとした名前を持つレッサーパンダに会い、ラティルは驚きました。 ◇助けに来たよ!◇ 疑わしいことがあれば、 直接聞いてみるのが良いと 考えたラティルは、 もがいてるクリムゾンに もしかして、ガーゴイルなのかと 尋ねました。…
529話 前を歩いていたラティルが、あっという間に姿を消してしまいました。 ◇信頼◇ 一行は、慌てて辺りを見回しましたが すでにラティルの気配さえ ありませんでした。 罠だろうかと、 ラナムンは呟きながら、 ラティルが通り過ぎた場所へ 行きましたが、 彼…
119話 ルーはキアナがくれた本をカルロイに貸しましたが・・・ カルロイは本を読んでみましたが これほどまでに下品で反社会的で、 公序良俗を害する本が存在することに ショックを受けました。 なぜリリアンが これを自分にくれたのかと当惑し、 リリアンは…
528話 アニャドミスは、対抗者の魂と同じ顔の青年が誰なのか、彼に尋ねましたが・・・ ◇一卵性双生児◇ 青年はアニャドミスの質問に答えず、 部屋の中に入ると、 アニャドミスが彼の私物に 手を出していないか調べるかのように キョロキョロしただけでした。 …
527話 侍従長は、ラティルとラナムンが一緒にクラインを助けに行くことに反対しました。 ◇侍従長の説得◇ ラティルは 何と言えばいいのか分からず、 混乱しました。 ラナムンが、 いくら絶世の美男子だとしても、 心優しい妻と子供たちのいる 侍従長まで、彼…
526話 ゲスターが、クラインのいる場所をなかなか話さなかった理由は? ◇ドミスの作った地下牢◇ ようやくゲスターは、 クラインが、ドミスが作った地下牢に 閉じ込められていると話しました。 ラティルは、 アニャドミスではなく ドミスなのかと尋ねました。…
525話 ギルゴールはラティルに、何か怖いものでも見ているのかと尋ねました。 ◇指輪◇ ラティルは唾を飲み込みました 。 彼が内部の敵かもしれないと 思っていたなんて言えないし、 黙っていることもできませんでした。 ギルゴールは、 自分の心臓の音を聞い…
524話 ギルゴールが訪れた場所にやって来たのは・・・ ◇魂の召喚◇ アニャドミスは、 くすんだ暗い赤色の岩を 見回しながら、 ここはどこなのかと尋ねました。 議長は、最初の対抗者に 力を借りるとか言っていたので 緊張しながら付いて来たけれど、 到着した…
523話 ラティルは黒林の暗殺者にエイレナを見張らせていましたが・・・ ◇ゲスターの疑問◇ 翌日、ラティルはタッシールを訪ね、 エイレナに付けておいた黒林暗殺者を 呼び戻すよう指示しました。 約1時間後、 今回の任務を指揮する暗殺者が 代表でやって来ま…
122話 璃香は子供を連れて刑務所にいる恵美を訪ねました。 刑務所の面会室で 泣き叫ぶ子供に、璃香は、 もうすぐ、 おばあちゃんが来るので、 もう泣かないでと あやしていると、 刑務官に連れられて 恵美がやって来ました。 恵美は璃香に会うなり、 まだ、…
522話 エイレナに化けてやって来たアニャドミスを、ラティルは即座に見破りましたが・・・ ◇なぜ、分かったの?◇ ラティルは、一瞬戸惑いました。 前回は、エイレナ本人だったのに なぜ今回は、エイレナの姿をした アニャドミスなのか。 二人は協力関係なの…
521話 ギルゴールは恐ろしいものを見たと言って震えていますが・・・ ◇本当に生きている?◇ あのギルゴールが 恐ろしいものを見たと言って震え、 しかも、それが、自分の子供、 いや、自分たちの子供だなんて、 ラティルは驚きました。 そして、自分たちの子…
520話 議長に腕を折られたギルゴールと彼に怪我をさせられた議長は、どうなったのでしょうか? ◇見られた顔◇ 身体が、クモの巣のように なってしまったという青年の言葉に、 議長は横になったまま、 目をパチパチさせ、 それはどういう意味かと尋ねました。 …
519話 ギルゴールは、雪のように白い神殿にいる議長に会いにやって来ました。 ◇ローブをかぶった人◇ 議長は目を少し大きく開いて ギルゴールを見ると、 信じられないといった声で、 ギルゴールの名を呼びました。 そして、なぜギルゴールが ここにいるのかと…
518話 ラティルは、子供の悲鳴が聞こえた方へ走って行きました。 ◇激しい怒り◇ 闇を突き抜けて階段を疾走すると、 速いスピードで先に飛んで行く、 怪物の後ろ姿が見えました。 それは尻尾のついたボールのような 真っ黒な怪物でした。 その怪物が口を開けて…
517話 一方、ラティルと別れたサーナット卿は・・・ ◇変化◇ サーナット卿が怪物の首に向かって 最後の一撃を放つと、 そこから飛び散った血で、 再び全身が濡れました。 地面に着地したサーナット卿は ハンカチを取り出して、 顔に付いた血だけを かろうじて…
516話 空から怪物が降って来て、首都の家々を押し潰しています。 ◇怪物の襲撃◇ ラティルが、突然、城壁から 飛び降りようとすると、 メラディムは慌てて彼女を捕まえ、 落ち着くように。 ここから飛び降りたら死ぬと 叫びました。 ラティルは、 しかし、私の…
118話 カルロイがルーにべったり張り付いているのでルーは困惑しています。 ルーはカルロイに、 人が見ている所では、 少し、自制しなければ ならないのではないかと 忠告しました。 しかし、カルロイは断り、 彼女の耳元に口を近づけ、 自分は、リリアンの…
515話 ラティルはサーナット卿に、子供が持てるかと聞きましたが・・・ ◇やはりダメ◇ 子供と聞いて、 サーナット卿の目は とても大きくなりました。 ラティルは、 子供がいなければならないと思うと 呟きました。 後継者がいなければ、 他の皇族に皇位継承権…
121話 幸せな毎日を送る麗奈、一方、璃香は・・・ 食卓を囲んでいる中田家。 子供をおぶっている璃香を、 碧人の母親は怖い顔をして、 こちらへ来いと呼ぶと、 器を璃香に渡し、 食べてみるよう指示しました。 璃香が、その理由を尋ねると、 母親は、 璃香は…
514話 怪物を退治したラティルは、宮殿に戻りました。 ◇衝撃◇ ラティルは、 すぐにゲスターを呼ぶと、 ネズミの穴くらいの 小さな入り口を利用して、 前にタナサンの国境の村でやったように そこにつながっている地下通路を すべて塞ぐことができるかと 尋ね…
513話 クラインが泊まっている旅館に現れた、あの女とは? ◇見えない怪物◇ アクシアンはクラインに どうしたのかと、慌てて尋ねました。 クラインは、 先ほど入ってきた赤毛の女性を指差し、 あの女だと答えました。 アクシアンは扉を見つめましたが、 全く…
512話 突然現われた、ポリス皇子の従姉のエイレナはトゥーラに近づいています。 ◇命令できるのは自分だけ◇ トゥーラの目の前まで 近づいて来た女性は、 彼が抱いているカバンを指差しながら それは何かと尋ねました。 トゥーラはビクッとしましたが、 平気な…
511話 夜遅くに、トゥーリを連れずに1人で歩いているゲスターをネイトンは怪しんでいます。 ◇ゲスターは怪しい◇ ネイトンは、体系的に武術を 学んだわけではないけれど、 生まれつき、 身体を使うのが得意だったし 宮殿で働いていると 足音を殺して歩くこと…
510話 ネイトンはロルド宰相の企みについて、ラティルに告げ口しました。 ◇怪しい使用人◇ 力を合わせなければならない時期に 対抗者のラナムンを攻撃するよう 指示するなんて、 ロルド宰相はひどすぎると、 ラティルは舌打ちしました。 ロルド宰相とアトラク…
120話 智彦は育休を取得した後、出勤しましたが・・・ 栄治は、智彦が育休から復帰後、 数カ月も経っていないのに もう1年休むと言い出したので 驚きました。 しかし、智彦は、 自分の考えが間違っていた。 双子だから、2年取得すべきだったのに 1年しか…
509話 ラティルはアニャに、頭のおかしな幸せな人に転生してよかったねと言われましたが・・・ ◇たくさんの肖像画◇ ラティルは、今、アニャが 自分に悪口を言ったようだと 不機嫌そうに呟きました。 アニャは面倒くさそうな表情で それなりに言語を単純化し…
117話 クロイタンへ向かう船の中で、ルーはカルロイの好きなものと嫌いなものについて尋ねました。 カルロイは、 好きなものは特にないと答えました。 彼の幼い頃、 周りの人たちは皆同じように、 自分が持っているものが 一番貴重で良いものだと 口を揃えて…
508話 ラナムンとアイニが話をしているのを見て、ラティルは思わずサーナット卿の手を握ってしまいました。 ◇ラナムン vs.サーナット卿 ラナムンとアイニは、 順番にラティルに挨拶しましたが、 二人の視線は、 ラティルとサーナット卿の手に 注がれていまし…